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今日の佐賀新聞を読んでいたら「論説」が目にとまりました。
「唐津市長の政治献金問題」です。
読者が選ぶ県内のニュースの候補に二つもリストアップされていると伝えています。
「不正入札問題で、市部長らが逮捕」「坂井市長の不適切な献金・寄附の発覚」です。
不正入札事件は、裁判も終わり刑も確定しましたが、坂井市長の「カネ」問題は、市民団体が、地検と県警に告発しています。また、政治倫理審査会の開催を求め署名運動をおこなっているところです。
坂井市長は、責任を認めながらも「迂回献金」については「違法性の認識はなかった」と繰り返しています。
「法律を熟知していなかった」といいながら、9月に配られた後援会の会費継続のお願いでは、「個人会員は育てる会へ。法人会員は、自民党支部へ」と振込先を「指示」しています。「法律を熟知」していたとしか考えられません。
しかも、9月1日に浜玉市民センター内では、定例の駐在委員会が終わった直後、「区長会」に変え、坂井市長後援会の役員が入室し、駐在員が区長の立場で地区の役員なった名簿が配られたと報じられました。
論説では、「政治風土がなれ合いを生んだ」と指摘しています。
私も、「生産組合長になって●●候補の選挙運動」に呼び出された経験があります。
また、「曳山を曳くものは●●候補を応援するように」と言われたとの話しを聞いたことがあります。
事実、昨年暮の衆院選では、自民党候補の応援のために曳山関係者も参加した「ちょうちん行列」をしました。
このような、公私混同を平気でおこなう「なれ合い政治風土」を正す必要があります。
「法律に疎かった」で、言い逃れしようとする坂井市長の「政治姿勢」に市民は怒っているのです。
それに、議会がどのように対応するか問われています。
論説では、「議員が主体性を持って調査解明する気概が欲しい」と結んでいます。
このように議員の責任が益々重要になってきました。
今日から4日間、一般質問がおこなわれます。
私は、明日の午後からの予定です。
当然、市長の政治とカネの問題を取り上げます。