昨日は、午後から「後川内のこども浮立」に呼ばれて行ってきました。
50数世帯の農村の集落ですが、農業後継者も多く元気のある集落です。
伝統芸能を継承するのは大変な地域のみなさんの努力が要ります。
加えて、子どもなど人材も必要です。
ここでは、父から子へ。子から孫へと伝承されています。
演舞が終わってからの懇親会でも、笛の吹き方や演舞の品などをお互いに話し合っている姿は熱いものを感じました。
伝統芸能を継承するには、均等的な世代間が必要だということも感じました。
そのためには、農家に後継者が育つ環境が大切です。
地方創生といいながら、TPP協定を結んで安い農産物を輸入すれば農業はやっていけません。
後継者がいなければ子どもも減少し、伝統芸能は継承できません。
ある農村では、市からの補助金をもらって曳山の格納庫をつくったけれど、「今年は人手不足で祭りが出来るだろうか」「祭りが出来なければ補助金の返還もあるのでは」と真顔で話されているといいます。
伝統芸能が何時までも続く世の中でありたいものです。