権力者(市長)が恣意によるのではなく法(条例)に従って権力を行使されることが「立憲主義」であります。
しかし坂井市長は、自らが定めた政治倫理条例に、「条例に違(たが)っているかもしれない」と条例違反を承知のうえで、政倫審に出席しない態度です。
「警察の捜査に影響が及ぶ」との理由を挙げ出席を拒んでいますが、それも市長は「例外規定はない」と欠席の理由にならないことを認めています。
市長を支える女房役である副市長が二人もいるのに諭す事さえできずにいます。
こんな状態を放置すれば、唐津市政は「無法状態」になり、市民の信頼はなくなります。
「行政と議会は車の両輪」という言葉がありますが、行政が機能しないときは、条例をつくった議会として、市長の態度を諭す毅然とした態度で臨む必要があります。
今こそ、議会の出番です。