昨日は、一般質問で「坂井市長の政治姿勢」を追及しました。
坂井市長は、自らつくった政治倫理条例に反して自らが捜査対象となっていることを理由に政倫審への出席を拒み続けました。
この事は、条例のうえに自分を置く傲慢な姿勢と言わなければなりません。
私は、「信頼回復は法令遵守からはじまる」と繰り返し求めました。
条例では、市長の責務として「政治倫理に反する疑惑をもたれたときは、その疑惑を解明し、責任を明らかにするようにしなければならない」(第2条)と定めています。
市長の協力義務で「審査会が調査審議に必要があると認めたときは、調査に必要な資料を提出し、又は出席し意見を述べなければならない」(第6条)と定めています。
坂井市長は、「出席しなければならないこと」は認めたものの「どう捜査に影響するかわからない」と自らに及ぶ捜査の方が気になるのか出席を拒み続けました。
こんな事がでは、「条例の安定性は崩れ」信頼をなくすことになります。
いま求められているのは、「政治への信頼」です。
そこを守れなかった桝添都知事は、辞職の道を選びましたが、坂井市長は「全身全霊市政運営に邁進する」と居座っています。
坂井市長は「条例を自分の都合の良いように解釈」しています。
安倍首相が「集団的自衛権は憲法違反」という解釈を180度変更したのと同じで、まさに「唐津市政を独裁政治がかっ歩」しているようなものです。
市長を支える2人の副市長も情けなかった。
市長の暴走をいさめ、正しい方向(政治の信頼)へ導くのが役割なのですが、「捜査が合っている状況では文書回答もやむを得ない」と市長に同調する答弁でした。
坂井市長のナンバー3が2人も逮捕される事件が発生し、「再発防止策」二度つくりました。そのなかには「法令遵守」「公益通報制度」が盛り込まれました。
坂井市長自ら条例違反と知りながら守らず、それをたしなめる職員もいないようでは市政の信頼回復はほど遠いようです。