安倍自公政権は11、「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。
原子力発電を「重要なベースロード電源」と位置付け、将来的に原発稼働を継続させる方針を明記したものです。
福島原発事故の原因も解明されない中で、しかも、いまだに14万人もの「放射能避難」をしているなかでの決定は断じて許せません。
「ベース電源」というのは、新たな原発建設を容認するもの、永久に原発に依存する姿勢を示したことになります。これこそ、「安全神話」の再来です。
私がもう一つ強調したいのは、「公約違反だ」ということです。
自民党は、2012年の総選挙で「原子力に依存しないでよい経済・社会」
公明党は、「可能な限り速やかに原発ゼロ」と国民に公約
自公両党の政権合意は、「可能な限り原発依存度を減らす」だったのです。
このことが、一片の説明もしなままの180度の変節したということです。
原発は、「コストが安く、供給が安定している」ことをあげていますが、これも福島原発の教訓をくみ取っていないことになります。
事故処理の費用を見れば「究極の高コスト」です。それに、「核のゴミ処理」が加わります。さらに、いったん事故が起きれば一気に大電力がなくなる「最大の不安定電源」です。
福島の原発事故は、人類と原発は共存できないことを示しています。
「原発ゼロ」を多くの国民は望んでいます。
昨日は、11時から「玄海原発再稼働NO!」アクション行動に参加しました。