フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

しばらく落ちてました・・・

2007年12月09日 | 極めて日常茶飯事
 しばらくネット落ちしておりました・・・。2週間ぶりの復帰(?)です。
 幸田にしてはめずらしく(^^;)仕事に追いつめられておりまして。加えて家のリフォームの打ち合わせなど私的にもゴタゴタとしておりました。
 今週は予定がずれて作業が重なるわ、アルバイトは掴まらないわで、人の私は、退職のため有休消化に入ったばかりの後輩を呼び出して「有休1日取り消せ」と働かせたのでした・・・。鬼だ・・・つい先日、新聞の占いコーナーに「3月生まれ:自分の都合で他人を使うな」というようなことが載っていて、「そうね・・・。よくやるもんね私(←おい)。自分でなんとかしなきゃ」と決心したばかりだとゆーのに、早速破ってしまった。
 そうして他の同僚にも協力してもらったりしてなんとか発送までこぎつけ、「あとはよろしく~」と東京へ研修に旅立ったのであった。本当はホテルに18:00集合だったので、15時過ぎの新幹線でも間に合ったのだが、東京の中古同人誌店に行きたかった私は、13時に会社を出てしまった。反省の色なし!
 目的は70年代の少女マンガ雑誌を手に入れることだったのだが、ジャンプはあっても少女マンガは全然なくて(ウン年前は結構あったのにな~)、しょーがないので「おお振り」本を漁る。げっ、イベントで買うより高い値段ついてるよ?さすが人気ジャンル・・・。合計8400円也。くそう
 で、金曜に帰ってきた私は、予想通りニャンコたちの荒らしまわった我が家とご対面。食べ過ぎたのか(キャットフードを多めに置いていくので・・・)、吐いたあとが4ヶ所、ストレスで床にオシッコしたあとが3ヶ所。ううう・・・荷物を片付ける間も、夕ご飯を食べる間もなく、ひたすら掃除だ。悲しい・・・。早く猫用個室を作らねば。
 そう、そのニャンコのためのリフォーム。結局S社に決定。決め手はMホームができないと言った私の希望をやってくれることと(ちゃんと実際に工事をする大工さんとやって来て、検討してくれた)、対応の早さだ。見積もりははっきり言って差がない。値引きしてくれなきゃMホームより高かったくらいだ。しかしその2点は大きかった。
 Mホームはリフォームの実例とかの載った顧客向け雑誌を送ってくるが、金持ちの顧客が多いせいか、いつも1千万以上の工事だ・・・。800万より下の金額など見たことがない。しかし私は一部だけなので、上限200万で予定している。なのではっきり言ってどうでもいい客なんだろーな、と思わせる対応の遅さで、最初から不信感が大きかったのだ。
 最初にMホームに連絡をとったのが6月下旬。結局営業の予定が埋まっていて、初めて会ったのが7月14日。そのときに希望を述べ、工事的に法律的に無理なものは仕方ないので、優先順位をつけた上でプランを依頼した。それから次に連絡が来たのが8月。土日は予定がなかなか空かないから、よければ某ホテルでやるリフォームセミナーのあとの個別相談会で打ち合わせしたいが、というので、9月1日にそこで会った。そのときに建築士が図面を見せて説明したのが、第一希望のロフト&小屋裏改造は、ロフトが大規模工事になって金額も最低これこれかかるが、というので、じゃあ、最低これだけしてくれと言った部分でいい、と回答したが、その時点ではそれだけのプランは作っていなかった。じゃあベランダの件は?と訊くと、ベランダの話は聞いていないという。おい、私の希望、営業は設計にちゃんと全部伝えてないのか?しかも優先順位つけて、ロフトが無理なら小屋裏だけでもOK、それとは別についでにベランダの拡張が法律的に問題ないか、いくらくらいかかるかも検討してくれって言ったよな?なんでひと月半も時間あったのに「できません」の話だけ?これだけ時間かけたなら、当然小屋裏だけのプランも持ってきてしかるべきじゃないか?しかもベランダの話聞いてないとはどういうこと?
 この時点で私の心証は最悪だったが、なんと言っても我が家の細かい図面も耐震計算の情報も持っているMホームなので、最終的にちゃんとしたのが予算内でできてくればいいか、と我慢した。
 3回目の打ち合わせは、11月3日。・・・また2ヶ月も経ってるよ・・・営業とプランナーがうちにやって来て、小屋裏のみのプランを持ってきた。壁をぶち抜くリビングの壁と天井の壁紙を全部張り替え、出入りはロフト用はしご、となっていた。はしごが邪魔なので、折りたたんだり収納できるものをつけられないのかと聞いたが、強度的に問題があるので折りたたみの物はだめだという。私としてはよく見かける天井収納はしごがつけられないかと思ったのだが、リビングから出入りするには天井部分がないし、廊下の天井に付けたら猫も廊下に出てしまうことになるので絶対だめ、ということでボツになった。
 4回目、11月18日。前回のプランに修正を加えたものを持ってきてもらったが、前回に引き続きどうにも予算オーバー。私は壁紙総張り替えのところを、多少切り張りになってもいいから、建てた時に余った壁紙が保管してあるので、剥がす部分を最低限に抑えるよう慎重に工事してもらえないか、どうしても接続がうまくいかないところはボーダー柄の壁紙を張ってアクセントにして誤魔化して、と提案。これと、フローリング張替えをやめ、別の業者から見積もりをとっておいたフローリングのコーティングで済ます、と申し出た。そしたら「無垢フローリングなので、表面を1ミリ以下削ってある程度綺麗にすることは可能だし、うちにも似たようなコーティング剤があったと思うので、うちでもやれます」と言い出した。・・・おい?予算オーバーしてるの知ってるよな?前回だったか、フローリングの表面だけなんとかする方法はないのかって訊いたら、段差がない床なので、貼り付けると幅木におさまらないからできませんって答えたよな?そのときに削ることが可能なこと知っていたら、なんでコーティングを提案しない?ふざけんなよ?
 実は私はコーティングの業者の他に、同時にS社に連絡をとっていた。11月11日にメールを送り、15日にアポの連絡が入り、17日に行きたいと言ったのを私の都合で23日にしてもらっていたのだ。なので、私の提案によりコーティングを除く工事の見積もりが47万も下がって、十分予算に収まったものの、契約は保留にした。
 23日にやってきたS社には最初から小屋裏だけのプランを依頼した。S社は私が言わないうちに「上から下ろすはしごがいいですよねー。邪魔ですもんねー」と言ってくれたので、部屋の一部がコの字にへこんでいる部分が使えないかと申し出た。「Mホームは天井がないからできないって言ったんですけど」「そうですか?3方壁があるからそこに固定すればいけると思いますけど」「この壁に強度がないそうです」「うーん、どれどれ」と彼は垂れ壁を叩いたり、小屋裏に上って、「いや、ここに梁をはればできると思いますよ。この上に柱が出っ張るとうっとおしいですか?」「どうせ料理するときしか立たない場所ですので、構いません」「じゃあ、大工にも確認してもらいましょう」と、27日の夜、大工さんと再訪してくれた。結局大工さんと2人で検討してくれ、「ここまで出っ張りますが?」というのにOKを出したところ、12月3日に見積もりを出してくれた。それでMホームに、S社はこういう工事でやるって言っているがそちらでは同様の工事ができるかと訊いたら、「S社とうちでは構造の基準が違うので、うちではやれない」と言う返事だったので、S社に決定したわけだ。
 S社の連絡をとってから見積もりを出してくれるまでの期間は23日。3ヶ月以上かかったMホームとはえらい違いだ・・・。そして何より、小屋裏に実際に入って確認したのがMホームは営業だけなのに(建築士の方は、うちに来ても実際の現場に入ろうとしなかった。確かに設計書持ってるんだろうけど、施主用とはいえ、S社にも設計書渡したからほとんど条件変わらないでしょー)、S社は営業兼建築士の人と大工さんが懐中電灯持って小屋裏に上って確認していたし、実際に工事する大工さんを呼んだり、フットワークが軽いところが気に入りました。Mホームは実にやることが丁寧で、ちゃんとCADの図面だったり、木材1本1本まで記載された見積もりだったり、打ち合わせ記録を毎回くれたり、と細かいけど、自分からの提案力や工夫がない。S社は図面は手書きで、見積もりも○○工事計××円、と大雑把(多分積算はしてるんだろうけど)なもの出してきたけど、できません、じゃなくてこうしたらいい、と工夫してくれる。Mホームは最初からすべての材料を加工して持ってきて、その場で組み立てる方式だが、S社は現場で大工さんが加工することが多いと推測される。どちらがいいかは一長一短だが、決め手は最後には、信頼できるかどうか、こちらを客として大切にしてくれるかどうかの姿勢、うちでやってほしいという熱意でしたね・・・。