フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

今日もチラ見せしてたよ

2010年05月23日 | オタクな日々
 今日は朝から雨なので眠い・・・(雨のせいにするな)
 昨日は「The Music Man」というミュージカルを姉と観に行きました。姉は前に私がいつも1人でTMRのライブに行っているというのを知って、「なんで私の分も買ってくれない?!」とぶーぶー言っていたので、タカノリ出演のこのミュージカルのチケットを買って「何月何日に行くから予定空けといて。あと金払って」とメールしたら、「人の都合を聞いてよ。あと高い」と返してきた。幸田にうかつに頼んではいけない・・・。頼み事は条件を細かく指示しよう。でないと有無をいわさず強制執行
 席は前の方だったんだけど壁際の斜め横に椅子が並ぶボックス席で、観るのに常に体を斜めに向けていなくてはならなかったので、腰が痛くなってしまった・・・苦っ
 さて、タカノリは、音楽教授という触れ込みで楽器や楽譜やバンドの制服を売りつけて、楽器の指導をさせられる前に逃げ出すという詐欺師の役。・・・前に出たミュージカルも、大ボラ吹きまくって女の子に取り入って出世するという調子のいい男の役だったよな・・・
 タカノリの歌い方はいわゆるミュージカルの歌い方とは全然違うので、ヒロイン役とかけあいつつ合唱になるところは結構合わせるよう気をつけてる感じがしました(笑)それ以外のソロはやや抑え気味だけどやっぱりタカノリ節ドスがきいてて(お前の表現はおかしいだろっ、とセルフツッコミ)声量あります。
 そしてキザな仕種がやっぱりタカノリ。衣装のベストとか上着の裏地が派手な色使いなのを、わざとチラチラ見せまくる。もう癖になっちゃってるのかなー(爆。タカノリはライブのとき上着の前を開いてみせるという仕種をよくやるんですなー。それが高じると脱いじゃう)演出家が止めてないところを見ると、サギを働いた町々で必ず女性といい仲になって、しかも誰一人恨んでいないでいまだに彼をかばったり想ってたりするという、格好良くて口がうまくて、でもかわいいモテ男のキャラとしてOKということなのかな。
 ときどき女性陣がタカノリに合わせてスカートの下で脚を曲げてダンスやからみをしていました・・・身長、私と同じくらいだもんねー。たいていの女優は彼より背が高いキスシーンが結構苦しいぜ!そしておしゃべりなおばちゃんたちに囲まれるシーンでは埋もれていた・・・昔の悪仲間の男性と踊るときの方が逆に背の低さが気にならないんだよねー。(悪仲間のマーセラスはブレイクダンスがかっこよかった!場内おおっとどよめき&拍手でした)
 最後は結構ジーンとしたりして。一旦幕が下りたあと、出演者全員でマーチングバンドとなって演奏。猛練習したんだろうなーと涙を誘われますタカノリは先頭でバトン振る人(なんて言うの?)。白い制服姿がかわゆいです
 アフタートークショーもあったりして、12時半開演で終了したのはほぼ16時。このあと17時から2回目公演とはハードだな・・・。いやはや、久しぶりに健全にタカノリを補給した日でしたよ!
 

coming and going letter-4-

2010年05月23日 | テガミバチ関連

注意!!
①これはいわゆるボーイズラブというジャンルの女性向け小説であり、同性間の恋愛を扱っており、性的表現を含みます。このジャンルに興味のない方、そのような内容を苦手とする方はお読みにならないよう願います。
②テ○ミバチ「サンダーランドJr.Xゴーシュ」です。このカップリングやゴーシュ受が苦手な方はご遠慮ください。
③設定については大部分捏造しております。くれぐれも信じないように!(笑)
④文章の一部は、うっかり目に入らないよう反転させることがあります。反転箇所は携帯からは読めません。ご了承ください。

  
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 店を出ると、先に出ていたスエードが少し困ったような笑みを浮かべて待っていた。
「すみません、ごちそうになってしまって」
「構わないよ。私が誘ったのだから」
 私につきあって一杯だけ飲んだはちみつ酒のせいで、スエードの白いはずの頬はりんごのように紅潮している。目も少しトロンとして、酔ってしまったようだ。大丈夫だとは思うが、家まで送り届けることにした。ここでさよならしてしまうには、別れ難くもあった。
 彼の腕をとり、ゆっくりと来た道を戻る。もう明かりの消えた時計屋の前を通り過ぎたところで、スエードは突然立ち止まった。
「スエード?どうした?」
「……方向が…違います。博士の家は、さっきの角を曲がった方でしょう?」
「あ、ああ。君を送っていこうと思って」
「え……?」
 彼は目を見開いて、傷ついたような目で私を見つめた。
「……ぼくはまだ、帰りたくありません。あなたといたいです。……迷惑ですか?」
「……ゴーシュ……」
 私はしばらく、その場で呆けていたらしい。我に返って、繁華街からは離れているとはいえ、人通りがないわけではない道端だということに気づいた私は、彼の手を引いて横道の陰に入った。
「…その……ゴーシュ・スエード……」
「はい」
「私は君が好きだ。友人や仕事仲間としてだけでなく、その……」
 長い間知られないようにと悩んでいたことを、あっさりと口にしてしまい、言ってから冷や汗が噴き出た。しかし今さら言った言葉は引っ込められない。
「知っています。……今日、やっと知ることができました」
「だったら……あまり私の理性を試すようなことを言わないでくれ。君に不快な思いをさせたくないんだ」
「不快……?なにを、どうしてぼくが不快だなんて思うんです」
 彼のまなじりがきつく上がる。射るような、揺らがない強いまなざし。そうだ、彼は今や「テガミバチ」のエース、テガミの配達率トップ、鎧虫殲滅率もトップの男なのだ。その顔を私に見せたことはなかったが。
「あなたは……ぼくを何もわからないこどもだと思ってらっしゃるんですか」
 そう言う彼の頬はまだ少年の柔らかな線を描いていて、そのひたむきで変化を恐れないまなざしも、彼はまだ本当に若いのだと思い──そう思う自分だからこそ、もう若くないのだと思い知らされる。
「そういう意味じゃない……。私は聖人君子じゃないから、君の望まないことをしないでいられる自信がない」
「望まないことって……」
 泣きそうに顔を歪め、彼は目を伏せた。
「……ぼくからお願いすればいいんですか……」
 横を向いた頬の赤みが増す。
「ぼくと……寝てくださいって……」
「ゴ……」
 私はひどくうろたえてしまい、その自分の狼狽ぶりを笑いたいくらい滑稽に思いつつ、激しく突き上げてきた欲情に押され、彼を抱きしめていた。


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 どこで切ろうか悩んだら、やけに細切れになってしまっているなあ・・・と今頃になって気づきました。ううむ、週刊マンガ雑誌のようだ・・・

 この話には全く関係ない、役に立たない人物(?)解説。
 ステーキ・・・(また人物じゃないじゃないかーっ)ニッチの携帯非常食料。ニッチに食べられることを使命と思い、誇りにしている・・・ので、「うまそう」が褒め言葉。フライパンで焼かれてはあはあしてるドMな生物。てゆーか2度も焼かれたことがあるが毛がチリチリになっただけ。丈夫だな(面の皮が厚いのだろうか)。しかも焼かれながらぐうぐう寝ていた。不感症のドMって・・・