本日21日目のムギの体重は582g。前回計ったのが11日目の450gだったから、10日で130g以上の増加。やはり3割増しくらいか。スゲエ。私が10日ごとに3割増ししたら・・・1か月で100キロぐらいの体重になっちゃう計算。(こらこら!現体重を計算するんじゃない!)
(寝顔もちょっと大人っぽくなったような・・・?)
さて、平日5日間を動物病院で預けたため、私としては安心して会社に行けた。なぜなら病院で預かってくれている限り、その間にウンチをさせてくれるからだ。私が朝や夜させようとしても出してくれなくて、終いにはオシッコすらいやがって逃げる始末で、ほとほと困り果てていたからだ。
7月17日より梅雨明けと同時に幸田は長期休暇に突入。これからは朝から晩まで私が面倒をみなければいけない。この休みの間の私の目標は、①離乳食の開始②トイレのしつけだ。
最初に猫を飼い始めたとき、生後50日くらいの仔猫だったのだが、トイレもできてエサも大人のドライフードを食べていたので、ムギも拾ったのが生後2週間くらいとすれば、8月に入る頃にはぎりぎりできるようになっているんじゃないかという目論見である。・・・まあ、捕らぬ狸の皮算用ともいうが・・・。
17日(18日目)はいつも通り。昨日は病院だったので、ウンチをしてくれなくてもまあ1日目だからよしとしよう、とアバウトである。病院側も「うまくウンチができない」ことは気がついてくれていて、出なかったら2、3日ごとに浣腸させに連れてくるようにと指示されているのだ。
昨日までのグズグズの天気が嘘のようにピーカン。気温はうなぎ上り。兄が帰ったあとは本格的にクーラーを入れ始める。クーラーは猫の体に良くないのかどうか、よくわからん・・・。猫はコタツで丸くなるというが、猫の先祖はそもそも沙漠生まれじゃないのか・・・。しかし、犬みたいに舌出して体温調節とかはしないから、やっぱクーラー入れて正解なのだろうか・・・?まあ、昔の日本家屋ならともかく、高気密の現代家屋である。夏はサウナかというほど暑い(アパートのせいで窓開けっ放しができないせいというのもある)から、いくら沙漠生まれの猫でも、耐えられるもんじゃないよなー(私は扇風機に当たりっぱなしでイケます)。
先週、ムギが床にオシッコしたところは拭いて、ペットシーツを敷いたら、今度はなんと、大人猫の水とエサを置くトレイ(ホントは犬のトイレ用に、ペットシーツを挟むようになってるヤツ。でもうちはエサや水をこぼしたときでも床が汚れないようにするため、そこに置いている)の上に2回小、1回大をした。これはイカン、とムギにミルクをやったあと、マッサージしてもオシッコをしなかったので見張っていて、またしようとしたときにすばやく持ち上げ、猫砂のトイレに下ろす。もうする寸前だったのでそこでオシッコをした。「よしよし、これを2、3回繰り返せば憶えてくれるかな?」と思ったのだが・・・なんということか、以後、ムギはマッサージでチョロっと出すこともあるがほとんどしてくれず、トレイの上でもしようとしなくなってしまった!ミルク飲んだらするだろうとか、我慢できなくなったらどこかではするだろうとか思ったのだが、どういうわけだかちーともしない。普通猫って本能的に砂の上に置かれると砂掻きしたりオシッコしたりするよな?と適当な時間にトイレの中に置いてみるのだが、どうも砂の動く感触が嫌らしく、大慌てでトイレの上によじのぼり、足が砂につかないようにしながら脱出してしまうのだ!
「ま・・・まさかムギ、お前も『床トイレ猫』なのか・・・?!」
私はばったり倒れた・・・。
説明しよう!猫には砂の上でトイレをする「砂トイレ猫」と、つるつるの床の上でしかしない、およそ猫の本能に反する「床トイレ猫」が存在するのだ!(注※命名by幸田。うちのコータが「床トイレ猫」なのだ・・・)この「床トイレ猫」は、とにかく砂の感触が嫌い。普通は砂に大小をしたあと手で砂を掻いて痕跡を隠すものだが、それをせず、なぜか壁や床などつるつるしたところを手を掻くため、壁や床が爪で傷だらけになる上に、そもそもめったに砂の上ではしてくれない・・・。トイレがあるのにその周辺の床の上でするのだ!しかし床の上でするとオシッコが流れて手足が濡れるのが嫌らしく(じゃあ砂でしろよ)、器用に後方へ飛ばすのだ!おかげで床どころか壁までオシッコまみれにされるという、飼い主にとっては悪夢のような習癖の猫だ
ムギは朝5時半から6時くらいに起きてミルクを要求(寝ている私の腕や顔に口を押し付けてくる)するようになっていたので、それまでは放っておいても大丈夫と判断し、この夜から私は自分の寝室で寝ることにした。いい加減、放っておかれた老猫の機嫌を取らねば・・・。
私の経験では、基本的に猫はじゃれたりコミュニケーションに噛むという行動を使う。しかしこれはきょうだいや親によって自分もやられて「痛い」から「噛むとけんかになる」ことを覚えていくのだろうが、あいにく私が噛み返すわけにもいかない。他の大人猫はすでに「噛んじゃダメ」が行き届いているせいか、ムギにじゃれかかられるとむしろ猫パンチで応酬するか、ウザそうに逃げるので、あまり教育的指導がされない・・・。おかげさまで現在のムギは何をするにもガブリガブリと私に噛み付く。
猫の躾け本を読むと必ず「大きな声を出して驚かせ、いけないことだと覚えさせる」と書いてあるが、うちの猫でそれで躾ができたためしがない・・・(私がなめられてるのか?)今まで噛まれると「痛い!」とか「こら!」とか言いつつもついつい叩いてしまっていたので反省して、ウリは拾ってきてから最初は声だけで叱ったり、噛める大きさの状態でウリの前に手足を出さない(こぶしにしたり、手を広げてしかも正面に見せてとか)ようにしていたのだが、ちーとも改善の兆しがなく、やっぱり最終的には叩いてしまった・・・。まあそれで猫が怯えたり反抗的になったりしなけりゃいーんでないの?とやっぱりアバウト。信頼関係があればそれでよしだ。それ以外の時はめちゃくちゃ可愛がってるからな!
というわけで、ムギに噛まれると3回に1回はつい手が出てしまう私だ・・・。
連休3日間、とうとうムギはちょっぴりウンチをしただけで、便秘解消ならず。オシッコも最初の1回だけであとはトイレではしてくれず、マッサージでも少ししか出さず、どう考えても飲んだ量に比べて少なすぎるだろう!という量。仕方ないので20日の朝、病院へ連れて行って浣腸してもらった。すっかり緩くなったのか、帰りのケージの中でも大をおもらし。色が以前のような黄土色じゃなくて、茶色になっていた。昨日から試しに缶の離乳食を食べさせているせいだろうか?
(←ポンポンの腹で相変わらず半目で眠るムギ・・・。ちょっとホラー)
実は大人猫たちが食べ残したエサに、食べはしないけど興味を持っていた様子だったので、やってみたのだ。といっても自分から食べることはできないので、指にペーストをつけて口の中に突っ込み、上顎に塗る感じ。粉薬を飲ませる要領だな・・・。まああまり嬉しそうでもないので、お腹が空いたらミルクより先にこれをやるようにしようかな。そしたら味にも慣れるかなあ?2缶目のミルクが残り少ないので、これで終わりにしてせめてウェットフードに移行したいところだ。
(ウリが水を飲むのを興味津津で眺めるムギ。体半分はワゴンの下・・・)