フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

「十三人の刺客」観ました~

2010年10月17日 | オタクな日々
 またもや例によって、レディース・デーに観てきました。
 いやー、吾郎ちゃんファンは見ないほうがいいね!・・・とゆーくらい凄かった!今まで吾郎ちゃんのイメージというと「はい、吾郎さん!」という番組(ほん怖クラブ)に出ているときの(←SM○Pメンバーが出る番組っつーと、それくらいしか見てない・・・)彼しかなかったので、見直しました!この映画、残酷場面多いんだけど、後半の300人対13人の戦闘シーンは思わず体に力入っちゃうがそれほど残虐という感じはしない。むしろ、気の弱い人や残酷シーン苦手な人がマジで気分悪くなるだろうと思うのは、始めの方に出てくる吾郎ちゃん演じる大名による惨殺シーンの方ですな・・・。
 しかし、おもしろかったしオススメなんだけど、私が行ったのは平日夜とはいえ入りが少ないよ!20人くらい?みんな、観に行ってくれ~~!

 まあそれはともかく、ワタクシの目当ては窪田くんなので、いつでもどこでもたいていすみっこか後ろでしか映っていない彼を必死に探すんだけど、このド近眼が憎い~!あと重度のドライアイなので暗いと更に視力低下。眼鏡かけててもあまり意味ないくらい見えなくて涙
 そんな状態でも萌える腐れなワタクシ。また例によってあまり情報見ずに行ったので、映画を観て初めて窪田くん演じる小倉庄次郎が、伊原剛志演じる剣の達人平山九十郎の舎弟だと知ったのですが、吾郎ちゃんたちが逃げ込んだ路地で平山と庄次郎が待ち受けていたわけだ。なぜこの2人で!?他の組み合わせでもえーんじゃないの?と一瞬思ったが、そこが萌えポイント(単に親しい者同士という組み合わせにされたからだろ・・・という突っ込みは無視)そこで平山が庄次郎に「お前は前に出るな。お前は俺の後ろにまわったヤツを斬れ」と言うんですよ(セリフは不正確・・・でもそんな内容)。こんな普通のセリフに、平山、庄次郎かばってる!?とかズキーンといちいち萌える・・・
 映画内では平山が「庄次郎!」と呼ぶ場面はあったのに、庄次郎が平山に呼びかける場面はなかったので、普段何て呼んでるんだろう、と妄想。舎弟ということは、実の弟じゃあないから弟分ってことだよね?剣の「~流」の先輩後輩なのかしら。それとも平山の弟子?他人がいるときは「平山さん」とか「師匠」とか呼んでるのかなー。でもふたりっきりのときに「平山さん」と呼んだ庄次郎に対して、「兄者と呼べ」(「オレを兄貴と呼んでくれ!」ってか?爆)とか言いつけてたりしたらどうしよう!うひょ~・・・うわ~、我ながらすげえバカ過ぎる・・・
 あと、初めて人を斬って手から刀を離せずぶるぶる震えていた庄次郎が、落合宿での戦闘のときは逃げるふりして敵を油を撒いた路地に誘い込み、気づいて恐怖におののく男の姿を目にしても動じず、むしろ冷酷な目をして火のついたロウソクを無造作に投げるところが(これは腐女子目線でなく)超萌える・・・
 庄次郎の最期がですねー、やっぱし平山と離れず戦ってたのに、先に斬られちゃって柱にもたれかかるように倒れてしまう。その彼の横倒しになった視界の中で、平山が鬼神のように敵を斬りまくり、だけどあまりに敵が多くて、やはり最後にはやられ、どっと倒れる。庄次郎の視界に平山の断末魔の顔が横倒しに映り、ブラックアウト、という・・・。この演出に、萌えずにいられるかっつーのでございます
 ああやっぱ、窪田くんかーいいわー着物がよく似合う・・・。

 イカン、窪田くんと吾郎ちゃん以外の話をしていない・・・。あ、松方弘樹はさすがに殺陣がうまくて・・・上手すぎて、敵さんにやられそうな気がしない・・・(笑)あと、山田孝之ってMWの神父役だった人だよね?おいしい役やってんなー。最初にばくち打ってたり茶屋で女遊びしたりしているときはダサかったのに、あとからちゃんと格好整えて出てきたらやたらかっこよかったので驚いた(←失礼)すまん、神父のときもダサっとか思ってた・・・(ホントに失礼・・・)ああそうだ、岸部一徳の庄屋が絶倫の伊勢谷友介に犯られる(爆)場面(←説明が足りないが、あえてしないぞ)で観客失笑、とか。
 というわけで(おい、主役について言及なしかいっ)、人死にとか流血見るの平気な方で、殺陣好きにはオススメです。これだけ死んでても後味は悪くないです。スカッともしませんが、「いいもの見た・・・」とは思うはず!特に窪田正孝って誰?という方には、ロウソク投げるときの窪田くんを是非見て欲しいぞー!(なんかこの感想、窪田くん布教してるだけのような気が・・・ま、いっか!)