フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

昨日のありがちな休日

2013年06月02日 | オタクな日々
 あ・・・。やっちまった・・・。
 つーか、やってくれたぜ、このノートパソが。
 デスクトップからノーパソに替えて数ヶ月。いまだにこの子の暴挙に泣かされております・・・。入力途中で勝手に違う行へカーソルが飛んで行ったり、さんざ入力したあとにいきなり数行消してくれたり、ひどいときは「WEBの更新が切れました」とかなんとか、開いていた画面ごと消しやがる
 というわけで、「校正済んだから記事アップしよーっと」とちょっとマウスを動かしたとたんに、1時間かけて打ち込んだ記事を全部消され、泣く泣く再入力しております・・・。しくしく

 昨日は文楽を観に行った。とその前に、ア○メイトへ寄った。前日に発売された「Peace Maker 鐡」のanimaxDVDを買うためだ。前にも舞台を観る前にスパコミのカタログを買いに行ってレジで大焦りしたというのに、私はア○メイトの混雑具合を舐め過ぎている・・・。
 その日は誰かのサイン会が行われていたらしく、混雑に拍車がかかっていた。1階のレジの列は店内を一周し、通路には人が溢れてろくに歩くこともできない。「コミケの外周よりはましだけど、人気ジャンルの島通路ぐらいの混み方・・・!」しかも私の行き付けの本屋ならいざ知らず、どこに何が置いてあるのかわからずに2週しても見つけられない。もしかしてCD・DVDフロアなのかと3階へ移動。新譜コーナーで探すがない。そこで予約コーナーのお兄さんに聞いてみた。「昨日発売のピースメーカークロガネのDVD、どこにありますか・・・」「それなら1階のコミックス売り場ですよ」マジか!どうやって探せと?しかも開演まで時間がなくなってきたぞと青ざめかけたら、お兄さんは「聞いてみますね」と電話をかけ、「ありました。持ってきますのでお待ちください」と取りに行ってくれたのだ。なんて親切な・・・!おかげで比較的空いていた3階のレジで会計を済ませ、なんとか開演に間に合った。
 文楽を観るのは初めてだ。そもそも人形浄瑠璃だろ?なんで文楽っていうんだ?というのが長年の疑問もあった。上演前に解説があり、大阪で人形浄瑠璃が発展したとき、人気のある舞台小屋の名前が文楽だったので、人形浄瑠璃のことを「文楽」というようになったのだそうだ。へー。
 演目は「伊達娘恋緋鹿子~火の見櫓の段~」と「曽根崎心中」で、どちらも有名な作品だから初心者には最適かも。「伊達娘」は八百屋お七を題材にし、「曽根崎」は言わずと知れた近松門左衛門作品。
 同じ古典芸能の歌舞伎より、文楽は台詞が聞き取りやすい。(舞台の上に表示も出るけど)地の文に掛詞とか韻を踏んだりとか、和歌のようなテクニックも盛り込まれていたりして、文章としてもきれいな気がする。特に近松作品。さすが文学史に残るだけあるなー。
 舞台を見ながら、「悪魔の花嫁」(原作池田悦子、作画あしべゆうほ)で人形浄瑠璃が題材だった回を思い出していた。私の学校の授業以外からの人形浄瑠璃の知識は、この作品のみと言っても過言ではない・・・。その話で、女の人形には、泣いたり悔しさの表現で袖を噛む仕草を作るため、口に針がついているということが描かれていたのだ。「曽根崎」で丁度そういうシーンがあり、おお、これか、と嬉しくなる。マンガでは人形に籠もった女の怨念を感じさせるシーンとして、「悪魔の花嫁」の主人公美奈子が、その針で手を傷つけられる演出があったんだよなー。ううむ、なんか読みたくなっちゃったぞ。結構美奈子のキャラ好きだったんだよなー。しかしあの話、デイモスが美奈子と契約するのをあきらめてヴィーナスと永遠に地獄(?)で苦しむ以外の結末以外は難しそうなんだよな・・・。だから当時決着つかないまま連載終わっちゃったし。(今再連載してるの?)デイモスが美奈子を好きになったのが敗因よね。(そもそも本人の同意がないと契約できないという仕組みが不利じゃーん)
 帰宅して食事風呂を済ませあとは寝るだけ、という状態にして早速DVDを見る。コミックスでも一番萌えた「左之介が先陣を切って隊士を連れて屯所へ逃げる、新八はしんがりとして追っ手を引き付けることを決めたあと、左之介が新八を抱きしめる」場面・・・。マンガで読んだときは「ひーっ左之×新八かよー?!」とキュン死したものだが、こうして大画面で見ると・・・「ひーっ恥ずかしい!周りの隊士たち、みんな見て見ぬ振りだろうけど、赤面必至だろ、これ!だってどう見たって恋人同士の別れのしっとり情熱的抱擁じゃん!」と悶死。たまらん。やっぱ左之×新八はええのお~
 その夜、ワタクシの見た夢・・・。私が新八で(ずーずーしい・・・)、平助、左之介と一緒に町へ遊びに繰り出した。夜、新八と平助は散歩に出かけたが、新八は「腹が減ったので先に帰る」と平助と別れて歩き始める。ところが宿がわからなくなり(よーするに迷子・・・)、あてもなく町を歩きながらも、新八は、「ま、そのうち左之が探しに来てくれるだろ」と思ってる・・・。な、なにこの「俺は左之に愛されてるし」的な自信は!・・・って、お前が見た夢だろうが!、と起きてから自分で突っ込む・・・。
 ああ、やっぱり左之×新八はいい・・・今夜も寝る前の妄想タイムは、左之×新八の萌えストーリーで決まりだな!