この週末、マンションのインテリア相談会に行ってきました。カーテンと照明をどうするか決めたかったんだけど、なんだかなー窓のカーテンは前に一度、見積もり出してもらってたんだけど、考えて違うタイプに変更したいことを伝えて、結構気に入った色があったのでそちらで再見積もり。もうひとつ、部屋の間仕切り用のパネルスクリーンを新たに決めたかったのだが、最初考えていたイメージの生地がなくて、代わりに探して一目ぼれした生地は最初のイメージとは程遠く・・・あれ?落ち着いたアジアン・テイストの部屋を目指していたのに、なぜ英国カントリースタイル・・・?自分(の少女趣味)に負けた気がした瞬間であった・・・。
しかし、常日頃通販の既製カーテンを購入している身としては、「特殊カーテン」ばかりフルオーダーの見積もり金額に倒れそうになったことですよ・・・。しかもパネルスクリーンは工場に確認しないと見積もり出ないので、その金額がまだわからない時点で、すでに××万円って・・・。フツーに上から吊るだけの布の既製品だったら通販で5万以内でゲットできるっつーのに
あと照明。選択肢はないんかーい!というわけで、勝手に買うことにする・・・つーか、今の家建てるときは分厚い各社のカタログを全部見て、その中から決めたので、画一的な商品提供にものすごい違和感。というわけで、総合インテリア店なら全社のカタログあるだろうから、行って来ねば。(なんかPCでネット上の写真見てても見にくいし比較しにくい・・・)マンション販売会社のインテリアコーディネーターが役に立たんことこの上なし。クローゼットに引き続きカーテンも結局私が「こうしたい」「前考えてたよりこっちの方がいい」とか決めてるんだもんなー。提案力なし!
ああ、エアコンも勝手についてるやつ以外にもう1つ買わないといけないし、家具も決めてないし!(まだ部屋のゾーニングに悩んでいるからだけど)3か月なんてあっという間に過ぎそうな気がする。大型家具はなるべく通販で安く買いたいなあ・・・。でないと予算オーバーだ!
2日目。(と説明なしに始めるが、1日目を書いてからすでに1か月が過ぎた。旅からは2か月が経ち、もう記憶もおぼろげだっちゅーの)
天気は雨。時々曇り。名古屋を出たときの天気予報では曇り時々晴れで、徐々に回復傾向だったはずなのに、どうなっているのだ、C新聞が採用している予報会社めはずれまくってるぞ!
朝8時過ぎにチェックアウトし、まずはこの旅の目的TOP1の見附島へ。のと里山海道から珠洲道路へと突っ走る。3日間利用しまくったので、無料になってホントにありがたい・・・。Yは昨日、「大学生のときにやっぱり能登をレンタカーで旅行して、見附島へも行った記憶があるんだけど、誰と来たのか全く覚えてないのよ」と言っていた。「私はそのメンバーじゃないよ。大学の同級生とじゃないの?」私とYは違う大学に行ったのだ。「う~ん、そうかもしれない・・・でも本当に誰一人思い出せない!」忘却とは、忘れ去ることなり・・・。年取ると脳細胞が死んでいくんだよ・・・。
広い駐車場に車を置き、「なんか、晴れてきたじゃん?」と言いながら海岸へ。「おお~、本当にぽつーん、いや、どどーんと海に浮いてらあ!」しかし、海岸の「恋人の鐘」?だか「縁結びの鐘」だか、カップルで鳴らすと幸せななるとかなんとかいうのが邪魔・・・。(つーか、昨日も気多大社で感じたアウェイ感がここでも。ひがみか?!)
見附島へは、干潮になれば渡れるのだが、あいにく無理な潮加減。(写真では渡れそうですが、実際には水から出ている岩と岩の間がまだ広くて、靴は完全に濡れそうな危ない感じ。水着ならいいんだろうけど)そろそろ行くか、その前にちょっとトイレ・・・と売店のトイレに入って出てくると、突然雨が。「ええ?日が差してるよね?」海岸から戻ってきた友人が慌てて売店に走り込む。見る見るうちに雨はどしゃぶりに。雷まで鳴り出す。駐車場までの50メートルだけでもびしょ濡れになりそうだったので、小降りになるのを待とうと、売店の食堂で、「なんか朝からものすごく眠くて」朝、コーヒー飲んでないせいかなあ、と友人はコーヒーを飲む。飲んでしばらくすると「ホントに目が覚めてきた」だと。・・・カフェイン中毒・・・?
そこから我々は能登半島を横断し、途中に平時忠の墓を訪れて半島の反対側に出る予定だった。ようやく雨が小降りになったので車に戻ると、「やべ・・・。窓開けっ放しだった」窓から降り込んだ雨で後部座席はびしょ濡れ。レンタカーなのに・・・「ま、暑いから明日までには乾くだろ・・・多分」
珠洲市飯田町で曲がるところを行き過ぎてしまったが、ちょうど道の駅すずなりがあったので「地酒が買いたい!」と入る。この道の駅はおすすめ。地元のパティスリーの焼き菓子が置いてあって、うまそう・・・と会社へのおみやげ用に「塩マドレーヌ」と、自分用に地元でしか買えないという日本酒と、ワインを購入(重い)。友人は「焼きバウムクーヘン」をやはり会社の土産用に大量購入していた・・・。
私が道間違えてよかったね!と正しい道に戻る。(つか、ナビ使って走っているのになぜ間違える・・・?でもこのナビ、どーも距離感がつかめなくってさ・・・。「30メートル先交差点を・・・」って、もう交差点に突っ込んでるっつーの!)半島を横断する249号線の途中に時忠の墓があるはずだが・・・あれ?ナビ上では通り過ぎちゃったよ?
「さっきのバス停のところに、何か説明看板みたいなのがあったよ。もしかしたらあれだったかも」「うう~ん、墓っぽくなかったけど、戻るしかないな・・・」とUターン。こちら側にはバス停というには広すぎる駐車スペースがあった。墓があるはずの道の左手しか見ていなかったので、気づかなかったよ!そこに車を置いて道を渡って反対側のバス停行くと、そこから崖下へ降りる階段が。しっかり「平時忠墓はここを下りる」の表示も。
この辺りは発電のための風車がいくつも立っているので、ずーっと「ぐおんぐおん」というような結構高い音が聞こえている。「はー、これが風車が回る音か。初めて聞いた。なるほど、これは人里離れたところでないと置けないわ・・・」これがしょっちゅう聞こえてたら、健康被害を訴える気持ちはわかるよ・・・。
このときにはとても晴れて、気温急上昇。コンクリートの階段はすぐ土の道に変わり、雨に濡れた草を踏みしめながら下りていく。「ほら、また君と湿った山道を歩いてるよ」「でもとりあえず雨は降ってないもん!」トンボや蝶がたくさん飛ぶ道はほどなく少し開けた湿地帯に出る。その斜面側に、墓はあった。
時忠一族のお墓は、塀に囲まれていて近づけない。ので、隙間から覗く・・・。平安時代の人の墓がまだ残っている感慨。そして栄華を誇った平家一門だったのに死罪からかろうじて逃れたたった1人が、京から遠くはなれた能登で一生を終え、今は科学技術の塊の風車の風切り音の中で眠る運命の不思議さ。そこを「大河ドラマゆかりの場所だから」という理由だけで立ち寄ったワタクシ。なんだか変な感じだ。
再び249号を走り、海に出る。曇ってきて、風が強い。窓を開けているとCDが全く聞こえない。晴れたり曇ったり変わりやすい天気だな!
(長くなったので、以下続く・・・)