湖畔人です。
さて、またまたGWの音楽三昧、お出掛け前にまた2曲ご紹介します。
前回に続き、品の良いブギー特集です。
前回に続き、品の良いブギー特集です。
次は、と言うか前もここで442話でご紹介した事があるので2回目なのですが、南佳孝さんの『スローなブギにしてくれ』です。品がイイか判らないし斜に構えたグレた大人な感じがしますが、でもまぁとてもカッコウがイイ、ただひたすらに格好がイイ、チョイ悪臭の強い名曲ですね。多分同世代はみんな大好きですね。この曲。ハイ。
次はビートルズ。ビートルズというかジョンの曲ですね。『The ballad of John & Yoko』です。まぁジョンがヨーコさんと再婚して、ハネムーンで方々旅して有名なベットインのパフォーマンスをしたり(Give Peace a Chanceを世界に発信した)、様々なLove&Peaceの反戦活動を繰り広げていましたが、それら一例の騒動を皮肉も交えて、おどけた感じでエルビス風なロカビリーテイスト、ブギー調で歌い上げた名曲ですね。なんとこの曲でUKでNo.1になっています。
ビートルズ解散寸前のタイミングで出した曲ですが、歌詞に”あいつら(メディア)この俺を十字架につける気だぜ”って言う歌詞が出て来ますが、以前もジョンは”自分達はキリストより有名になった”なんて発言をして熱心なクリスチャン達から叩かれ不買運動を起こされた経験があったので、聞いた人達は皆ヒヤヒヤしていたようですが、色んな人に相談すると止められてしまうので、ポールの家に押しかけ強引にレコーディングをし電光石火でリリースをしたようです。なので、ドラムとベースとコーラスがポールです。ポールの声は心なしかウキウキしているように感じるのは自分だけでしょうか?ポールはジョンに必要とされたのがとても嬉しかったのでしょう?そう推察しますね。なんだかんだ言ってポールはジョンが大好きなのです。
またジョンの魂がキリストに近いと言う話を聴いた事がある者として、ジョンのキリスト絡みの発言は聞いていて何とも言えないものがあります。”Christ you know it ain’t easy You know how hard it can be The way things are going They’re gonna crucify me””キリストさん、この大変さ判るでしょ?あいつら(メディア)この俺を十字架につける気だぜ!”って言うんですからね。うーーんって感じですよね。
まぁ、ちょっと極端な事をして、しかもちょっとオカシナ事をして、猪木の延髄蹴りではないですが、人々の脳にキックをかますような、そんなアプローチが多い魂でよね。そして、嘗ての自分を崇拝する信徒達に敢えて嫌われる様な、表面でなく本質を掴め的なアプローチが多い人です。一種のショック療法ですね。
当時のジョンは彼のLove&Peaceの反戦活動のパフォーマンスをする理由をこう言っていました。”僕とヨーコは世界のピエロ、道化師になりたいんだ。それで世界がちょっとでも良くなる事に貢献できたならと思ってね”的な事を発言しています。
彼のこの一連の運動を"バギズム"と呼んでしました。バギズムとはバッグに入る事で見えなくなり、肌の色、性別、服装、年齢など、見た目に関する情報が見えなくなることで見た目から来る偏見や固定観念を払い本質を見ましょう、的な一種の差別反対運動的なもの、彼らなりの平和運動の一環でした。今流行りのBLMみたいな”差別はムカつくから何でも壊し略奪しましょう!”なんて言うXXみたいな運動とは大違いの、禅の一転語のようなとても平和的なアプローチで且つどこか間抜けなパフォーマンスでした。彼のアプローチは奇異で滑稽だし、常識人の眉間にしわが寄るような、そんなイカレたアプローチが多かったのは事実です。メディアを呼んでヨーコさんとベットでパフォームしたり歌を歌ったり、まぁ変わった事がばかりしていました。でもどこか品がイイのです。なんでしょうね。この感じ。魂の品性なのか、ミミおばさんの教育のせいなのか、わかりませんが、多分両方ですね。
ジョンが今生きていてBLMを見たら相当毛嫌いするでしょうね。多分最初は激しいアンチトランプで、途中から大応援団に変わるパターンでしょうね。実際そう言う人が多いのです。自分もそうかも。
はい。ではまた明日。
はい。ではまた明日。
湖畔人