華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

地味に再開

2009年04月14日 23時45分58秒 | Weblog
日本に帰国して10日間。とりあえず実家で暮らしている
30代半ばにもなってニートをさせてもらうほど神経太くもない。かつ、超貧乏な私はお金も稼ぎたい。せっかくの豪州生活で培った英語力を活かす仕事もしたいけど、まずはてっとり早く近くの工場でアルバイトをすることにした

そして本日初日。

その工場は化粧品工場。なんでそこを選んだかというと、私の実家近くにしては時給が良かったので。仕事内容は、ベルトコンベアーに乗って流れてくる化粧品の箱詰めやら、箱詰めやら、箱詰めやら。
午前中は一緒に入所した10数名と仕事の段取りの説明を聞き、午後からは実際に工場内で少し働いた

初日からなんやけど。

この工場は今、忙しいらしく、毎週のように新人が入ってきている様子。新人にはどうしても教えることが多く、うっとうしいからだろうか、それとも単純に忙しいからだろうか、私が今日当たった班長さんは妙にイライラしていて、口調がきつい。そんなことは別段“へ”とも思わないけど、知らないことを知らないからと言って怒られたのでは瀬がない 「新人なんだから知らなくて当たり前でしょー!?」って感じ。いるのよね、どこにでも。教えてないのに「なんでわからないの?」と怒りながら言う人って。はじめからわかっとったらオメーはいらねーっつーの。
この班長さんだけではなく、食堂のおばちゃんもヤなカンジ 借りた茶器の返却所がわからず尋ねたら、「“そこ”に軽くゆすいで置いておいて」との返事。そしてそのようにしたつもりが、私が置いた場所は残飯を集める場所。間違いに気付いた私は「すみません、間違えてしまって…」と声をかけたら、思いっきりため息交じりで「…あとでやっときます」と慇懃無礼を絵にかいたような返答。

ふざけんなっつーの

そんな感じで、今日はちょっとイヤな気分の一日だった。

そして考えた。

私たちの仕事はまさに“同じことの繰り返し”でまるでロボットのよう。そして、悲しいかな、仕事内容も至って簡単。個性なんて必要とされない。そのせいなのかな、私たちが“人として”扱われてないような気が、今日はした。
長く働いてるからって偉いわけじゃない。
新人だからってできないわけじゃない。
どうしてそういうことがわからないんやろう? もういいオトナなはずなのにさ。

性格の悪い私は言ってやりたい。

この、たかだか100数十名が働いてる工場の世界なんてせまいんだよっ

と。
そんな狭い世界でお山の大将を気取っているオバサマ方に興味はない。あ、いや、“人の振り見て我が振り直せ”って意味では興味深いかも
今日はこんな風に毒づいたけど、全員が全員、こんな感じの人でもあるまいし、明日からの出会いに期待しよう

新装開店。
初日から怒りモードやったけど、まぁ、こんな感じで、日々感じたことを綴っていこうと思いますので、また付き合ってやってください
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