華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

忙しかったー

2012年11月09日 23時17分37秒 | Weblog
5連勤初日。午後シフト。久しぶりに忙しい夜だった。というか担当患者数多すぎ。今日は2人で10名。だけどペアを組んだ人は投薬資格がない看護師なので(看護師にもいろいろレベルがある)、投薬に追われた。かつ普通の作業。半分以上が知らない患者さんだったので、薬も一から調べないといけないし、大変やったなぁ。
担当した人はほとんどが80代以上。そのうちの一人96歳のおじいさんが、たまたま夕食時に部屋に行ったら顔が真っ赤。のどに食事を詰まらせていた。息ができずにみるみる真っ青になっていく。姿勢を正して背中をたたいても開通する様子がなく、結局緊急ボタンをプッシュ。いっせいに看護師がやってきたところでおじいさんが自分で咳き込んで事なきを得た。「死んでしまう!!」と思って本当に怖かった。あとで先輩看護師に聞いたらもっと力強く叩いてよかったらしい。結果オーライで良かった。次回(がないことを祈るけど)はうまく立ち回れるようにしなくては。
こんなドタバタもあって忙しかった。皮肉にもスタッフ不足。経営側は徹底的に人件費を削っていくつもりらしい。気が重いなぁ。

実はこれまで夜勤をしたことがない。なので近いうちにやらせてほしいと願い出るつもりだったんだけど、人件費削減の波はこちらにも押し寄せていて、今夜はなんと2人で30名近い患者を担当するらしい(通常3名)。いくら患者さんたちは寝ているとは言えすることはある。夜中にトイレに起きる患者さんも多いし。“大事”が起こりやすいのも夜中。忙しいのはいいけど自分の力不足で患者さんに何かあったら大変。この環境で進んでやらせてほしいと言うにはちょっと危険すぎるなぁと二の足を踏んでいる。

ぜいたくを言える身分ではないけど、作業に追われて学ぶ時間がないのは辛い。こんな環境でも学べる人は学ぶんだろうけど、語学の壁もあるので正直しんどい。
しかしステップアップはしていきたいので、甘えたこと言ってないでがんばろ。仕事があるだけでもありがたいと思わないと。

明日も午後シフト。土曜日やし、忙しくないといいなぁ。
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