華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

映画に酔う

2013年01月27日 21時21分23秒 | Weblog
今日もオフ。明日もオフ。3連休って素敵やなぁ。

今日はDが前々から何度も何度も繰り返し望んでいた映画「ホビット」をシドニーまで見に行った。
仕事でデザインもするDは、CG技術を多用している映画が大好き。その上「指輪物語」「ホビット」は物語自体のファン。その昔「ロード・オブ・ザ・リング」が封切りされた日はDの誕生日だったらしく、友達何人かと連れ立って映画を見に行ったんだそうな。それ以来、誕生日に「ロード~」を見るのが“誕生日の決まり”なんだと言い張るD。「3部しかないのに何が“決まり”じゃい!?」というツッコミには耳も貸さず。「ホビット」も彼の誕生日に封切やったけど、Dママがブリスベンから来ていて買い物に精を出したため、彼の“決まり”を無視。それ以来「ボクの“決まり”を壊した」とずーっと文句を言われ続けていた。Dの誕生日を一緒に過ごしたのは3回だけで、そのうち映画に行ったことすら皆無。そしてそもそもファンタジー映画に興味のない私は「ハイハイ」と聞き流していたけど、映画館での上映が終わってしまったらそれこそ一生文句を言われそうだったので、重い腰を上げて今日行くことになった。
近所にも映画館はあるのだけど、シドニーには「世界一大きなスクリーン」というのがうたい文句の映画館があり、私は行ったことがないし、D勉強もかねてそのご自慢のスクリーンを楽しむことに。そして始まった「ホビット」3D。スクリーン一杯に繰り広げられる冒険にまるで自分も参加しているような感覚になる。そして上がったり落ちたり、いろんなものが飛んできたりと、目まぐるしく動く映像。

気分ワリィ。

三半規管が弱い私。最初の15分で気分が悪くなり始め、その後も続く飛んだり・落ちたりのアドベンチャーに吐き気までしてくる始末。また物語りはさっぱり理解できず、踏んだり蹴ったり。予習していったところでストーリーはほとんどわからんかった。そもそも名前そのものがややこしいし、登場人物も多すぎるねん。とは言え、詳細はわからずとも面白いと感じる場面はあって、楽しむのは楽しんだ、と思う。
Dはとても楽しんだよう。クリエイティブ系の仕事に就く人間らしく、私にはわからない何か細かいことで興奮していた。私が気分が悪くなってるのを知って「ごめんよ。次は2Dの小さな劇場に行こうね」。さいでっか。大切な旦那さんのために次回も頑張らせていただきます。

シドニーに出たら、ウチの田舎町では食べられないものを食べるのがひとつの楽しみ。たとえば和食や韓国料理はうちの街にはない。おいしそうなジェラートも多種多様なケーキも魅力的だったけど、気分が悪いせいで食欲はゼロ。映画の後まっすぐ家に帰った。無念。

今はオーストラリアンオープン決勝を見ている。ジョコビッチ対マリー。さすがに決勝だけあっていいゲーム内容。ただいちセット・いちセットが長すぎて見てるのが面倒くさくなってきてしまった。もう開始から3時間近くになるのにいまだ第3セット。なげー。フェデラーがいない今、興味の度合いはグッと落ちているんだけど、今はユニクロがスポンサーをしているジョコビッチを応援中。
今頃お腹空いてきちゃったなぁ。うーん、どうしよう?
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