華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

幸せ者だす~

2013年04月22日 20時06分10秒 | Weblog
今日は午前出勤。久々の午前シフトで早起きにプレッシャーを感じていたら、夜中に目覚めるなどしてあまり眠れなかった。実は昨日の朝から喉に痛みを覚えていたんだけど、今朝になって鼻水も追加。やばいなぁとだるい頭を抱えて出勤。「今日も精神科よ~」と言われて、正直「助かった~」と思いながら精神科病棟へ。
今日の担当も8名。月曜日はほぼ全部の患者さんが精神科医の回診にあたる上、たくさんの新規入院があってバタバタしたけど、やはり一般病棟よりはゆっくりと時間が流れたため、肉体的には楽な一日だった。
それでも症状はひどくなり、一日中ティッシュとお友達。明日、また鼻の頭がむけるんやろうなぁ。

さて。
精神科病棟で仕事をしていると、ナースステーションに豪華なフラワーアレンジメントが届いていた。患者さん宛かと思ったらなんと私宛。先日終えた新人研修に対する病院からのお祝いだった。感動。先月一足先に新人研修を終えお祝いをしてもらって同僚がいたし、婦長からも「お祝いするからね!」とは言われていたけど、わが身に起こるとなるとちょっと不思議でそして嬉しい。「9ヶ月が経ったんやなぁ」としみじみ。精神科病棟の看護師や精神科医からも「おめでとう!!」とたくさん言ってもらって、とても嬉しかった。
仕事でバタバタしてたら遅くなって、2時過ぎにランチ休憩へ。その際、お礼を言うためと花を見せるために大ボスの部屋へ行ったら、大ボスが「あら、もう2時半!?」「すぐに行くから!!」という。「なんのこっちゃ??」と疑問符を点灯させたまま大ボスの部屋を出て、一般病棟のずっと面倒を見てもらった婦長や先輩看護師に花を見せに行ったら、婦長が「あれ、何であなたが花を持ってるの? サプライズなのに!!」。
いやいや、精神科のナースステーションに数時間座ってましたよ。
「ええ!? なんてこと??」「でもまだ渡すわけにはいかないのよ」と言って花を取り上げられた。
どうやら一般病棟のスタッフでお祝いをしてくれるらしく、それまで時間があったのとこっぱずかしさでいったん精神科病棟へ。しばらくして館内放送で呼ばれ、一般病棟へ行ったらすんごい大きいケーキが用意されていて、看護師だけでなく、たくさんのスタッフがナースステーションに集まってくれていた。大ボスも登場してお祝いとお褒めの言葉をいただき、婦長からも暖かい言葉をかけてもらった。自分がしゃべる番になったら、いろいろしんどかったこととか思い出して目頭が熱くなってきて、結局しどろもどろのスピーチに。もっと言いたいことはあったのになぁ。情けない。

この写真はいつもとてもよくしてくれる“スーパースキニーレセプショニスト”が撮ってくれた。この人はみんなが私を「Yoshi(ヨシ)」を呼ぶ中「Yosh(ヨッシュ)と呼ぶ。何はともあれ、いつもフレンドリーに接してくれる、とても良い人。
ケーキの大きさは伝わるかしら? 遠近法で大きく見えるけど、実際、一段のウェディングケーキぐらいのサイズ。味はかなりリッチ。実は生クリームが苦手なんだけど、こればかりはありがたく頂いた。「旦那にもケーキを持って帰りなさい!!」と大ボス自らすごい大きなピースを切り分けて持たせてくれて、この先3か月分ぐらいのケーキを食べることになりそう。
体調は悪かったけど、このときだけは鼻水もストップ。みなにお祝いしてもらってとても幸せだった。よい病院に就職できたなぁ。

新人研修が終わったとは言え、まだまだ新人であることには変わりなし。謙虚な気持ちを忘れず、でもまもなく2年目の看護師である自覚も持ってこれからも精進するとしよう。

帰宅後は情けないことに症状が悪化の一途をたどっている。料理する気分にもなれない上、お給料日を前に空っぽの冷蔵庫だったので、テイクアウトと祝杯のアルコールを買って晩御飯とした。実はさっきから何度か眠りに落ちている。明日から3連休。しっかり休んで治さないと。

追記。
今、改めて写真を見たけど、私の顔と肩、すんごいアンバランスでないかい? ガタイがでかそうに見えて実は肩幅が狭いんだけど、顔の大きさばかりがすごい目立ってる…(涙)。
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