台風一過

京都で仕事
呉服屋さんの集まり「おしゃれチェーン」の集まりでお話をすることになって居た
当日の朝東京を出るつもりであった。つまり４日
前日事務局の方から電話が入り
「台風21号接近ですので、前日にお入りになってください。ホテルは抑えてあります」
「そうですか？考えます」
と言ったものの、すべて受け入れようと言う気持ちが強くなり
急いで諸々かたずけて最終近いのぞみに飛び乗る

朝ホテルで目をさましたらなんと！快晴！

朝食を済ませ散歩へ

この辺りは昔仕事で良くきたところ
しかし
あんなに通って居た問屋が影も形もない！
そう言えば私が仕事を始めた頃の問屋の数は今６０分の１になっていると昨年聞いたばかりだ

近くの寺に座り瞑想をする
そう言う中で今も元気に頑張っている問屋さんに敬意を払う

風が強くなろ雲が速く走る
急いでホテルに戻るや否や大粒の雨
ああやはり予定通り台風はお出ましか

その後京都駅でガラスが天井から落ちたり
近くの郵便局にプレハブに家がすっ飛んできて屋根に乗ったり、
新幹線の運休

事務局の方の判断にただただ感服

皆んなを困らせない満足させるにはどうしたら良いかを常に相手の立場になって考えておられる

着物を扱う方はこのように考える人が多い
だからこそ着物はいつまでも健在！

本当のおもてなしに出会ったと思う

荒れ狂った台風は去って静かな京都の朝