チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

レイキの効用

2010年02月12日 10時46分17秒 | 日記
霊気・レイキ・REIKI
人が息を始めてこちら
毎日霊気はアル

宇宙がある限りレイキはある
日本人では
第二次世界大戦の海軍軍医が治療にレイキを使っていた
面白いことにロシアは空軍で必修だったと

日本人のレイキマスターは
軍医の人が多かった

しかし終戦後レイキは禁止され
1958年ころハワイ・アメリカ・イギリス・ドイツ・ロシア
などを回ってまた日本にレイキはお里帰り

誰もが持ってるレイキ
其れを意識して使うと人生が楽しい
それにはちょっとした「技」が必要

昨日は風邪気味
朝からずるずる鼻をかんでばかり
末摘花の姫

しかし声楽の師匠の娘二人
「レイキを習いたい」
と言うことで二人に通孔の義
そしてセンセイ夫妻には復習の通孔の義

都合四人の通孔の義をさせていただいたら
チャコちゃん先生自身のエネルギーが高まり
風邪は吹っ飛んでしまった
駅前で大量にちり紙を購入したが
使わずじまい

宇宙に満ち溢れているレイキを
貪欲に使いませぬか?

聞くところによると
イギリスではレイキという言葉は辞書にも登場
レイキ治療は保険も利くそうな

アメリカでも代替医療として認められているという
医療で使うには熟練が必要だが
自分自身の健康のために
良い持ち物だわね、レイキの習得は
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竹染め

2010年02月10日 09時49分04秒 | 日記
結城紬の糸を竹染めして着ている女性が居る
と結城紬の奥順の社長に紹介され
丁度個展を開催していた
岡山の倉敷まで出かけた
秦泉寺由子さん

あれから15年にはなる
竹の白の色の多さに感嘆した日から

そのごお互いの仕事を認め合いながらの
交際が続いている

「あのね私今度料理を始めたの」
いきなりの電話で
4月に比叡山でオープンすることになったという

もともと料理が大好き
あの白をあそこまで雄弁に染めた感性は
あらゆることに発揮されるに違いない

「パーテイにいらしてよね」
「もちろん」
どんなしつらえなのか
どのような盛り合わせなのか
味もさることながら
料理をどう創造的に表現するのか
もう今から楽しみ

そう竹染
秦泉寺さんは世界的なパッチワークの作家
仕事場はバリに持っていて
其処に自生する竹を試しに染めてみたら
あまりにも美しい白が染まり
それから白をテーマにパッチワークの世界を広げた

結城紬の糸を竹染めしたのは
奥澤順社長の薦めによるもの
「結城の糸は凄いわね」
と秦泉寺さん

岐阜の染織家高水一子さんが
秦泉寺さんに手ほどきを受け
家の周りに自生している竹で染めた

そのときチャコちゃん先生は
あけぼのの糸を高水さんに送った

出来上がった糸は白としては美しいが
「やはり南の国の竹の色素と違うのね」
という結果
しかしマダマダ研究の予地はある

高水さんの染めた糸で手織りした布が出来上がった
白の美しさは格別

「日本の竹もこれから使えるわね」
その竹染を手にして
月の色んな形を刺繍にしようかと考えている

「バリの私の工房にゆっくりいらっしゃいよ」
と魅惑的なお誘いに
なかなか乗れないで居るチャコちゃん先生
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繭の枕

2010年02月09日 09時13分15秒 | 日記
繭の枕を使い始め2週間になる
「快眠」
とはこういう感覚をいうのだろう
と思うほど心地よい
ストンと熟睡
しかも夜中に一度もおきない
気がつくと夜明け

見る夢が幸せ
起きたらストーリーは覚えていないが
幸福感が残りにこにこにこにこ

蚕の種を取るための蛹の雌雄鑑別にいったとき
繭は頭を切って中から蛹を出している
「その繭はどうするのですか」
「真綿を作ったり、アロマ用に使ったり」

繭で顔を洗うと肌がスベスベになるといわれ
試したことがあったっけ

チャコちゃん先生ひらめいた!
「そうだ繭を枕の中に入れよう」
「もう市販しているところがありますよ」
とセキドは水を差す

「いやいやウチのやり方がある」
「そうですね炭も真綿も入れましょう」とセキド
そのうえ
まず800個強の繭を入れる布も絹
その繭を真綿でくるみ炭を砕いて入れる

外側の布は繻子を紫に染めた
紫は昔将軍や大名が病気のときに痛みの鎮静ののため頭に巻いた色
もちろん夫人達のお産のときも頭に巻いた

歌舞伎では助六の鉢巻
女達の御高祖頭巾も紫の絹

体のエネルギーステーション
チャクラの色も頭の場所が紫と対応する

内側の作業は全てセキドの手作り
愛をこめて作っている
繭を入れた布口に紅絹のひもをつけたり
珍しく乙女っぽいことをしている

というわけで
秋櫻舎らしい繭の枕が完成
この二週間
まるで山(風水では山の気の色も紫)の上から
物事を見ている感覚で
色んなものが細部にわたってよく見え
そのお陰で心が静寂でいられる

争いや競い合いの好きな人は
是非この繭の枕で休みましょう

世界中の人が使ったら
一ヶ月もしたら奪い合い、憎しみがなくなると思うね
それくらいのもんよ
この繭の枕は
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新潟の大雪

2010年02月08日 10時49分44秒 | 日記
日本一の豪雪地帯十日町
に初めて行ったとき
川端康成の雪国の名一節
「国境の長いトンネルを抜けると其処は雪国だった」

「そのまんまね」
と一緒に行った広告会社の男性につぶやいた
まさしくトンネルを抜けると
真っ白白の銀世界

さらに湯沢の駅を降りてからが
凄かった
車は3メートル以上もある雪の壁の間を
突き進む
曲がりくねった山道を行く
除雪をしていない山道は運転をする人に
言葉もかけられない

一歩運転を誤ったら
確実に谷底に落ちる

こんな気象状況の中
あえて十日町を訪れたのは
雪国にしか出来ない織物を見たかったからーー

モノトーン一色の中に閉ざされた町は
色が恋しい 原色がほしい
其処に独特な「かいらしい」色の紬が誕生
色華やかな振袖も町の人たちの目を憩わせる

京都の色と確実に違う振袖が出来る
結城紬や大島紬にはない色の紬が生産される

ショパンでおなじみ
遠くマジョリカ島の壷や絵を模倣した
「マジョリカお召」なるものも登場
きものに
いち早くラメ糸を使って売り出した

太陽の光がほしい
星の輝きを見たい
という願望を着るものにぶっつけたのであろう

訪れてみて心底十日町の染織を理解した
その町の人以上に

アレから暖冬、雪が少なく
しかもテレヴィの普及
十日町の染織が一般の場所で出来るようなものになっていった
今十日町紬は
その頃の30分の一の生産量だという

テレヴィニュースで大雪を見ながら
十日町紬の再生はあるのだろうかと考える
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伝統と品格

2010年02月05日 10時25分37秒 | 日記
相撲は神事
五行思想が形で現れている
青房(東)白房(西)赤房(南)黒房(北)
に守られ中央の黄の土俵で
相撲をとる

塩で土俵を清め
力士は神水を口に含んで身体を浄化する
裸一貫で天地の悪を治める
ということらしんだわ
むかし取材をしたときそう教わった

初場所は生涯で二度升席で優雅に見たが
1回目は
寡黙で強い横綱に凛々しい美しさを見た

二回目は格闘技としてしか認識していない横綱を見て
粗雑な感じを受けた
逆に正面に座って審判をしていた
昔横綱の黒紋付姿に品格と色気を感じた

世界一強いのが相撲取りだという
だからこそ
その強さは凶器にもなることを知る謙虚さも必要なのだろう

1回目の相撲観戦のときは
化粧まわしの豪華さに目を見張った
これぞ
日本の手仕事の集大成のような作品ばかり

そのとき
当時まだ営業をしていた白木やデパートで誂えると聞いた
何故なら星の白と縁起あわせ
手刺繍の職人達も大忙しの日々を送っていた
仕事場も少しでも距離を縮めようと
白木屋の傍に仕事場を構えていた職人が多かった

二回目の観戦のときは大関と関脇の日本人力士が
かろうじて
手刺繍の化粧まわしをつけていた

そのとき
その大関が優勝をし
何かの偶然で優勝パレードに出る寸前の場所に
チャコちゃん先生迷い込み
その力士のすばらしい羽二重の紋付に見とれ
思わず駆け寄って
「すばらしい羽二重ですね」
「おおごっつあんです」
あの触覚はいまだに忘れらないし
あそこまで良い羽二重にそれ以降さわっていない

つまり
こういうことも伝統の一つ
文化の違う力士には
何ゆえに相撲というものが日本にあるのかを
懇切丁寧に教えてあげてほしい

日本人がもっと日本を知らないとね
白黒つけるだけが
いいのではないよとねーー
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銀座のママ

2010年02月04日 10時45分13秒 | 日記
35年間オーナーママとして
銀座で頑張っていた修さんが19日で閉店するという
19日は出張で伺えないので
雪がヒラヒラ舞い落ちる銀座へ

時は節分
天川で太巻き寿司を作ってもらい
修に丸かじりしてもらおうという魂胆だったが
エレヴェーターでばったり会ったら
先手を打たれ

「食事に付き合って」
と連れ出されてしまった
その小料理店では柊の葉に小鰯、麩で作ったおかめ、にんじんの鬼
いかにも節分らしい趣向

修は鶯色の古代縮緬の色無地五つ紋に渡文の袋帯
チャコちゃん先生は
結城紬に竹梅の手描友禅、千藤の立体織帯
共に大いに「拵えた」格好

食事を終えて店に戻ると
これまた拵えた新橋芸者が挨拶に

何が美しいって
芸者の座敷着に勝るものなし
チャコちゃん先生言葉もなく見とれる

修さんは銀座ホステスを15年
銀座ママ歴を35年
50年を銀座で過している

銀座に現れる男たちの本音を見てきたし
時代の裏側を観察してきた
華やかな表の顔だが非常に地道な生き方をしているひとだ

「義と情」で生きている人なので
きもの業界やマスコミの男たちを紹介した
チャコちゃん先生に学割でずーーーーーーと
飲ましてくれていた

それぞれの人の裏側をしゃべることもなかったが
「あの人だけは人間ではなかった」
と初めてこぼした
チャコちゃん先生もその男には迷惑をこうむっていたので
「なるほど」と納得

「義理も人情もない」世の中になってしまったので
修さんのような銀座のママは
やっていけないのも事実のようだ

店のカウンターには
大きな花器に枝振りの良い紅梅が活けられていた

「修の漬けた白菜食べさせて」
「うんうん」
おっさん達はこの白菜漬を肴に酒が進む

なんとも不思議な銀座のママ

「これからはきものの仕事をやりたい」
という望みを小声で聞いた
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今日は節分

2010年02月03日 09時50分20秒 | 日記
デパートやコンビにでは
やたら恵方巻きなるものが並べられている
七難,きゅうりやかんぴょうなどの具を七種類丸めて巻き
其れを恵方に向かって丸かじりするのだそうだ

もともと栃木県が発祥だと
栃木出身の友人が誇らしげに話してくれた

しかし今は大阪
商売繁盛の決め手の商品としているらしい
此処三年前くらいから
東京もはやってきた
しかしまるかじりしている人を見たことはない

今年の恵方は西南西
其処に柊と鰯を飾る地方もある

さて当秋櫻舎では
今日は熊野神社で節分の豆まきをする

節分はまさしく節を分ける
明日は立春
冬から春を迎える変わり目

相撲界も
政治も
航空会社も
自動車産業も
小さな会社も
皆皆変化のとき

この変化、大掃除、変革のあと
季節が示すように
「必ず春が来る」
安心してしっかり自分の仕事をしているといい

内閣の中にも慌てて
小沢降ろしを嘯いている
「お子ちゃま大臣や副大臣」が居る

落ち着いてご自分の仕事をなさい

春に向けて皆で明るい日本を作りましょう
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ヤハリ雪

2010年02月02日 09時04分05秒 | 日記
昨日は一気に午後から冷たい雨
「明日は雪ね」
の予報どおり目が覚めたら銀世界
やけに鳥が嬉しそうだ

東京は2月に雪が降ることが多い
名残雪
だからすぐ溶けてしまう

せっかくの雪草履も角巻きも
着る時間がない
角巻きは「駒子」よろしく
雪国湯沢で購入したのだが
此処十年はお出ましなし
それだけ温暖化

爪皮に犬の毛が付いた雪下駄も出番なし

季節に合った日常品が使われなくなって久しい
それだけ気候や生活習慣が変化したということであろう

昨日冷たい雨の中を加奈ちゃん
久美子さんのところにチャコちゃん先生の
新作きものを届けてくれた
「見たとたん素敵!帯はどんなのにーー」
と感嘆してくれたらしい

今回は
繻子地を群青色に染め
金のたたきで星をイメージ
そして五惑星を小沢ユミさんの手刺繍で散らした
「宇宙を着るがテーマだから帯はビックバンよ」

日本の絹
日本の色
日本人の染の技術
日本刺繍
日本の和裁術
其れを愛でてくれる人は世界中が相手

日本を強くするには日本人の知恵を技術を生かせ
ということだと思う
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二月になりました

2010年02月01日 13時36分05秒 | 日記
今日は28宿の「心」にあたる
神仏の祭祀をせよという日
神棚の掃除をし神社に行く

神棚には榊を飾るが
もう何年も花屋で購入したことがない
一ヶ月活けっぱなしなのだが
其れが枯れることが無く

活けかえるとき古いのを処分するのももったいなくて
別の花瓶にいれ荒神様に飾る

そうするとどういうわけか
三回に一度は茎から根が伸びる
其れをルーフガーデンの小さな植木鉢に突き刺しておくと
きちんと根が付く

そういうわけで
次から次へと植えていくので
購入する必要が無い

今朝もはさみを入れると
小さな白い花がぎっしり枝についていた
2月14日の旧正月が終わると
いよいよ変化改革の一年が始まりそう

各々方肚に力を入れやんしょう
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