スポ-ツ試合を観戦していると、選手はひっきりなしに水分の補給 をしています。それは当然なこととして理解できます。鍛えられた 選手達は、筋肉で鎧のように覆われています。激しい運動量で 筋肉は最高潮で熱エネルギ-を産出、水分補給を怠たれば、体温 の調節機能が麻痺して暴走してしまいます。それは死をも意味す る行為です。東洋医学ではこのような体質を「陽」タイプの人といい ますが基礎代謝が非常に高い人たちです。基礎代謝とは人間が 生きているだけで消費するエネルギ-です。これに一日の消費エネ ルギ-を加味した分に見合うカロリ-を、食事などで補給すると体 型は現状を維持し、カロリ-の補給の増減が体重の増減に関わっ てくる。このことは誰でもガ理解していることと思います。この基礎 代謝の高い人は当然発汗作用に優れているはずです。そこで運動 時の意識と同じくらい、水分量は少なくしてもこまめに補給する必要 があると考えられます。サッカ-の高原選手が飛行機内での体調 不良を起こしたのも、体質を考慮するとうなずけます。一方東洋医学 で「陰」体質といわれる、色白ポッチャリタイプは長寿の傾向が多い にあるが、脂肪過多で低体温に陥りやすい。食事の好みも軟らかく 水分量の多いものを食すようです。例えば果物類は柑橘類、お菓子 はケ-キなどで、お茶をよく飲み、食べること大好き人間が多いので、 水ダイエットの話に即実践するタイプです。日頃から水分過多なのに 更に水分を多量に補給すると、たちまち「冷え性」となり燃焼効率の 悪い、基礎代謝低下の体質に変貌してしまいます。但し少々多いぐ らいの方は肌質が常にみずみずしく、若々しい人達が多いようです。
水分過多タイプは、体全体が脂肪で鎧のように覆い隠されていま す。筋肉は重い体型を動かすために必要最低限確保されてはい ます。何か行動するたびに莫大なエネルギ-を消費しますが、それ によって体温も急上昇しますが、常に機能の適正化を維持するた め水分の放出が起ります。所謂発汗作用で、よく汗が吹き出てく るので、本人は暑がりの「陽」タイプと感知がいしているのを多く 見かけます。発汗するから水分を補給する、その上余分に飲むと いう悪循環に陥るのです。その結果燃焼効率が悪いため、消費出 来ない糖分が脂肪となって貯えられ、余分な水分も体の隅々の 細胞に貯えられます。脂肪は内臓脂肪(臓器に付着)と体脂肪 (体表面)に分けられます。脂肪を燃焼させて正常な健康体にする ためには、筋肉を強化して毛細血管をバランスよく体に全体に張り 巡らせることが、基礎代謝アップに繋がります。そこで最も効果的 で単純な方法は、背筋力の強化です。イスに浅く腰掛け背筋を真 っ直ぐに伸ばす姿勢を5分ぐらい維持する、それだけで250~ 280㎏カロり-の消費が期待できます。しかしリラックスした寝そ べった姿勢だと全く消費しないといわれています。5分位のスクワ ットを継続することで十分期待できるのです。一方内臓脂肪は食材 を少し変革する。果物類は体温アップの期待できる、北方産のりん ご、味付けも脂肪の多いマヨネ-ズ類を醤油味を多くし、お菓子類 はケ-キから和菓子やクッキ-に切り替える。消化器系が泥弱気 味になっている可能性を感じたら、まるかんのダイエット商品がお 勧めです。非常にバランスよく組み入れたパウダ-食材が、引き 締め効果とあいまって、美しい体型の可能性が大きいです。 ところで中間体質で肥満になっている方がいらっしゃります。所謂 固太りで、そこそこの筋肉質に脂肪と組み合わさった方々です。 お相撲さんがダイエットを始めたイメ-ジです。この方たちは全般的 に食事量をより明確に減らす努力と、ダイエットサプリメント等で肉質 を変えることから始めないと、全く効果が期待できず、即挫折します。 時間がかかることを念頭において体調管理に取り組むことが肝要な ようです。