運動嫌いの人たちにとって、運動という言葉を聴いただけで、負の イメ-ジがどんどん膨らんでくるそうです。疲れる、汗をかく、面倒 だ、体の節々が痛くなる、筋肉が張って硬直する・・・など等否定 的なことが次々と思い浮かぶようです。多少運動に寛容な人でも、 特別な行為、例えば何かの試合を連想し、特別視するようです。 でも人は動物であるということが前提であるように、動くことによっ て自己が確立されるわけです。生きていくうえで、体の一部あるい は全身を動かすことによって得られるわけです。食事の時には、 手や口を使い、目的のところへは足を使用する。所謂運動機能を 屈指して行動を具現化するのです。この運動機能は筋肉によって 構成されている。これは小さいときから歩いたり、跳んだり、走った り、物を持ったり、背伸びしたり、ボ-ルを投げたり、等などの日常 のあらゆる行動の中から、徐々に身についていきます。そして成長し 成人になるのですがその後日常の行動によって体力は維持されて いくため、しばらくの間は不便も、不調も感じなく行動できるので、 徐々に体力が衰えてきたり、より便利な物が存在すると、そちらの 代替品へ(車などの乗り物)移行していく。その頃には筋肉は、動か さないで一週間も寝るような状況下にいたら、人は1人では立って 歩けなくなる、などの知識は皆無と成っているようです。
人は体を動かす行為が、運動に成る。また意識的にイスに座って 背筋を伸ばし、肩から力を抜いてピッとした姿勢を10カウント数え る。徐々に数を増やして、5分位は継続できるようになる。半腰状 態で立って10カウントし、決して無理をせずに数を増やせる状態 に持っていく。屈指運動でも何でも、昔の指導は体により付加を掛 けて、痛いのを我慢するぐらいで無いと効果はないと考えられてき ました。そのような指導法によって、多くの人達が運動嫌いになっ たといわれています。最近は多くの人達の研究によって、日々5分 ぐらいの継続的に行うストレッチで十分に健康を維持する上での 体力は確保できることが立証されています。忘れても思い出したら 再挑戦する。年齢に関係なく自身の信念で行えばそれなりに効果 はあります。また筋肉は年齢に関係なく質を高めることが出来ると の事です。そんな中でも一番大事なことは、長患いせずに、できる だけ周りの人たち、家族や子供たちに迷惑をかける期間が短かく なるように、元気で長生きしお呼びがきたら短期間で<さようなら> する、そんな一生にしたいものです。若いときに病気になる、60~ 70代は内臓も元気なので、長患いする可能性があるようです、 心身を鍛え、生活をエンジョイし日中の体温を36、7℃~37℃を 確保する。老化とは体温が低下する現象です。健康体温が目安で、 血圧を計ることより重要なことと認識するべきです。健康体温が維 持されていると、あらゆる機能は潤沢に活動するのです。