゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

地球温暖化に九割の人関心!?

2007-10-16 20:30:00 | 環境問題

家庭ごみ3分の1「生ごみ減量に強い味方」                                         家庭から出るごみの3分の1を占める生ごみ。市町村の収集に任せ                           るのではなく、処理機などを使い、個人で減量化を進めている家庭                            も多い。一方、生ごみから作った堆肥を自治体や企業が回収するな                          ど、減量化支援の動きが道内でもじわじわ広がり始めた。                                 

※行政<堆肥>を回収                                                     札幌市は5月から、家庭で作った生ごみ堆肥の回収を始めた。                              段ボ-ル箱や電動処理機を利用し、堆肥化したものを、市内7ヵ所の                          清掃事務所や、12カ所の共同作業所など福祉施設に個人で持ち込                          む仕組みだ。堆肥はさらに処理し、コンビニエンスストアの店頭を花で                          飾る活動など、市内の緑化に活用している。同市内は、マンションな                           ど庭がない集合住宅が多く、「堆肥を作っても使い切れない」との声                           があったため、回収に踏み切った。受け入れは9月末までに数件と、                          まだ浸透していない。しかし、市ごみ減量推進課は、「ガ-デニング                           シ-ズンが終わる冬場には、回収も増えるのでは」と期待している。                           問い合わせは市ごみ減量推進課℡011・211・2928へ。

※野菜の宅配業者も                                                       独自に個人から回収をしている企業もある。有機・低農薬野菜など                            の宅配をする「らでぃっしゅぼ-や」(東京)は、温風を当てながら                             堆肥にする乾燥型の電動処理機を持つ会員家庭の生ごみ堆肥を回                          収。同社に出荷している地元農家に堆肥として還元している。同社は、                         道内では札幌や旭川、石狩、室蘭などで宅配事業を行っており、20                           02年から、堆肥回収をスタ-ト。全国1600世帯、道内では、49世                           帯が参加しており、同社は会員象に力を入れている。                                   問い合わせは同社℡0120・831・375へ。           

※微生物で分解処理                                                      生ごみを処理しても、堆肥など固形物が残らない新たな電動処理機                           も登場した。「シンクピア」(本体24万8千円)という商品だ。流し台の                          下に機械を設置、排水口から生ごみ投入すると、微生物で水と二酸                           化炭素に分解する。韓国製で、札幌の代理店エル・インベンション                            (℡011・825・3000)でも昨年ら販売している。札幌市東区の自                           営業阿部雄次郎さん(54)宅では、昨秋に設置した。それまでは、                            収集日に家族四人で45㍑入りごみ袋が満杯になっていたのが、                            生ごみが減ることで、かさが目に見えて小さくなったという。間違えて                          スプ-ンなどを一緒に捨てることもあったが、排水口に流す前によく                           確認するようになったという。妻の清美さん(41)は、「家庭で処理を                           するようになって、ごみの中身を気をつけるようになりました。関心を                           払うようになったことで、食べ残しも減りました」と効果を話している。

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札幌市がごみ収集有料化考察の背景

2007-10-16 17:00:00 | 社会・経済

地球環境と密接なごみ。リサイクルの前に発生元減らして                                (北大公共政策大学院教授 吉田文和講演)                                        ごみは燃やせばなくなるかというと、なくなりません。日本の一般家                           庭からでるごみは、80%程度が償却処理されます。焼却すると、灰                           になって容積は十分の一程度まで小さくなりますが、その灰の埋め                           立て場が必要になります。ダイオキシン問題が発覚してからは、埋                            め立てもできず、焼却炉はダイオキシンが出ないように、多額のお金、                         税金をかけて対策を進めてきました。札幌の白石区にある清掃工場                           が良い例です。札幌市が建て替えを検討中に、ダイオキシン問題の                           緊急対策として示された基準を満たすため、ダイオキシンを取り除く                           設備を付けた結果、当初四百七十億円だった費用が、百億円多い                            五百七十億円に膨れあがったわけです。ごみを焼却すると温室効果                           ガス、主に二酸化炭素が発生します。全国の焼却炉から排出された                             2005年の二酸化炭素の量は、京都議定書の基準年となっている                            90年と比較しても、三割近くも増えています。ごみが地球環境と密                           接に関係しているのです。だから、リサイクルをしようというわけです                          が、リサイクルはごみを減らせるのでしょうか。日本は「循環型社会                           形成推進基本法」という法律を基に、家電リサイクルなど各種のリサ                           イクル制度をつくりました。制度面では、環境先進国といわれている                           ドイツより進んでいますが、ごみの発生元を減らさなければ、いくらリ                           サイクルが進んでも、エネルギ-を使うばかりで、根本的な対策には                           つながりません。                                                         では、ごみの分別はリサイクルにどう影響を及ぼしてるのでしょうか。

例えば容器包装リサイクル法は九十七年から実施され、消費者が                            分別した瓶、カン、ペットボトルなどを自治体がそれを回収します。                            札幌では南区、東区にある二ヵ所で、資源ごみを機械で選別し、最                           後は人の手で分別しています。分別をやればやるほど、分別を実                            施する自治体は財政負担を強いられるわけです。自動車リサイクル                          は、当初一年間当たり五百万台というもくろみが、実際稼動してみ                            ると海外に流出しているなどから三百万台しか集まらない。中国な                            ど国境を越えたリサイクルが行われているのです。ちなみに不法投                           棄は、使用済みの廃家電や自動車が放棄されることが多かったの                            ですが、最近は、スクラップ鉄の市場価格が上昇しています。ある                            中国人研究者が路上に捨ててある車を見て笑いながら「中国では                            こんなことはありえない。誰かが真っ先に駆けつけてスクラップとし                            て回収し、なくなっちゃうよ」と言っていました。札幌市は「スリムシ                             ティさっぽろ計画」の素案を発表して、市のホ-ムペ-ジで掲載し                            ています。その中で、ごみの減量についての資料を紹介しますと、                            札幌の一般ごみの中身は、重量比でいうと、新聞紙などの紙ごみ                            が30%を占めます。ごみの中でも、紙やプラスチックなど資源とな                            るものを回収できれば、ごみ減量につながります。そのためには、                            一般のごみと資源となるごみを一緒に出させないようにする手を打                            っていかなくてはいけません。そのインセンティブ(動機付け)として                           有料化の問題も提案されているのです。ごみを減らすことで、今の                            北区篠路にある清掃工場の建て替えを中止したり、埋め立て地を                            延命させたりすることが目的です。財政が逼迫する札幌市はごみ                            処理の予算を減らし、その分を福祉関係の予算を増額するなど、                             選択肢の幅を増やそうとしているのです。                                           よしだ・ふみかず=1950年、兵庫県尼崎市生まれ。東京都立大                            経済学部卒業後、78年に京都大大学院経済学研究科終了。同年、                           北大経済学部専任講師、助教授を経て92年同学部教授。2005年                           北大公共政策大学院開設時から現職。ごみ減量を目指す札幌市廃                           棄物減量等推進審議会会長を努め、今年3月、家庭ごみ有料化を                             盛り込んだ答申書を市に提出した。

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ビ-ルの魅力「新津やすこ解説」

2007-10-16 14:55:34 | うんちく・小ネタ

地域色豊かなエ-ルタイプ

100_0197 ドイツビ-ルと言えば「ビ-ルは大麦麦芽、ホッ                           プ、水、酵母のみで醸造しなければならない」と                               言う「ビ-ル純粋令」が有名です。世界最古の                                     食品の品質保持のための法律と言われ、ドイツでは現在もこの                  法律に基づきビ-ルを醸造していることが、ブラウマイスタ-(醸造                            最高責任者)の自慢です。でも、小麦麦芽を使うヴァイツェンやライ                            麦ビ-ルもあるのでは?実は、冒頭の条文はラガ-タイプを醸造す                           る際のもので、大麦以外の麦芽を使うときはエ-ルタイプのビ-ルに                           しなければなせないそうです。ドイツではヘレスやデュンケルと言った                          ラガ-タイプのビ-ルが有名ですが、エ-ルタイプのビ-ルも多くあ                           ります。道内の地ビ-ルにもよくある「アルト」はデュッセルドルフの                           伝統的なエ-ルで、麦芽の香ばしさと、ホップの苦みがきいた赤褐                           色が特徴です。「ケルシュ」はケルンのエ-ルで、ピルスナ-人気を                           意識し、明るい麦わら色で、すっきり飲みやすい味です。ベルリンに                           は「ベルリ-ナ・ヴァイセ」という非常に酸味のきいた小麦のエ-ルが                          あり、木イチゴなどのシロップを混ぜて夏にストロ-クで飲みます。                            このほかエ-ルだけでなく、燻製臭をつけた麦芽を使うバンベルグ                            の「スモ-クビ-ル」や、ミュンヘンの修道院で断食の際に「液体の                           パン」として飲んだ高アルコ-ルの「ドッペルボック」など、ドイツ全土                           には地域ごとに文字どおり「地ビ-ル」が存在します。

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