゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

教育「学力向上に・・・・」!?

2007-10-25 20:30:00 | 本と雑誌

学力向上に必要なのは競争や格差なくすこと                                       (尾木直樹・教育評論家解説)

オッリぺッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの (NHK未来への提言)

オッリぺッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの                           (NHK未来への提言)
価格:¥ 998(税込)
発売日:2007-07

世界トップの学力で有名なフィンランドの視察から、私はつい先日帰国                          した。「学力向上」に力を注ぐ日本は、深く学ぶ必要がありそうだ。その                         手助けとなる好著が、「NHK未来への提言」シリ-ズの一冊、「オッリ                          ペッカ・ヘイノネン『学力世界一』がもたらすもの」である。著者のヘイノ                          ネン氏は、学力世界一の礎を築いた教育大臣であり、就任当時は29                          歳の若さであった。「教育で大切なのは機会の平等です。その基礎が                          あって初めて世界の頂点に立てる高い水準の人材を育成することがで                         きます。教育はいわば<投資>です。国の競争力に関わる問題なの                          です」と、彼は語る。その言葉通り、フィンランドは学力だけでなく、経済                         競争力でも常に世界のトップに位置している。その彼に東大教授の佐                          藤学氏がインタビュ-を試みた著作である。「教育の質をよくするために                        は、とかく中央からのコンとロ-ルか゛なされがちなのですが、フィンラン                         ドでは教師や生徒や保護者の自主性、主体性を支える形で改革が行わ                        れた」と評価。ヘイノネン氏は、「教育と人間の成長を手に入れるために                         は経済成長を忘れること」が必要という。教師と生徒に向けては「自分                          の頭で考え、心で感じたことを信じること」「創造力を引き出し、モチベ-                         ションを高め、彼らが内なる洞察力を手にする」ことが学力向上につなが                         ると強調。人は「学校のために学ぶのではなく、人生のために」学ぶの                          だと格言を引用する。一方の佐藤氏は、フィンランドには教育現場への                         思い切った裁量権の委譲と考える力を育てるための工夫があったと指                         摘する。そして自分の力を信じ、自ら考え、答えを見つけ出せる人間に                         育ってほしいというヘイノネンの願いを紹介する。

平等社会フィンランドが育む未来型学力 平等社会フィンランドが育む未来型学力
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-05

このような論議を補強し、各論を展開するのが、日本で初めてフィン                            ランド人自身が書いた「平等社会フィンランドが育む未来型学力」で                           ある。フィンランドの教育力を支えているのは次の13の特徴という。

  1. 「教えること」から「学ぶこと」への転換と通知表のない小学校
  2. 子ども参加の学校づくり
  3. 休暇がいっぱいの学校生活
  4. 少ない授業時間に通学時間制限
  5. 学校と家庭の協力効果
  6. 義務教育から大学院まで完全無償
  7. 地域間格差のない学校教育
  8. 競争と差別のない平等な教育
  9. 教師の専門性の高さ
  10. 学校が社会参加を育む
  11. 自冶体ごとに運営する教育制度
  12. 学校委員会の活動
  13. 就学前教育制度

一方、日本は徹底した注入と訓練主義的な方法に力を入れ、子ど                             も抜きで学校づくりを進め、夏休みの短縮までして授業時間数を増                            やす。親はモンスタ-ペアレントと化し、行政は弁護士や警察のOB                           からなる「学校問題解決支援チ-ム」で対抗。大学で四年間勉強す                           るには入学金と授業料で四百万前後はかかり、熟代もばかになら                            ない。すべてにおてフィンランドとは逆の方向に向いていないか。新                           たに全国一斉学力テストまで導入。「競争」と「淘汰」によって学力を                           上げようとする日本。本当にこれで大丈夫かという心配に対して、                             しっかり展望を示してくれる好著である。

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ガ-デンらいふ「春植え球根の堀上げ」

2007-10-25 16:00:00 | ガ-デニング

100_0235 初霜が降りるまでに                                      
夏から秋にかけて庭を彩ったダリアやカンナ、                            
グラジオラス。これらは春先に球根を植えること                           
から「春植え球根」と呼ばれています。11月の                            初めには球根を堀上て貯蔵しておくと、来年も再び植えられ、                   
きれいな花を楽しめます。いずれの球根も、初霜が降りるまでに堀り                           上げましょう。ダリアは株元十~十五㌢を残して刈り取り、傷が付か                            ないように丁寧に堀り上げます。球根についた土は軽く落とし、乾か                           します。その後、茎を五㌢ほど残して切り2、3個のブロックに分けま                          す。段ボ-ル箱にビニ-ル袋を敷き、ピ-トモスかおがくず、新聞紙                           を入れ、球根をその中へ。五~八度の暗い場所に置き、時々霧吹き                           で水分を補給します。ただし、かびが生えないように気を付けましょう。                          カンナの葉は球根の充実に必要なので、地上部が十分枯れたら堀り                          
上げます。ダリア同様、箱に貯蔵しますが、室温は八~十度とやや高                         め。グラジオラスは葉や茎を切らずに球根を掘り上げ、よく乾燥させま                         す。古い球根や根などは取り除き、網袋など風通しのよいものに入れ                          て貯蔵します。チュ-リップやユリなどの「秋植え球根」は寒さに強い                          ので、3~5年に一度の堀り上げ・分球でも咲くには咲きます(原則は                          毎年堀り上げる)。しかし、春植え球根の場合は耐寒性が低いので、                          そのまま雪の下に置くと寒さで死んでしまいますよ。                                    (花新聞ほっかいどう)

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「原因」と「引鉄(ひきがね)」

2007-10-25 14:34:00 | 日記・エッセイ・コラム

ひろさちやのほどほど人生論(宗教評論家)                                         <物事のきっかけは双方に>                                           定員9名のエレベ-タ-に10人が乗りましたが、ブザ-は鳴りませ                          ん。そこにもう一人が乗り、11名になりました。そのとたんにブザ-                           が鳴りました。全員がその最後の人をにらみつけます。その最後の                           男性はちょっと肥満体でした。彼はばつの悪そうな顔をして、エレ                             ベ-タ-を降ります。降りざるを得ませんよね。けれども、わたしの                            体験からすれば、最後の人が降りただけではだめです。あともう一                            人が降りないと、ブザ-は鳴りやまないと思います。実は、エレベ                            -タ-はすでに定員オ-バ-になっていたのです。定員オ-バ-                            だけれども、まあなんとか耐えられる状態でした。そこに最後に肥満                           体の人が乗り込んできて、エレベ-タ-はその負荷を取り除いても、                           その前にすでに重量オ-バ-していたのですから、さらにもう一人が                          降りないといけないのです。だとすると、最後の肥満体の人が定員                            オ-バ-の「原因」ではありません。われわれは最後の人をにらみ                           つけますが、それはまちがい。仮に小さな子どもが乗っても、エレ                             ベ-タ-は警告のブザ-を鳴らすかもしれません。したがって、定                            員オ-バ-の「原因」は最後の人だけでなく、その前にエレベ-タ-                          に乗っていた「全員」にあります。もしもあなたが最初に乗ったとして                           も、あなたにだって責任があります。流行性感冒の原因はインフルエ                           ンザ・ウイルスとされています。けれども、健康な人はウイルスに感                           染しても発病しません。過労の人や暴飲・暴食で弱っていた人、体力                           の低下したお年寄りがウイルスによって発病するのです。とすると、                           インフルエンザ・ウイルスは流感の「原因」ではなく、エレベ-タ-に                           乗った最後の人と同じく、たんなる「引鉄(ひきがね)」ではないでしょ                           うか。また、職場や近隣の人間関係において、ときに仲違いが起きま                          す。そんなときわたしたちは、仲違いの「原因」は何かと考えて、そし                           て相手のあの行為や言動がよくないのだと思ってしまいます。でも、                           それはまちがいです。彼のその行為・言動は仲違いする「引鉄」には                          なったでしょうが、決して「原因」ではありません。定員オ-バ-の「原                         因」はすでにエレベ-タ-に乗っていた全員にあるのと同じく、仲違い                          の「原因」はあなたと相手がこれまでに積み重ねてきたあらゆる行為                          が「原因」になっていることを忘れてはいけません。相手の行為・言動                          だけが「原因」と考えてはいけないのです。仏教では、このことを-因                           縁(いんねん)-と呼んでいます。因というのは「引鉄」であり、縁とい                           うのはあらゆる行為、言動だと思ってください。「原因」だけで物事を考                          えてはいけないのです。

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絶妙 とけ込むイカの味

2007-10-25 11:28:00 | ほっかいどう関連情報

100_0209 イカの加工食品を製造・販売するトナミ食品工                            業(函館、利波英樹社長)本社で、函館産マイ                            カ(スルメイカ)をワイングラス風に加工する「イ                             カグラス」作りがピ-クを迎えている=写真=。                            日本酒の消費低迷に伴い、函館名産イカとっく                            りの販売が減少していることから同社が考案。                            10年前から製造している。高さ約15㌢。日本酒                           が一合半-二合入り、熱かんを注ぐとイカの風                            味がとけ込み絶妙な味わいとなる。台湾や韓国                           からの観光客にも土産品として注目されている                            という。道内各地で販売されているが、北斗市                            追分の直売店では1個六百八十円で取り扱っている。                       大手インタ-ネット通販の楽天市場でも購入できる。                                     問い合わせは同社本部追分工場℡0138・48・1234へ。

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