゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

メタボ診断基準腹囲に「異論」

2007-10-24 17:35:00 | 健康・病気

「男性87、女性80㌢が適切」

東北大大学院薬学研究科の今井潤教授らのグル-プは18日、                             メタポリック症候群の診断基準になっているウエストサイズ(腹囲)                            について「男性87㌢、女性80㌢が適切な基準値」と発表した。                             厚生労働省は腹囲が男性85㌢以上、女性90㌢以上で、さらに                             高脂血、高血圧、高血糖の二つ以上に当てはまるかどうかを基準                            としている。女性の腹囲を男性よりも大きく設定していることに異論                            もあった。研究グル-プは「女性の腹囲は引き下げが必要」と指摘。                           25日から沖縄県で開かれる日本高血圧学会で発表する予定。                              研究グル-プは、2000-06年にかけて、岩手県花巻市大迫町の                           男女約400人(平均63歳)に健康診断を実施。血圧などの検診                             デ-タを分析し、メタポリック症候群に該当する人を見つける上での                           最適な腹囲の値を導き出した。現行の診断基準は、日本高血学会                           などが作成、05年に発表した。その後、国際糖尿病連盟が「男性                            90㌢、女性80㌢」を発表するなど諸説出ている。

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親子で楽しめる<新童謡>!?

2007-10-24 17:30:00 | 音楽
みすゞのうた~金子みすゞ meets 浜圭介 みすゞのうた~金子みすゞ meets 浜圭介
価格:¥ 3,000(税込)
発売日:2007-09-26

「石狩挽歌」などで知られる札幌育ちの作曲家浜圭介さん(61)が、                            初めて童謡を手がけ、CD「みすずのうた」(エイベックス、八曲、3千                          円)として発表した。「その時代にしか通用しない輝きを持つのが歌                           謡曲」が持論の浜さんは、「世代を超えて歌い継がれる童謡を作曲                           するのが長年の夢だった」と話している。詩は、西条八十に「若き                            童謡詩人の中の巨星」と称賛された金子みすず=1903年(明治                            36年)-30年(昭和5年)=の作品から、「象」「魚の嫁入り」など                            八篇を選んだ。10年ほど前、偶然、金子の詩を知った浜さんは「言                           葉に、美しさと優しさと情が素直に表現されている。独自の温かく                            ユ-モラスな目線がいい」と感動。童謡の作曲は金子作品で、と                             決めていたという。「行間ににじむ金子の目線の温かさを感じさせる                           曲にしたい」(浜さん)との思いを込めて、2年がかりで作曲した。伸                           びやかで親しみやすいメロディ-を、ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんが                          情感豊かに歌い上げている。浜さんは「人や生き物のすばらしさを気                          付かせてる童謡をせけひ、親子で歌って」と話す。

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日本最北 良質な牛乳から手作りチ-ズ

2007-10-24 14:56:00 | ほっかいどう関連情報

豊富町「工房レティエ」

「こんな森の中にあるの?」。目的地「工房レティエ」は、木立の中に                           ポッンと建っていた。工房兼店では、摂りたての牛乳を原料にした                            チ-ズやジェラ-トなどを製造販売している。「牛が好きだから、自                            然と父の仕事を手伝うようになった」と言うのは、店長の久世歩さん                         (29)。人里離れた森の中でうら若き女性が、と驚いていたら、代表                           で父の久世薫嗣さん(63)にはもっと驚かされた。神戸で牛乳など安                           全食品の共同購入の仕事をしていたが、「もっとおいしい牛乳を飲む                           には、自分で牧場を経営するしかない」と決心。家族と家畜(牛、豚、                          鳥)を伴い、さながら「ノアの箱舟」のトラックで北海道に上陸。豊富                           町に移住して約20年たつ。現在は二男の亮さん(32)と一緒に、70                           ヘクタ-ルの土地でホルスタイン、ジャ-ジ-合わせて50頭の牛を                           放牧している。牛たちは青草を選びながら、丘陵地帯をのほほんと                             移動。こんなに自由にたくましく育った牛の牛乳が、おいしくないわけ                          がない。研究を重ね完成したナチュラルチ-ズは、モッツァレラ、フロ                           マ-ジュ・ブランなどのフレッシュタイプと、4種類のハ-ドタイプ。乳                           質のうまみが生かされていてどれも個性的。ジェラ-トもさわやかな                           草原のような味わいで、疲れた体に染みこむよう。家族の誠実な仕事                          ぶりが伝わってくる。工房では、モッツアレラとストリングスチ-ズの                           手作り体験もできる。歩さんの手ほどきに従い粘土をこねる要領で、                           熱い湯の中でチ-ズをぷにゅぷにゅもみもみ。良質の原料と親切な                           指導で、簡単にできた。ラクレットチ-ズは、専用の道具で溶かして                            ト-ストの上にとろり。身もだえしながら食べている小世里さん。「もう                          一度食べたい」と、いまも目を潤ませている。                                     (佐々木小世里、柳亜古。記)

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フラット革命

2007-10-24 13:56:00 | 本と雑誌

「ブログ論壇」の可能性・・評・武田 徹(ジャ-ナリスト)

フラット革命 フラット革命
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2007-08-07

流行語のようだったIT(情報技術)革命なる語も最近は鳴りを潜めて                           いる。あまりに漠然としているからだろう。本書はその仕切り直しを目                          指すといえようか。マスメディアの情報配信「独占」をインタ-ネットが                          崩した影響へと考察を集中させ、現在進行中の変化を確実に描こう                           としている。そこで引かれる概念がトマス・フリ-ドマンの「フラット化」                          だ。ITによって「距離」が意味を失い、隣町と地球の裏側の都市が同                           じ地平に並ぶことを示したフリ-ドマンのキ-ワ-ドを、著者はネット                           上でマスメデアとブロガ-たちが一線に並んで発信をし始めている状                           況を指して使う。このフラット化はマスコミが提示する情報を共有して                           造成されていた「われわれ(=共同体)」意識をも崩壊させた。その結                          果としての混乱も著者は的確に描いているが、一方で「ブログ論壇の                          登場」に期待を寄せる。コメントやトラックバックといった仕組みを通じて                         繰り広げられる議論の過程が今やすべて表層化、可視化されたのも                          またフラット化の一面だ。それはブログの劇場化を用意して時に「炎                           上」を招いているが、瞬味(あいまい)な「われわれ」ではなく、個々人                          が意見を積み重ねて新たな合意を形成する動きも見られる。その可能                         性を評価する姿勢には共感できる。だがブログ論壇の中で新しい公共                         性が確立されるのではという著者の予想は実現するだろうか。ブログ                          はだいぶ普及したとはいえ、ネット上の表現形式のひとつに過ぎないし、                         ネットが世界のすべてをカバ-できるわけでももちろんない。たとえば                          格差問題の議論はネット上でできるが、本当に格差の果てで苦しむ                           人の声はネットには載らない。つまりフラットな地平での議論は当事者                          不在の一種の「欠席裁判」になりかねず、そのままでは公共的なもの                          にはならないだろう。一部の「われわれ」にとって都合の良いことを「誰                          にとっても望ましい」公共的なものだと称してきた歴史の轍をいかに踏                          まないか、それがフラット革命の成否を分けるのではないか。

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