決してなりたくは無いが、病気には三通りが考えられます。
- 一つ目は、不慮の災難である事故に遭う。(軽傷から重症)
- 二つ目は、感染症に罹る
- トリインフルエンザが話題になっています。これはウイルスが 原因媒体で、日頃一般的な細菌を媒体とする流行性感冒と は異質な物。初期症状は似てはいるが、人体に及ぼす影響 は段違いに脅威である。
- かって、ヨ-ロッパで大流行し多数の感染死者を現出したペ ストやスペイン風邪は有名。その他天然痘、はしかなどが挙 げられる。永年、鎖国政策を取ってきた我国の幕末時、無防 備(抗体保有者が皆無)だったために外国人水夫などからの ペスト感染で多数の死者を出したとのことです。
- エイズウイルス、またA型・B型・C型肝炎などは保菌血液製 剤の輸血による感染が大半の原因との見解のようです。
欧米では、これら大量の感染死者を現出した感染症対策や戦争によ る傷害者などを特化した医療技術の研究が主流となっているため、対 処療法の外科的処置しいては再生医療へと移行した技術の発展が本 流となっているようです。
3. 三つ目は、個々の生活習慣の差異による心身の破壊。
- 個々人の体力の限界を超越した破壊的行為による発症
- 知らずに受ける、環境汚染による発症(アスベスト・塵肺・喫煙・ 長期間冷害状態による内臓疾患や免疫力の低下・等など)
- 栄養過多による体重オ-バ及び栄養失調による痩せすぎ(年 配者の約4割は栄養不足とのこと)
- 筋肉低下状態による体力の衰えが加齢によるものと錯覚(何も せずに益々悪循環に陥る)
三番目が、間違った認識で楽しいはずの人生を暗いものにしてしまう、 識者が各種各様、百家争鳴に夫々の研究成果の正当性を自己主張し ています。最近、多くの家庭医学書や放映などによる啓蒙活動が盛ん に行われています。それらを客観的に思考すると、2つの流れを見ること ができます。一つは、徹底的に検査をし異常値を探知、その危険部位の 治療に当たる。それは心臓であったり、脳・膵臓・肝臓・胃腸などの機能 障害を正常化へと導く医療行為。それは、不調を感じた時には手遅れ状 態になっている可能性があるため、早期または定期的検査を奨励してい る。もう一つの流れは、生活習慣の根本的な問題点を的確に指摘し、改 善によってよりよい状態へ導いてくれる医療行為。国家資格による医療 行為は弁護士もタクシ-の運転手も同等です。身近な運転手のト-タル 技術は夫々の個性によって受けるサ-ビスに雲泥の差があることは理解 出来ていると思われます。医者も夫々の感性や情報収集能力の差異によ つて、医療行為に違いがあることを認識するべきです。 この三つ目を生活習慣病と公称しある日突然に訪れる、内部からの心身 破壊です。最近の健康志向は、この生活習慣病の疾患からの回避策が 徐々に解明され、通例として定着していたことが間違いだったとの報告で 改善策が提示されてきています。だが、ここにも個人的ニュアンスでの自己 流との違いに否定的発言をする方がいますがあまり気にしないことです。