ヒトの生物学的リズム(体内時計)は、約1日(24~25時間)ごとの周期で繰り返されて、概日リズムとも呼ばれています。その中でも、一定の時刻がくると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に眠りから覚めるととう睡眠-覚醒のサイクルは重要です。睡眠を調節しているのは、目の網膜および、脳の「松果体」という器官から分泌されている、メラトニンというホルモンであると考えられています。昼行性のの動物であるヒトの場合でいえば、メラトニンは、眠りにつく2~3時間から翌朝起きる頃まで分泌されていて、睡眠その他のリズムを調節していると考えられている。このため、アメリカでは、副作用がなく睡眠に導く効果をもつサプリメントとしてメラトニンが売られていますが、日本ではまだ認可されていません。もし、日中も眠くてしょうがないときは、睡眠不足と睡眠障害、なかでも「睡眠時無呼吸症候群」が疑われます。単なる睡眠不足であった場合、生活習慣をコントロ-ルすることで対処できます。しかし、睡眠時無呼吸症候群であったときは、睡眠時に呼吸がしばしば停止してしまう危険な病気であるため、専門家に相談することが必要になってきます。日本国内には、睡眠時無呼吸症候群の患者が、成人男性の4~5%以上、女性の1%以上いると推測されています。これらの人たちの場合、本人は良く眠れたと思っていても、実は短い覚醒が一晩中積み重なった不眠状態にあるため、睡眠時障害を起しやすいのです。睡眠時無呼吸症候群は、原因によって、
- 上気道(鼻から気管支に至る空気の通り道)がつまってしまう閉塞型。
- 呼吸中枢の機能が低下している中枢型。
- それらの混合型。の3種類に分けられます。
※1、2は肥満あるいは高齢の男性に多くみられます。最近、マウスピ-スが1、3に有効とのことです。2は栄養素の不足が考えられます。特に神経細胞の構築に必要な副腎皮質ホルモンの分泌を促す、ビタミン6・12・ナイアシン・C・Eなどミネラルのカルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分などが必須アイテムです。まるかんの健康サプリメント“パニウツ元気”がお薦めです。