空白

ここ数日間、ブログの更新をサボっていた。
忙しくても、意欲があれば何かしら書いていたのだが、この間は「書こう」という意欲が全く沸いてこなかった。

お気に入りのドラマが終わってしまったから…というのもあるけど、この前投函した手紙に対する相手の反応が気になっていた。
もしかしたら、彼女がメモを走り書きしたのは、ほんの気持ち程度だったのかもしれない。それを自分の中で膨らましてしまい、やや重い内容の手紙を書いてしまった。そのことに対して引かれてしまったのか、それとも、手紙が届いていないのか、いや、もう家を出られたのかと、あれこれ考えてしまう。
そしてついさっき、電話をかけてみようと番号を押したのだが、発信ボタンを押す前に逡巡し、結局押すことができなかった。一体、何のために電話をしようとしているのか。頭の中で整理がつかない…

許してもらえるとは思っていないけど、ボタンの掛け違いはどこかで解消したい。
ただ、彼女からの絶好のパスに対し、僕のキックは明確にゴールを狙っていなかった。「初めから電話にしておけば…」と思っても仕方がない。

週末きっちり休むためには、この心に開いた空白を抱えながも、１週間張り切って仕事をこなしていかなければならない。

手紙が届いていれば、きっといつか反応してくれると信じて、今はそのことを脇に置いておく…
もし、心の乱れがおさまらない時は、そうだ、呪文を唱えよう。
「バテレン、レンコン、トマトハ、マーックス！」と…