あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

掛け違い

2007-07-21 22:31:48 | つれづれ
先日、叔母が亡くなった。

一人暮らしで、頼りにしていた親類が我が家だけだったので、母が施主となり葬儀を行うことになった。が、実質的に僕が行わざるを得なかった。
僕と叔母は仲が良いというわけではなかった。むしろ、あまり合わなかった。でも、叔母や母と僕を頼りにしていたようだ。
遠くない距離にいながら、近所の方々のご厚意に甘えて、たまに訪れるのみだった。多分、ちょっとしたボタンの掛け違いだったのだろうが、それは永遠に直すことが出来なくなってしまった。

僕は誰ともボタンをうまく掛け合うことが出来ないのだろう… それは、人と真正面から向き合わないからだということは、何となくわかっている。ぶつかり合うことを恐れ、安全な距離を保とうとする。同じようなことをここで何度も書いているが、その恐れを拭い去ることがまだできない。

先日電話をした相手からも、「考えすぎ」と言われたが、その通りかも知れない。

この見えない鎧を脱ぎ捨てたら、その先にどのような世界があるのだろう。
たとえ傷付いても、この世界とじかに触れ合うことで、きっと何かが生まれると信じて見ようか… 叔母の遺影を見て、何となく心苦しい感じがする。その感じをこれ以上重ねたくないと思うから。
コメント (2)
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