先日、叔母が亡くなった。
一人暮らしで、頼りにしていた親類が我が家だけだったので、母が施主となり葬儀を行うことになった。が、実質的に僕が行わざるを得なかった。
僕と叔母は仲が良いというわけではなかった。むしろ、あまり合わなかった。でも、叔母や母と僕を頼りにしていたようだ。
遠くない距離にいながら、近所の方々のご厚意に甘えて、たまに訪れるのみだった。多分、ちょっとしたボタンの掛け違いだったのだろうが、それは永遠に直すことが出来なくなってしまった。
僕は誰ともボタンをうまく掛け合うことが出来ないのだろう… それは、人と真正面から向き合わないからだということは、何となくわかっている。ぶつかり合うことを恐れ、安全な距離を保とうとする。同じようなことをここで何度も書いているが、その恐れを拭い去ることがまだできない。
先日電話をした相手からも、「考えすぎ」と言われたが、その通りかも知れない。
この見えない鎧を脱ぎ捨てたら、その先にどのような世界があるのだろう。
たとえ傷付いても、この世界とじかに触れ合うことで、きっと何かが生まれると信じて見ようか… 叔母の遺影を見て、何となく心苦しい感じがする。その感じをこれ以上重ねたくないと思うから。
一人暮らしで、頼りにしていた親類が我が家だけだったので、母が施主となり葬儀を行うことになった。が、実質的に僕が行わざるを得なかった。
僕と叔母は仲が良いというわけではなかった。むしろ、あまり合わなかった。でも、叔母や母と僕を頼りにしていたようだ。
遠くない距離にいながら、近所の方々のご厚意に甘えて、たまに訪れるのみだった。多分、ちょっとしたボタンの掛け違いだったのだろうが、それは永遠に直すことが出来なくなってしまった。
僕は誰ともボタンをうまく掛け合うことが出来ないのだろう… それは、人と真正面から向き合わないからだということは、何となくわかっている。ぶつかり合うことを恐れ、安全な距離を保とうとする。同じようなことをここで何度も書いているが、その恐れを拭い去ることがまだできない。
先日電話をした相手からも、「考えすぎ」と言われたが、その通りかも知れない。
この見えない鎧を脱ぎ捨てたら、その先にどのような世界があるのだろう。
たとえ傷付いても、この世界とじかに触れ合うことで、きっと何かが生まれると信じて見ようか… 叔母の遺影を見て、何となく心苦しい感じがする。その感じをこれ以上重ねたくないと思うから。