あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ことのは

2007-08-02 23:59:52 | つれづれ
今日ばかりは、ワイドショーを見ることが出来ないのを歯痒く思う。

今朝、朝刊で阿久悠さんの訃報を読んでいて、人となりを伝える記事が載っていたものの、その扱いの小ささが気になっていた。
ただ、昼休みにブラウズしていて思ったのは、亡くなって大きく取り上げられることよりも、訃報とともに流れる数々の歌を聴いていると、ふとその歌詞を口ずさんでいることのほうが、よっぽど阿久さんにとってうれしいことなのではないか…と。

広告代理店に勤めていたということは、言葉の持つ力を十二分に理解されていたのだろう。阿久さんの紡いだ詩を支える言葉の糸は、キラキラと輝いている。

僕もこうしてこの場所で言葉を織っている。自分では多少注意を払っているつもりだが、ここを訪ねてくれる人たちに、僕の思いは伝わっているだろうか…

「心はいつでも半開き 伝える言葉が残される…」
西田敏行さんが歌った「もしもピアノが弾けたなら」のワンフレーズが心に浮かんだ。

コメント (2)
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