あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ぶらり

2007-08-10 21:50:28 | つれづれ
久しぶりに平日昼間の街中を歩いた。
食事をしようと途中下車したのは祐天寺、初めて降りる駅だ。

先日、NHKの「小さな旅」で紹介されていたが、本当に渋谷まで数分とは思えないような静かな街だ。
目的地は決まっていたのだが、その場所がわからずあちこち歩いていると、フェンスにくくりつけられた人の絵が気になった。その奥を覗くと子どもたちが遊んでいる。確か番組でも紹介されていた幼稚園だ。
その空間は、僕が行っていた幼稚園とは違いとても開放的で、もう一度子どもに戻れたら過ごしてみたいと思う。

さて、今日の目的地は鉄チャンには有名だと思われるレストラン。
最近はそれほど興味がなくなっているが、単にどんな雰囲気の店なのかを見てみたくて行った。

子どもの頃だったら、店の前に立った瞬間から興奮していただろう。現に僕の前で親子連れが券売機で食券を買っていたが、長男くんのウキウキした感じが伝わってくるようだった。

店内に入ると、カウンターのほかにテーブル席があり、それらは皆鉄道車両のボックス席を流用したと思われる。
そのボックス席のお楽しみは、汽車の模型がお水や料理を運んでくるところで、その姿を見て興奮する子どもたちが微笑ましい。
大人ひとりで何となく気恥ずかしくもあったが、眼が合った男の子に会釈をしたら笑顔で応えてくれて、ちょっぴり安心した。
ハンバーグカレーの特急(辛口)を食べたが、とてもなじみやすい味だった。幼稚園の頃、家族で乗った新幹線のビュッフェで食べたカレーとハンバーグを思い出した。

そんな平日の一日を楽しめる時代に僕らがいることは、もしかしたら偶然の積み重ねなのかもしれない。猛暑日の日差しを受けながら、こんなのどかな時間の中でずっと過ごせたらいいと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする