あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

通過点

2008-03-02 21:53:14 | テレビを観る
昨日、今日と、久しぶりにHDレコーダーに溜まった番組を整理していた。
特に印象深かった作品が2つあり、1つはまた今度として、もう1つについて書いておきたい。

先週NHKハイビジョンで放送された「駅 冬の物語」という番組。
火曜から金曜まで、各25分の短い番組だったのだが、とても見ごたえがあった。
カメラマンが自ら企画し、取材した対象は「駅」。
一回目は、五能線の驫木(とどろき)駅
二回目は、東海道線の新橋駅
三回目は、肥薩線の真幸
四回目は、釧網線の釧路駅
と、それぞれの駅にそれぞれの表情を求めて、カメラを向ける。
そのまなざしは、とても穏やかで、優しい。

たくさんの人たちが行き交う大都会の大きな駅でも、一日数本しか列車がない山間部の駅も、そこに暮らす人々や、かかわりのある人たちにとってはとてもかけがえのない人生がそこにある。

クルマ社会と言われて久しいが、まだまだ列車の役割は大きいと思った。
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真意

2008-03-02 21:35:15 | テレビを観る
そう言えば、先週後半の「ちりとてちん」について書いていなかった。
A子と、その父親の秀臣さんにスポットが当てられた週だったが、彼が正典に抱いていたコンプレックスは、何だかとても自分の気持ちに伝わっていて、ぐっときてしまった。
複雑に絡み合ったそれぞれの人生に、「もしも・・・」はなく、歩いてきた道のりだけが真実である。それでも、今日から先はいかようにも変えることが可能だ。わかっていても難しいのだが、それを敢えて変えようとしているのか、それともその前で諦めてしまうのか、その選択が分岐点となる。
清海(A子)を傷つけてしまったと落ち込む喜代美(B子)に対し、順ちゃんの「一生懸命でも、そうでなくても、人を傷つけてしまうことがある。それが人生」といった内容の言葉を聞いて、何だか自分自身が救われる思いがしたのと、誰も傷つけたくないという気持ちが残った。

ところで、草々のスーツの顛末は、やはり四草の算段によるものだった。草原はそれに気付き、四草を責めるのではなく、その真意を汲み取って草々に新しいスーツをプレゼントした。四草のわかりにくい優しさと、草原の責任感が伝わってきた。

もう一つ、この番組の仕掛け人である遠藤チーフプロデューサーのコメントを読んでいて、この人の想いの強さを感じている。そこで、彼が携わった「風のハルカ」を観てみたくなった。「グッジョブ」や「マイボス☆マイヒーロー」、「セクシーボイスアンドロボ」での活躍が印象的な村川絵梨さんが主役で、本を担当されたのが、今僕が嵌っている「エジソンの母」を書いている大森美香さんというのも興味をそそられる。さて、レンタルビデオ店には置いてあるだろうか・・・
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愛宕山

2008-03-02 15:28:07 | つれづれ
自転車に乗ってあてもなくぶらぶらしていた。ふと、ある場所を思い出した。ややきつい坂道を上りきると、その建物があった。
NHK放送博物館には初めて訪れた。スタジオパークに比べて、放送の歴史に関する展示に重点が置かれている。

その中に、「ちりとてちん」の台本があった。この作品も、連続テレビ小説という長い流れの中で、いや、もっと広く語り継がれていくのだと思う。

ところで、この愛宕山では、「かわらけ投げ」はできない。周りにマンションなどか立ち並んでいては仕方がない。だから、かわらけを投げたつもりで何事かを祈る。
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2008-03-02 00:04:25 | 出会う
少し休んだ後、再び出掛けた。目的地は、渋谷のライブハウス。実は、ライブハウスは初めてだ…

神山みささんとの出会いは、もう4~5年ほど前に渋谷の駅前でたまたま聞いた歌声が気になり、歌に聞き入ったことだった。そのときにもらったチラシに書かれていたWEBを開き、たまに見るくらいだった。その後一回だけ、新宿駅新南口の前での路上ライブを聞きにいき、CDを買った。
その後も時折WEBで活動の様子をチェックしていた。

もしかしたら、今日はもしかしたら大阪に行っていたかもしれない。それとも、ほかの予定を入れていたかもしれない。けれども結局は彼女のライブに行き、それは正解だったと思う。力強く、そして優しいうたを聴いていて、言葉にしにくいが、何かパワーをもらった気がする。後ろのほうで、少し引いた感じで見ていたのだが、周りに影響されたのではなく、自発的にリズムを取り、手をたたき、そして声を上げていた。

武道館でのライブに向けて、彼女は進んでいる。その姿に、そしてあの時感じた歌声の魅力を再確認しながら、彼女ならそこにたどり着けると思った。

もし機会があったら、ぜひ聴いて欲しい。そしたらきっと、彼女の歌を好きになる。そして、応援したくなる。きっと、きっと…
だから、みんなに知ってほしいと、心から願う。
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