5月17日(木)のつぶやき

06:44 from Twitter for Android
体調はますます悪くなっている。診てもらえばすぐに良くなるものでもないだろうが、とりあえず午後に診てもらおう。 pic.twitter.com/CsVvhIJu

07:21 from Twitter for Android  [ 2 RT ]
駅でこのポスターを見るたびに、岩手・宮古の浄土ヶ浜に行きたくなる。この青と白のコントラストを目の当たりにしたい。 pic.twitter.com/6EopUcNj

11:44 RT from Twitter for Android  [ 9 RT ]
心からいいと感じるものを称え勧めるためにツイートする行為と、自ら携わっているものや利害関係あるものを盛んにツイートする行為は異なるものだと思うよ。もちろん入り混じることもあるだろうが、後者が主体の人は、所詮営業的にしかツイッターを利用していないんだなと思われることは致し方ない。
（清水 節さんのツイート）

14:48 from Twitter for Android
風邪のため午後休みを取ったが、午後の診察までまだ時間があったので、ヒカリエ内のお店で昼食をとった。さすがにワンコインとはいかないが、そのぶんゆっくり味わった。 pic.twitter.com/rOG9ZZyY

18:05 from Twitter for Android
午後、診察を受け喉の吸引をして処方された薬を飲んで、今は咳がやや収まりつつつある。こんな日に観劇なんて…と思いつつ、あちこちの評を目にすると見逃せない。

18:50 from Twitter for Android
今夜観るのは『負傷者16人』という舞台。一昨年の『ヘッダ・ガーブレル』以来の益岡徹さんの演技を楽しみにしている。さあ、またのど飴を舐めて、劇場内に入ろう。 pic.twitter.com/g7Q3JXxW

20:26 from Twitter for Android  [ 1 RT ]
幕間はビールではなくアイスティーにした。やっぱりまだ調子が悪い。そう、斜め前で観ているのは市村正親さんだろうか… pic.twitter.com/0QVuIRmx

23:14 from Twitter for Android
朝ドラ『梅ちゃん先生』をかろうじて見続けているのは、松子と真田の不器用な恋の行方が気になるからだ。

by Kozy2inMarchen on Twitter

負傷者16人

今夜は新国立劇場の舞台『負傷者16人』を観た。

舞台は1990年代のオランダ・アムステルダム。パン屋を営む中年ハンスは、馴染みの娼婦ソーニャのところから帰るところで、刺されてのたうち回る青年を見つけ、入院費を出してまで彼を保護した。はじめはそんなハンスに反発していた青年は、彼の優しさに触れ少しずつ心を開いていく。

ハンスの店で働くことになった青年マフムードは、店に出入りするダンサーのノラに恋をし、２人の間には新しい命が宿る。少しずつしあわせに近づく彼らが、幕間を挟んで一転、何かに吸い込まれていくかのようにもがき、苦しんでいく。

1993年、イスラエルのラビン首相とパレスチナ・ＰＬＯのアラファト議長が歴史的な握手を交わした。その光景に中東和平が現実に近づいたと思ったのもつかの間、その２年後にラビン首相は和平に反対するユダヤ人青年に暗殺された。あれから20年が経とうとしているが、事態は一向に変わらず、僕自身もその地への関心を無くしていた。

益岡徹さんは、ハンスの優しさとその裏に隠された苦悩を表情豊かに演じられていた。井上芳雄さんは、青年マフムードの意固地さと素直さを力いっぱい表現していた。ミュージカル畑というイメージを持っている（見たことはないけど…）が、癖を感じることはなかった。ソーニャを演じるあめくみちこさんがハンスを優しく包むシーンは、娼婦の打算と自分自身の心（たぶん）との合間をやわらかく表現していた。ノラを演じる東風万智子さんは、マフムードに対する複雑な思いを、心の揺れを、やはり素直に演じられていた。そして、もう一人の登場人物を演じる粟野史浩さんが登場し舞台が一変すると、その存在感を強く感じた。

そんな彼らに惜しみない拍手を送った。少し目に涙を浮かべながら…

物語の結末はああしかなかったと思うが、だからこそ悲しかった。だが、そこに微かな希望が見えた。もしかしたら100年後も変わらないのではとも思えるが、だからと言って希望を見失ってはいけない。こんな世の中だけど、生まれてもいいことはあまりないかもしれないけど、だったら、仲間と共に希望を作っていってほしい。今の世代の身勝手かもしれないが、そう思う。そう思いながら、ハンスが迎えるマフムードとノラとの間の子どもの誕生の姿を想像してみた。