あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

3年後へ!

2013-09-29 22:07:29 | つぶやき
東京で国体が開催されると知ったのは何年前だろうか。その時はせっかくだから何か観に行こうかと思うくらいだった。

その国体の成年女子バレーボールに久光製薬スプリングスが佐賀県代表として参加する。今日から4日間で、水曜日が決勝だ。次の週末に休暇を取ったこともあり、今日だけしか行けないため予定をして今日に臨んだ。

会場の羽村市には6月に玉川上水沿いを歩くために行った以来で、その時と同じように朝早く家を出た。7時半過ぎに羽村駅に着き、そこから会場まで徒歩で行こうと思っていたが、ボランティアさんから会場行きのシャトルバスが出ているという案内があり、お言葉に甘えバスに乗ることにした。バスに乗っていた時間から「乗って良かった」と実感した。

バレーボールの人気は根強く、バスが会場に着くまで「座って見られるだろうか…」と心配していたが、会場が2か所に分散していたからだろうか、ざっと100人ほどの人たちを見て、心配は消えた。20分ほど並んだあと、ボランティアさんの誘導のおかげもありスムーズに会場に入った。

少し上から俯瞰したいと2階席に向かったものの、手摺の位置が気になり1階席に移った。この時間ロスがなかったらもう少しいい場所に陣取れたかもしれないけど、席を確保できただけでも満足だ。

開会式が終わり第1試合からスプリングスが登場し、埼玉県代表の上尾メディックスと戦った。そして、狩野舞子さんがスタートからセッターとしてコートに立った。正直その美しさに見とれてしまうが、2度のアキレス腱断絶を経験し、海外に活躍の場を求め、そして昨年のロンドンオリンピックに出場するまで、さまざまな苦労を経験してきた。そしてそのロンドンオリンピックも「二枚替え要員」としての出場で、その悔しさは先日放送された『グラジオラスの轍』で彼女自身が述べていた。そんな経験をした彼女だからさらに応援したいと思う。

そんな彼女がロンドンオリンピック後にセッターとして古巣のスプリングスに復帰した時、ネット上でも驚きの声が見られた。だが、僕はロンドン後に彼女がセッターに転向したらと思っていた。あまり見る機会はなかったが、古傷のアキレス腱を庇っている訳ではなかっただろうけど、スパイクに切れがないように感じられた。けれども、ブロックはもとより、レシーブやたまに上げるトスもしなやかに見えた。確か、解説などでも彼女の器用さには評価が高かったように記憶している。

解説者や熱心なファンのような眼力はないけど、彼女のトスにはまだ固さが見られるように思えた。けれども中田久美監督は今シーズンは彼女をもっと使っていこうと思っているのだろう。サマーリーグでも国体予選でも、正セッターの古藤さんではなく彼女がスタートから出場することが多かったようだ。

試合は3-0のストレートでスプリングスが勝利した。主力の大半が全日本に参加する中で頑張ったんじゃないかな。まあ、それは他のメンバーにも言えることで、水田さん、筒井さん、野本さん、石橋さんたちの活躍が光っていた。ただ、3セット目は古藤さんに交代し、そこには中田監督から舞子さんに対するメッセージが込められていたのだろう。ぜひともそのメッセージを消化し、次の試合に繋げて欲しい。

中田監督と舞子さんが目指すのはリオ。だが、そこまでのステップは一歩ずつ進まなければ次に行けない。彼女たちはそれを十分わかっているだろうから、僕はただ遠くから応援し続けよう。

そう、明日に備えて試合後にスプリングスのメンバーが次の試合の1セット目を観に来て、舞子さんが僕の斜め後ろに座った。しばらくして席を移ったが、その時に「昨年はサインありがとう」というひと言が言えなかった(^^;
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