あしたはきっといい日

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戦いの終わり

2011-10-31 23:44:25 | 俯く
パリーグのクライマックスシリーズで、北海道日本ハムファイターズはあっさりと敗退してしまった。リーグ戦終盤の戦いからこの結果を予想するのは容易というか、仕方ないとは思う。だけど、悔しい。

梨田昌孝監督の日本ハムでの4年間は、手を伸ばせば日本一に届くところにいたと思う。でも、あと一歩のところで日本一の旗は梨田さんの手に掴まれることはなかった。リーグ戦の中盤までは首位ホークスと競っていたが、梨田監督の契約更新がないというニュースが流れると共に(と感じたが…)あれよあれよと負け続け、ホークスとの差はもはや一位と二位というものではないようなものとなっていた。なぜそうなったのかはわからない。

今朝の朝刊に、梨田さんの優しすぎるところを批判する記事があった。確かに厳しさは大切だが、それはそれとして、先週の個性を大切にする梨田さんのスタイルは日本ハムというチームには合っていたのだろうと思う。そう、あの近鉄バファローズの魅力もそこにあった。あんなチームはこの先現れないかもしれないが、梨田さんはじめ今も活躍する近鉄バファローズOBを見るたびに、その輝きを微かに感じる。

この4年間、フリーエージェント制による戦力喪失もあり、防御率は高いものの攻撃力は低く、ダルビッシュら投手陣は毎試合大変な苦労をされているだろうことは伝わってきた。そんな戦力を率いてリーグ二位に踏みとどまったのは、先週の活躍もあるが梨田監督の采配によるところは少なくないだろう。

まだ58歳、またどこかのチームを引っ張っていく機会はあると思う。その時も選手に伸び伸びとプレーさせ、その結果リーグ優勝を、そして日本シリーズを制して欲しい。西本幸雄さんや仰木彬さんのDNAを受け継ぐ一人として、いつかきっと!

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