あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

早朝の車窓から

2012-02-25 06:07:00 | 前に進む
夜通し走っていたバスは、最初の停留場、仙台駅を出た。初めての夜行バスは、家やホテルとは比べられないが、思っていたよりも眠ることができた。

仙台に着く少し前、時間調整のため菅生パーキングエリアで止まった。9月に南三陸町に車で行った際もここに車を止めたが、ヘトヘトだった気がする。それに比べたら格段にいい。

夜もまだ明けぬ暗いなか、仙台駅に着いたバスからは3名の方が降りていった。大きな街だからもっと多くの方が降りると思っていたが、僕も含め大半の方々がその先まで乗るようだ。

今年のはじめだったか、池袋から三陸に向かう夜行バスの乗客や運転手さんを追った番組があったが、東京と地元を直結するというところに需要があるのだろう。

もう21年前になるが、当時の友人たちと大学の卒業旅行で九州に行った帰りに、博多から大阪まで寝台特急「なは」という列車に一両付いていた「レガートシート」という座席に乗った。

その頃既に夜行バスがあちこちに走っていたが、JRがそれに対抗する手段として導入したもので、夜行バス同様にフラットに近くリクライニングする3列独立のシートが並ぶものだった。その時によく眠れたかは覚えていないが、今更ながらバスよりも広く快適だったとは思う。

そうした取り組みも効を奏さなかったのだろうか、夜行列車は単に嗜好の対象となりつつある。

移動の快適性を考えたら飛行機や新幹線に、そして、安さや直行の利便性を考えたら夜行バスに、そして自家用車にシフトするのも仕方がないのかもしれない。

そんなことを考えながら窓の外を見ると、チラチラと雪が降っているようだ。あと一時間もかからずに目的地に着くが、2日間笑顔でいれたらいい。
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