東山彰良著 「逃亡作法 - TURD ON THE RUN」を紹介します。
舞台は近未来の日本。
刑法から死刑が消えその代わりに刑務所のある範囲から逃れると目玉が飛び出すアイ・ホッパーなる装置が受刑者に付けられることに。
娘を性的倒錯犯罪者に殺されたパパが復讐の為に刑務所に侵入したもののアイ・ホッパーの解除をするだけに終わり服役者は脱走。
その脱走者達とパパとその他追う者によって繰り広げられる”ドタバタ活劇”
ひとくせある登場人物や脇役達、
そのエピソードが魅力的です。
スピード感がある小説で、映画化は無理かも。
でも、漫画にしたらおもしろそう…。
第1回『このミステリーがすごい!』大賞と読者賞をダブル受賞