「告発のとき」
製作:2007年アメリカ
出演:トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロンジョナサン・タッカー
2004年11月1日、ハンク・ディアフィールドの元に、息子のマイク・ディアフィールドが軍から姿を消したという不穏なニュースが告げられる。
軍人一家で育った息子に限って、無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは妻のジョアンを残し、息子を探すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。
地元警察の女刑事エミリー・サンダースが彼の捜索を手伝い、一歩一歩真実を解き明かしていくのだが、そこには父親の知らない息子の"心の闇"が隠されていた・・・。
行方不明になった息子を探すこの作品は、ミステリー仕立てになってますが、息子は早々に他殺体として発見されます。
その後の、なぜこんなことが起こったのかという事が実は本題です。
映画の中の言葉
『ヒーローをイラクなんかに送るべきじゃない。あそこは酷すぎる。
行く前なら言わなかったけれど、今なら言える。
イラクなんか、核兵器でブッ飛ばせば良い。』
イラク戦争からの帰還兵たちに急増しているPTSD(心的外傷後ストレス障害)が題材の強烈な反戦のメッセージをこめた映画です。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆