@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

佐々木 譲/笑う警官

2009年11月20日 | 小説

佐々木 譲 著 笑う警官を読みました。



札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。

遺体の女性は北海道警察本部生活安全部水村朝美巡査と判明。

容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。

やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。

捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。


2002年に実際に起きた北海道警察による組織ぐるみの汚職事件を基に、警察内部の腐敗した闇を描いた “道警シリーズ”第一弾

警察内部の不祥事に、警察という「村」がどう対応するのか。

また、その構成員である各警官がどう対応するのか。

個性的な面々が揃った有志のメンバーたちが、それぞれの持ち味を生かしながら限られた時間内で活躍する様子が非常に面白く描かれています。

内部を告発(証言)する事を警察内の言葉では「うたう」というそうです。

小説のタイトルはもともと『うたう警官』だったものが、映画化に当たり角川監督のわかりづらいと言う進言で『笑う警官』と改題されたそうですが、本書を読む限りは原題の方がテーマに合っていますね。
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まっち棒 渋谷宮益坂店

2009年11月19日 | ラーメン

Hさんの「渋谷らー麺ロード」シリーズ

今回は「
まっち棒 渋谷宮益坂店」です。

前回紹介した「麺屋 梵天」と同じ宮益坂のラーメン大戦争ビル2階にあります。

和歌山ラーメンとの事ですが、私は和歌山ラーメンを食べるのは今回が初めてです。

どんな味なのでしょう?



券売機で定番の「中華そば」¥680をチョイス。

大盛りはなく、替え玉になるとの事ですが、ランチタイムはその替え玉一個(通常150円)がなんと無料!

店内はカウンターのみで、非常に狭く、そして、臭い!です。 

豚骨臭?がします。 

女性受けはしそうもありませんね。

そして、これが、初体験の和歌山ラーメン中華そば」です。



具は、とろとろチャーシューに、メンマ刻みネギ、そして何故かカマボコ

味玉は追加です。



博多ラーメンのような極細麺に濃い色の豚骨醤油のスープ

スープにちょっと粘りけがあり麺によく絡みます。

多少濃いめの味つけですが、臭さもなく意外とやさしい味でかなり美味い!

追加の味玉も、濃い目の味がしみて尚且つ黄身がとろ~りで激ウマ!

1杯では納まらず、当然のように替え玉を追加!



替え玉を入れてもスープが薄まらず、これまた美味しく戴けました。



中華そば(650円)に半熟味付け玉子(100円)、そして和歌山名物の早すし(180円)が付いた、和歌山セットと云う通常より50円お得なセットもあります。

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山本 一力/銭売り賽蔵

2009年11月18日 | 小説


山本 一力 著 銭売り賽蔵を読みました。



金貨や銀貨を、町民の間で使われる文銭に両替する銭売り

深川でまっとうに商売をする賽蔵たちに対抗して、亀戸にあらたに銭座が開かれることになった。

権力を盾にあらゆる手を使い、深川に食い込もうとする亀戸…。

真摯に得意先に向き合う賽蔵、そしてその気概に応える大店の主人や仲間たち。

商売とは、人と人のつながりとは、思いやりの心とは…


金・銀・銭の「三貨制」であった江戸期には、三貨の間の交換比率が日々変動した。

それゆえ、「両替商」という商売が極めて重要な金融ビジネスとして重きをなした。

そんな江戸期独特の金融制度の中で主人公の賽蔵がのし上がっていく。

知恵を尽くし、誠意を尽くし、ライバルの攻勢をしのぎ、事業を拡大する。

困っているときはお互いさま。」

この言葉が心地よく響く。

江戸の商売人を書かせたら当代随一の山本一力

相変わらず深川の粋心意気を鮮やかに書き切っています。

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ゼロの焦点

2009年11月17日 | 映画


ゼロの焦点

現在公開中

出演:
広末涼子、中谷美紀 、木村多江、西島秀俊、鹿賀丈史

 


見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子

しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。

夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。

憲一のかつての得意先の社長夫人・室田佐知子、そして社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子

2人の女性との出会いが事件のさらなる謎を呼ぶ・・・


松本清張生誕100周年を記念した作品だとか。

荒れた冬の日本海と降りしきる雪をバックに展開するくらーい話です。

驚くような展開はありませんが、じっくり見せます。

特に3人の女優の競演が見所

中谷美紀木村多江存在感と演技は凄い!

広末涼子も新妻と云う役どころに合っています。

特に中谷美紀般若のような形相にはぞっ!とします。

エンドロールに流れる中島みゆき主題歌も圧巻の迫力です。

その前のオンリーユ~はイマイチでしたが・・・。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆

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kirakira BENZ!

2009年11月16日 | イベント

昨日は渋谷で仕事でした。

仕事場へ向かう途中、マルイシティ渋谷店の1階プラザ前に大勢の人集まっていましたので覗いて見ると、このようなキラキラの車が展示されていました。



これは、全面”スワロスキー”でデコレーションされた高級車のベンツ!

スワロスキー」って知ってますか?

ダニエル・スワロフスキーはチェコ出身の
スワロフスキー社の創始者。

父親の工房で修行を積む傍ら30才の時(1892年)にクリスタルカットを精密にするマシーンを開発し、1895年にオーストリア・チロルにD.Swarovski & Co.を設立。



このマシーンの発明により、手仕事の1万倍の速さで均質で、高精度にガラスをカットできるようになり、年間200億個以上のクリスタルストーンを製造販売するトップ企業となりました。



そして今やスワロスキーといえば、クリスタル・カットストーンの代名詞とも言われ、ベルサイユ宮殿に再現されたシャンデリアや日本のホテルでも数多く シャンデリアパーツが使われています。

クリスタルには天然の水晶と、クリスタルガラスがあります。

ガラスは、ケイ石、石炭、ソーダなどを高温で溶かし、混ぜ合わせ製造し、これに酸化鉛を加えることにより、クリスタルガラスが出来上がります。

クリスタルガラス酸化鉛8%程度以上含んだものをクリスタルといい24%程度以上含んだものをフルクリスタルとしています。

スワロフスキー社では酸化鉛30%以上含んだ、透明度の高い「フルレッド・クリスタル」と呼ばれる最高級のクリスタルを製造しているそうです。

酸化鉛は含有量が上がるほど透明度や光の屈折率が高くなり輝きを増すとされています。



このベンツは非売品ながら約1億円!の価値があるという、世界に2台!しかない貴重な“LUXURY CRYSTAL BENZ”だそうです。

ちなみに、マルイシティ渋谷店では今ギャルに話題のキラキラアイテムショップPRINCESS ROOM」を11月一杯OPENさせています。



まあ、おじさんにはまったく関係の無い情報でしたが・・・。

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麺屋 梵天

2009年11月15日 | ラーメン

Hさんの「渋谷らー麺ロード」シリーズ

今回は宮益坂の途中、渋谷郵便局手前にある「麺屋 梵天」です。

麺屋 梵天」が入っているビルは、1階から4階まで全フロアにラーメン店が集積する「ラーメンビル」となっています。

ビルの前面には「ラーメン大戦争」の看板が・・・。



麺屋 梵天」はその1階にあり、店内はカウンター11席のみで入り口横の券売機でメニューを選ぶシステムです。

メニューは、「さかな梵天」(800円)や「黒梵天」「赤梵天」(800円)のほか、「全部のせラーメン」(1,100円)など。

私は「黒梵天」をチョイスしてみました。



もやしやキャベツなどの野菜が山盛りでボリューム感タップリです。

厚切りチャーシューと生玉子ものってます。



麺は太麺。 大盛りにするも無料です。



黒梵天」はイカ墨を使用しており、御覧のようにスープは真っ黒!

食べてみると、麺はシコシコして歯応えがあります。

スープは、豚足や鶏ガラなどの動物系と、数種類の野菜でだしをとっているそうですが「黒梵天」はそのスープにさらにニンニク風味が効いていました。

食べていくとスライスされたニンニクが沢山出てきた!

味はまあまあでしたが、基本的に私はニンニクはそれ程好きじゃないのでメニューのチョイスを間違ったようです。

次回は通常のらーめんにしておきます。

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七つの贈り物

2009年11月14日 | 映画

七つの贈り物

公開:2008年 アメリカ

出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、マイケル・イーリー



男の名前はベン・トーマス

ベン7人の名前が載ったリストを持っている。

彼らは互いに何の関係もない他人同士。

ベンは彼らに近づき、彼らの人生を調べ始める。

そして、ある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしている。

ベン・トーマスとは何者なのか?

彼の目的は何なのか?

そして、贈り物の中身とは…?


過去のある事件によって心に傷を抱えながら生きるトーマス

トーマスが電話で警察に自殺を宣言して、この映画は始まります。

彼が何故そんな事をするのか、そしてその出来事はこれから始まる物語の過去なのか未来なのか、なにも分からない状態で映画は進行する。

はじめから後半までは、どうつながるのかな?と疑問を持ちながら見続けました。

そして後半、「7つの贈り物」が一体なんなのかが判った時に、主人公の考えに共感できるかどうかが、この映画を評価するカギ。

私は評価はです。

この映画のお勧め度:☆☆☆ 
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池上 司/無音潜航

2009年11月13日 | 小説

池上 司 著 
無音潜航を読みました。



核廃棄物を使用した爆弾テロで所沢の航空管制センターが壊滅、日本の空は大混乱に陥った。

ほぼ同時にソウルでも不発弾が発見され、北朝鮮の関与が疑われたことから、極東情勢は一気に緊張する

急報を受け、親善訪問先の大連から帰国の途についた海上自衛隊潜水艦さちしお」。

だが、黄海で謎の遭難者を救助した途端、激しい攻撃を受けた。

司令部との通信も不可能なまま、圧倒的に不利な状況で、必死に祖国へと向かう乗組員たち。

日米中朝の熾烈な謀略に孤立した乗組員の運命は?


池上 司の作品は「
ミッドウェイの刺客」以来の2冊目です。

前作は第二次世界大戦中の史実に基づいた「海軍潜水艦・伊168」の活躍を描いていましたが、本作もフィクションながらかなり面白い。

潜水艦水上艦艇潜水艦哨戒ヘリ、そして日本のディーゼル潜水艦中国の原子力潜水艦の行き詰まる戦いを描く。

優秀な船長に率いられつつも専守防衛という足かせを背負った日本の潜水艦と、これまた中国の職務に忠実で優秀な船長が指揮する中国の潜水艦の攻防。

お互い武器は使用せず、操艦技量と神経戦で凌ぎ合う

息詰まるストーリーに手に汗を握る。

そしラストは、結構感動的。

本当にシーンが目に浮かぶとはこの事だ!
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浅草「東京時代祭り」 その3「浅草シルクプリン」

2009年11月12日 | イベント

東京時代祭り」の行列は「花川戸公園本会場」を出発し「雷門通り」を「国際通り」まで練り歩きます。

沿道には大勢の見物客がいまや遅しと待っています。



いよいよ「東京時代祭り」が始まりました。

東京時代祭り」とは東京、浅草の歴史を隅田川で観音像が見つかった推古天皇の時代から平安→鎌倉→江戸→明治の時代時代をあらわした衣装に身を包んだ市民たちが練り歩くパレードで、今回が21回目に当たります。

まずは金龍山浅草寺にならい、「金龍の舞」が披露されました。







その後も浅草観音示現、平安時代の在原業平東下り、鎌倉時代の源頼朝、江戸時代の徳川家康や大名行列、元禄花見踊り・・・と続きます。











全部の出し物はなんと29チーム!

その参加者は総勢1600名にものぼります。

私は一番観たかったのが「江戸町火消」の「はしご登り」。



子供の頃に消防団の「出初式」で見た事を懐かしく思い出しました。













さらにパレードは、赤穂浪士討ち入り、黒船来航、新撰組、文明開化・・・・と進んでいきます。







すべてのパレードが終わったのは3時過ぎ。

帰路途中で「浅草シルクプリン」のお店を見つけて入店しました。



テイクアウト専門の店内には、ショーケースの中にズラリと色々なプリンが並んでいて、非常に選択に悩みます。



お店のホームページによると、牛乳は低温殺菌牛乳、卵は毎朝届く茨城の奥久慈卵、生クリームは北海道産を使用しているとの事。


人気No.1がシルクプリンで、No.2がチーズとのことで、定番のシルクプリンを購入しました。



プリン自体は、それほど量は多くなく、ガラスのビンに入っています。

シルクと名付けるくらいですから非常に滑らかで、下の方に沈んでいるカラメルソースは若干ほろ苦く、美味しくいただきました。

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浅草「東京時代祭り」その2「大黒屋天麩羅」

2009年11月11日 | グルメ

浅草寺」周辺を散策します。

浅草寺境内も本堂の裏手に廻ると人も少なくかなり静かです。

阿弥陀如来像


影向堂


六地蔵石灯籠


金龍権現


聖観音菩薩像


境内を抜けて徒歩5分で「浅草花やしき」に到着。

浅草花やしき」は1853年(嘉永6年)開園で、日本最古の遊園地とされ、国産初、日本で現存最古のローラーコースターがあります。



花やしき通り」はレトロな雰囲気が漂っています。



伝法院通り」では、「時代祭り」に参加する「金龍の舞」の一団が練り歩いていました。



昭和33年(1958)、本堂再建を記念して創始奉納されたのが「金龍の舞」です。

浅草寺の山号「金龍山」から名をとったこの舞は、『浅草寺縁起』に、観音示現の時「寺辺に天空から金龍が舞い降り、一夜にして千株の松林ができた(現世利益ともなる五穀豊穣の象徴)とあることから創作されたものだそうです。



観音さまを象徴する蓮華珠(れんげしゅ)」が1名、これを守護する金龍」(長さ約18メートル、重さ約88キロ)を8名が操作し、浅草組合花組のお囃子の中、勇壮華麗な舞が披露されます。

その「伝法院通り」にある店の前は御覧のような行列が・・・。



店の前にはごま油の香ばしい匂いがたち込めて食欲をそそります。



大黒屋天麩羅」は明治20年創業で「天丼」で有名なお店です。

時代祭り」が始まるまで、まだ時間がありましたので、その行列に加わる事にしました。

待つ事40分、ようやく店内へ。

歴史を感じさせる内装です。





これが名物の「天丼」。



海老がど~ん!と丼からはみ出しています!!



食べてみると、衣にサクサク感は無く、甘辛いタレに浸されたソフトな口当たりでした。

創業以来受け継がれてきた甘辛く濃厚なタレがこのお店の自慢だそうです。

お腹も一杯になり、いよいよ「時代祭り」の行われる表通りに出ます。

さらに、つづく・・・

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