Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

シカゴにスノー・ストームが来た!

2008-02-01 | アメリカ生活雑感
今日は、ついにスノー・ストームが襲った。朝はそんなに降っていなかったので、ハーパー・カレッジのクラスに行ったが、みるまに雪が激しくなり、予報は当たった。

早く帰らねばと思っていたのだが、ドローイングの作業が終わらない。2つの小さなオブジェに光をあてて、鉛筆で細かく明暗をつけるシェィディングという根気のいる作業だ。一心不乱に鉛筆を走らせる。何も考えず、ひらすら鉛筆を動かす。

ハーパーのスタジオは窓がオープンで、外が見渡せる。細かな雪が降りしきるのが見える。今やっている作業と同じ静謐な白黒の世界だ。

昨日、頑張ってスタジオに来て、1時間半ぐらい作業をもくもくとしたおかげで、みんなに追いついた。ペリーは、昨日はハイで、1人でおどけていた。他のクラスにドローング1を取っていたときのクラスメートを見つけた。そうそう、ジョン・ボンジョビ似のキュートなアメリカ人の男の子だ。そうしたら、その子がいきなり、ペリーのオフィスの前で、堂々と女の子とキスをしている。「What a hell...going on...!」ペリーが叫ぶ!その男の子は堂々とペリーにそのガールフレンドを紹介している。

ハーパーのアートデパートメントで知り合いになったアーティスティックなレベルがかなり高いサンディやカーシャは、「元気?ペリーの言うことをまじめに聞いたらだめよ!」と両方とも同じ冗談を言っている。みんな教授ととても仲が良い。いつ来ても、ここのディパートメントは、自由な雰囲気でいいなあ。

今日は2時半まで作業をして、雪の中を必死で帰ってきたが、子供たちが学校から帰ってくるバスストップがすごい状態で、そのモールへの入り口で、ブレーキがきかず、かなりスライドした。ベテランドライバーであるカズキ君のママも同じ場所で同じ目に合ったという。彼女のように運転がじょうずな人でもこわいと言っているから、どうしようもない。このモールへの入り口は、どこもみんなスライドしているので、かなりの注意が必要だ。こういう雪の状態を、まさに「UGLY」というんだろうね。

今日は、夕方の習い事は行かず、家にいることに決めた。命と引き換えに行くことはないよな。家に帰って、うちの自慢の(?)暖炉をつけたら、落ち着いた。こういう日は、庭のしんしんと降り続く雪景色と立ち上る暖炉の火を交互に見ながら、じっとしているのが一番です。