Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

シカゴ日本人学校中学部保護者会・懇談会に行く・・・重要です!

2008-02-24 | シカゴ日本人学校全日校
昨日は、シカゴ日本人学校中学部の保護者会とクラスの懇談会があった。保護者会が始まる前、待っていたとき、1月のウイスコンシン州のアルパイン・バレーへの一泊のスキー旅行の写真のスライドを音楽と共に大きく映し出してくれるという心憎い演出。みんなの楽しそうな様子が伝わってくる。このときの写真は先生方が撮ってくださったのだが、かなりの枚数で、子供たちの生き生きした様子を知ることができた。それをCDに焼いてくれて、すぐに私たちに回してくださった。いろんなことを先生方がいつもしてくださるので、本当に頭が下がる。

飯塚先生のスキー教室の報告に続いて、中学部長の山田先生が、この一年を振り返った中学部全体の様子や感想を詳しく話してくださった。「みんな頼もしくなったと思う。みんなすべてに対して前向きで、一生懸命。その上すごく素直で、吸収力が強い。我々も、よし、この子らのために一生懸命やろうという力をいただいているので有難い。」と冒頭で、うれしいコメントを言ってくださった。

「3Cから4Cへ・・・つまり、勉強も行事も何事もチャレンジしようと感じたときに、チャレンジをすることを心がけさせた。そのためには、自分自身をチェンジ(変える)しなくてはいけない。自分を変えた後は、チャンピオンになるように、いろんなことにベストを尽くすように言ってきた。その結果、自分たち自身で、いろんなことをやるようになった。つねに何かをやろうと動いている彼らは美しい。」とほめてくださった。

ソーランを振り返って、「(部活のない日本人学校にとって)唯一のクラブ活動のようなものだが、今年は和太鼓を入れ、太鼓をたたいた本人たちも新しいソーランをつくりあげたという感じだった。」と満足気におっしゃった。私たちの息子たち中1は、今年ソーランを初めて踊り、最初はぎこちなかったけど、何回か踊るうちにだんだん慣れてきた感じだった。来年度は新中1を教える立場になるので、頑張ってほしい。新中3を中心に、ソーランもまたまた進化するだろうから、私たちも目が離せない。(去年のジャパン・フェスティバルでの中学部のソーランの様子はUS新聞のコラムでも読める http://www.usshimbun.com/childcare/futaba-soran.html)

クラスの懇談会では、担任の飯塚先生が、みんな勉強に行事に頑張っていることを保護者に伝え、さまざまな受験情報も教えてくださった。飯塚先生によると、中2の5月にある実力テストあたりから、受験も意識させたほうがよく、受験する高校をしっかりリサーチし始めなくてはいけないとのこと。最近は、公立高校の受験システムがかなり昔と変わってきているということで、推薦のやりかたも学校によってさまざまであり、学区が取り払われ、県内のいろんな学校を受けられるようになった県も多くなってきているとのことだ。夏休みに高校の説明会が行われるところが多いので、そういうときに一時帰国して、説明会を聞きに行くよう勧められた。

「ああ、いよいよ受験を意識する年齢になったのだ。」と私たち保護者は、お互い顔を見合わせた。

うちは、まったくまだ日本の高校のことを調べていないので、3月に一時帰国した際に、情報収集しなければと思う。日本人学校は、先生方の対応がいいので、安心だが、シカゴにいるので、日本の情報が限られるため、まずは自分でよく調べないといけない。受験を今まで意識していなかったが、中2になったら、いよいよ子供にとって人生最初の試練に立ち向かう時期に突入していくということだ。

写真は、2007年10月11日、文化祭での中学部全員が踊ったソーランの最後のフィニッシュの姿