今日は、主人の入っている日本人ソフトボールチーム、マリン・ジェッツ(通称MJ)のメンバーの送別会兼歓迎会が、香港カフェであった。
MJは、おそらくアメリカの日本人の野球チームの中でも、最強ではないかと言われるぐらい、野球狂のメンバーがそろっている。統率力のある駒谷キャプテンを中心に、粒ぞろいの野球経験者がいる。
主人は2006年のシーズンから駒谷キャプテンの誘いで入ったのだが、生活は一変した。シーズン中は、自分の余暇は、すべてMJに捧げるという感じで、シカゴ生活の一つの生きがいになった。すぐにキャッチャーでつかってもらい、充実したシーズンを過ごせたようだ。
駒谷さんの奥さん、リカさんは、とても人間ができた方で、二人のお子さんが小さいのに、ご主人の生きがいであるMJをずっとサポートしてきた。私は夫婦そろって大好きなのだが、そのリカさんが、私に「お宅のご主人が一番試合も努力していらっしゃって、本当に一生懸命でした。」とほめてくださった。
そして、MJは、2006年11月、井口選手が監督をするゴールデン・ソックスと軟式野球で対戦した。リカさんと私は、「本当に井口選手は来るんだろうか?みんなとても楽しみにしているのに、来なかったらどうしよう。」とやきもきしながら、半信半疑だった。MJの誇る打順1番の名取ちゃんがいろんな球場を物色して、球場を手配して、準備万端。だって、日本人メジャーリーガーと対戦するのよ、しかもダブルヘッダー、信じられる?
私たちが、シャンバーグのフィールドに着いたときには、井口選手はソックスのメンバーと練習を黙々としていた。聞けば、名取ちゃんたちと一緒に、ライン引きなどを手伝ってくれていたという。ええっ、そんなことまでやってくれたの!
1試合目は、コントロールのいい塩味さんがピッチャーで、勿論キャッチャーは主人だ。たしか、最初の打席の方で、俊足の名取ちゃんが塁にでたとき、とびだしたんだっけ、よく覚えてないけど、2塁に向かうのをサードを守っていた井口選手が1塁の方まで走ってきて、いきなり刺す。そこまでしなくても!と思ったぐらい、はりきっている。
そして、塩味さんと井口選手の対戦。どのくらい緊張したのだろうか。今度聞いてみなくちゃ。主人の話では、実は主人は井口選手のほとんどの打席のスタンスを全部読んで、塩味さんに逆に投げさせたという。結果、井口選手はノーヒット。すごい!主人は!勿論塩味さんの抜群のコントロールが良かったのもいうまでもない!この試合、主人が快心の大きなヒットを打って、勝ち越し打を上げる。妻として、こんな誇らしい日はない。
しかし、なんとなんと予期せぬことに、途中から、井口選手がマウンドに上がる。げっ、井口選手がピッチャー!速い、ズバズバ投げ込む。みんなバットが空を切る。とくに、ピッチャーの塩味さんや主人には、むきになって、容赦なく思い切り速い球を投げる。やっぱりメジャーリーガーじゃん。しかし、1試合目は、MJが勝つ。
2試合目は、最初から井口投手が登板。絶対勝つという感じだった。同点の時に、井口選手が大きなヒットを打ち、ゴールデンソックスが勝利した。井口選手は、心の底から野球を楽しんでいるといった感じで、とてもうれしそうだった。ゴールデンソックスのメンバーはスポーツ記者の方だというが、やはり経験者のようで、野球もうまかった。
井口選手は、本当に本当にかっこよかった!メジャーリーガーのオーラがむんむんでていた。近くでその姿、一挙手一動を堪能した。まわりのカメラの数もすごかった。「夢の対決」MJの人たちはその日の試合のことをそう呼んでいた。
その日の夜、井口選手と父との対決を観た上の息子が、「パパ、もしかしたら、プロになれたんじゃない!」と言ってくれたのだが、主人にとってサイコーにうれしいコメントだったに違いない。
MJは、去年の初参加のエルク・グローブのリーグで、いきなり準優勝をさらう。駒谷キャプテンの話では、このリーグで日本人チームMJのことがかなり話題になっていたという。審判が、「おそらく野球の技術レベルは、リーグでMJがNO.1で、そういうチームがこのリーグに入ってきて、ウェルカムだ。」と言ったという。MJが、決勝戦でアメリカ人の強豪チームに負けたのは、パワーの差だという。しかし、「日本で培ってきた野球の技術では、我々が上だ。」と駒谷さんは続ける。まさに「スモール・ベースボール」を実践しているね。
駒谷キャプテンは、MJを創始し、苦労をのりこえ、さまざまな野球の好きな人たちをリクルートして、素晴らしいチームを作り上げた。その辺のことは、去年ウィークリー・ジャングルに書いた。(今度MJのウェッブサイトにこの記事を載せてもらうので、またみんな読んでください)
私は、一生懸命に野球に打ち込んでいるMJのメンバーが大好きだ。二人の息子たちの試合が重なってなかなかMJの試合の応援に行けないのだが、行ける日はできるだけ応援に行って、みんなの活躍を愛用の一眼レフにおさめようと思っている。
今年度は、MJ、めざせ、リーグ優勝!
MJでは、メンバー募集中なので、興味がある方は、ぜひぜひMJの情報満載のサイトをチェックしてください。http://www.geocities.jp/marine_jets/index.html
MJは、おそらくアメリカの日本人の野球チームの中でも、最強ではないかと言われるぐらい、野球狂のメンバーがそろっている。統率力のある駒谷キャプテンを中心に、粒ぞろいの野球経験者がいる。
主人は2006年のシーズンから駒谷キャプテンの誘いで入ったのだが、生活は一変した。シーズン中は、自分の余暇は、すべてMJに捧げるという感じで、シカゴ生活の一つの生きがいになった。すぐにキャッチャーでつかってもらい、充実したシーズンを過ごせたようだ。
駒谷さんの奥さん、リカさんは、とても人間ができた方で、二人のお子さんが小さいのに、ご主人の生きがいであるMJをずっとサポートしてきた。私は夫婦そろって大好きなのだが、そのリカさんが、私に「お宅のご主人が一番試合も努力していらっしゃって、本当に一生懸命でした。」とほめてくださった。
そして、MJは、2006年11月、井口選手が監督をするゴールデン・ソックスと軟式野球で対戦した。リカさんと私は、「本当に井口選手は来るんだろうか?みんなとても楽しみにしているのに、来なかったらどうしよう。」とやきもきしながら、半信半疑だった。MJの誇る打順1番の名取ちゃんがいろんな球場を物色して、球場を手配して、準備万端。だって、日本人メジャーリーガーと対戦するのよ、しかもダブルヘッダー、信じられる?
私たちが、シャンバーグのフィールドに着いたときには、井口選手はソックスのメンバーと練習を黙々としていた。聞けば、名取ちゃんたちと一緒に、ライン引きなどを手伝ってくれていたという。ええっ、そんなことまでやってくれたの!
1試合目は、コントロールのいい塩味さんがピッチャーで、勿論キャッチャーは主人だ。たしか、最初の打席の方で、俊足の名取ちゃんが塁にでたとき、とびだしたんだっけ、よく覚えてないけど、2塁に向かうのをサードを守っていた井口選手が1塁の方まで走ってきて、いきなり刺す。そこまでしなくても!と思ったぐらい、はりきっている。
そして、塩味さんと井口選手の対戦。どのくらい緊張したのだろうか。今度聞いてみなくちゃ。主人の話では、実は主人は井口選手のほとんどの打席のスタンスを全部読んで、塩味さんに逆に投げさせたという。結果、井口選手はノーヒット。すごい!主人は!勿論塩味さんの抜群のコントロールが良かったのもいうまでもない!この試合、主人が快心の大きなヒットを打って、勝ち越し打を上げる。妻として、こんな誇らしい日はない。
しかし、なんとなんと予期せぬことに、途中から、井口選手がマウンドに上がる。げっ、井口選手がピッチャー!速い、ズバズバ投げ込む。みんなバットが空を切る。とくに、ピッチャーの塩味さんや主人には、むきになって、容赦なく思い切り速い球を投げる。やっぱりメジャーリーガーじゃん。しかし、1試合目は、MJが勝つ。
2試合目は、最初から井口投手が登板。絶対勝つという感じだった。同点の時に、井口選手が大きなヒットを打ち、ゴールデンソックスが勝利した。井口選手は、心の底から野球を楽しんでいるといった感じで、とてもうれしそうだった。ゴールデンソックスのメンバーはスポーツ記者の方だというが、やはり経験者のようで、野球もうまかった。
井口選手は、本当に本当にかっこよかった!メジャーリーガーのオーラがむんむんでていた。近くでその姿、一挙手一動を堪能した。まわりのカメラの数もすごかった。「夢の対決」MJの人たちはその日の試合のことをそう呼んでいた。
その日の夜、井口選手と父との対決を観た上の息子が、「パパ、もしかしたら、プロになれたんじゃない!」と言ってくれたのだが、主人にとってサイコーにうれしいコメントだったに違いない。
MJは、去年の初参加のエルク・グローブのリーグで、いきなり準優勝をさらう。駒谷キャプテンの話では、このリーグで日本人チームMJのことがかなり話題になっていたという。審判が、「おそらく野球の技術レベルは、リーグでMJがNO.1で、そういうチームがこのリーグに入ってきて、ウェルカムだ。」と言ったという。MJが、決勝戦でアメリカ人の強豪チームに負けたのは、パワーの差だという。しかし、「日本で培ってきた野球の技術では、我々が上だ。」と駒谷さんは続ける。まさに「スモール・ベースボール」を実践しているね。
駒谷キャプテンは、MJを創始し、苦労をのりこえ、さまざまな野球の好きな人たちをリクルートして、素晴らしいチームを作り上げた。その辺のことは、去年ウィークリー・ジャングルに書いた。(今度MJのウェッブサイトにこの記事を載せてもらうので、またみんな読んでください)
私は、一生懸命に野球に打ち込んでいるMJのメンバーが大好きだ。二人の息子たちの試合が重なってなかなかMJの試合の応援に行けないのだが、行ける日はできるだけ応援に行って、みんなの活躍を愛用の一眼レフにおさめようと思っている。
今年度は、MJ、めざせ、リーグ優勝!
MJでは、メンバー募集中なので、興味がある方は、ぜひぜひMJの情報満載のサイトをチェックしてください。http://www.geocities.jp/marine_jets/index.html