Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

照子さん、シカゴ郊外で美容師の道16年

2008-02-11 | 美容
今日は、シカゴ郊外北では、おなじみの人気美容師、照子さんに家族4人全員カットしてもらった。照子さんは、ウィーリング(バッファロー・グローブ寄り)の「ヘアズ・アス」という店舗で、他のアメリカ人の美容師の人たちと共に、いつも精力的に働いている。私たちにとって、近所で時間の融通もきき、いろいろなこちらの細かい希望も日本語で聞いてくれるから、照子さんは、いまや私たちのシカゴ生活でなくてはならない存在である。

25年前ぐらいにアメリカに来て、日本語教師をやりながら、レイク・カウンティ・コミュ二ティカレッジのESLでフルタイムで英語を学んで、16年ぐらい前に美容師になったという。こちらで美容師になるためには、美容の専門学校に行かなければならない。そのため英語を理解するために、必死で英語を勉強したというから、筋金入りである。それ以来、この道一筋に賭けていて、一人一人のお客さんを大事にしている。いつも流行のスタイルを追求して、本当にこの仕事が好きで、お客さんに合った髪型をつくるのを楽しんでいるといった感じだ。

とくに宣伝等はしていないようだが、口コミでお客さんは多く、私の友達は、まめにやはり家族で通っているようだ。男性カットもうまく、主人や子供たちは、ちょっと髪の毛がのびると、「照子さんのところに行こう!」と電話をする。次男は、照子さんが髪の毛を洗ってくれるのが、うれしいらしい。小さな頃から、洗髪のときは気持ち良さそうにして、カット中もおとなしくしていた。カットの手際がよく、あっという間に仕上がるので、仕事や勉強で忙しい男性や学生たちはさぞや助かっていることだろう。

ヘアーカラーも迅速かつ丁寧で、上質なウェラを使ってくれるので、髪の毛がまったく痛まず、さらさらになる。照子さんの話では、シカゴ界隈の美容院では、ウェラはあまり使われないらしい。最近、シカゴでは、またボブがはやっているというので、今回はカラーを入れて、ボブにしてもらった。さらさらになって気持ちがいい。なるほど、「ショートヘアー2008」というアメリカの雑誌などを見ると、ボブが多い。照子さんの話だと、アメリカ人は、仕事の面接などに行くときは、おとなしめに見えるボブのスタイルにするケースが多いという。

みんなヘアカットで時々自分のイメージを変え、リフレッシュする。日本のように美容師さんがたくさんいて、囲まれて、マッサージをしてもらったりというような感じではないが、照子さんとおしゃべりをしながら、昔のシカゴ生活のことなども教えてもらったり、いまやバイリンガルとなった息子さんたちの小さいときの苦労話など、とてもためになる。駐在員の奥さんとの付き合いが多い私にとって、貴重な時間でもある。照子さん、いつも元気で、そのカット技術にますます磨きをかけてください。


美容師 都留照子(つるてるこ)Terri Tsuru stylist

http:www.hairbyteruko.com

Hair's Us Salon
31 Huntington Lane
(Dundee Rd - 1 stoplight East of Buffalo Grove Rd)
Wheeling, IL
(30 minutes North of Chicago)

(847) 845 - 4247

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