さて、今日の朝の投稿で、2軒隣の黒人の女の人の車が雪につっこんで、動けなくなり、うちの上の息子が助けたという話を書いたが、似たようなことが今まで過去に2回ほどあった。両方とも、日本人学校のバスストップ内での出来事だ。
私たちがこちらに来て、1年ぐらいたった頃、学校の帰りのお迎えの時、子供たちをバスストップでピックアップして、帰ろうとした瞬間、バス当番さんが、何か叫んでいる。どうしたのかというと、1人の人の車がバスストップのモールに入る入り口で、右側の路肩に思いっきりつっこんでしまい、完全にスタック(雪に埋まって、車が動けない状態)してしまったのだ。どうアクセルを踏んでも、タイヤは空回りし、前に進まない。
数人の人たちが残っていたので、みんなで「どうしよう!」と思案してして、もうトリプルAを呼ぶしかないかという話をしていたら、どこからともなく、トラックが止まる。そして、禿げ上がった、刺青でもいれていそうな、いかにも怪しそうな(日本でいえば、ヤクザっぽい)いかついアメリカ人のおっさんがでてきた。
そして、いかにも「俺がなんとかしてやるから」という感じで、「どうしたのか」と聞いてきた。「なんてやさしいアメリカ人なのか。人はやはり外見で判断しちゃだめね!」と私は感動しながら、彼がどういう行動をとるか期待して見ていた。
そうしたら、ロープを取り出し、「これでこの車につけて、俺のトラックが引っ張るから、少しづつアクセルを踏むんだ。ただし、50ドルだぜ。」とのたまわったのだ。なにー!こいつは、やっぱり、その道の人だったのね。
友達は、子供の習い事で急いでいたようで、しょうがなく、うなずく。結果、見事にトラックはその車を引っ張り、すぐに脱出。やれやれ。50ドルね、払えばいいんでしょ!その時は、この手の人は、雪の日はうろうろしているかと思ったんだけど、それ以来出会ったことがない。
さて、2回目の経験談。去年の今頃だっけ。やはりバスストップのモール内でのこと。友達のお父さんの車のタイヤが穴があった場所にスタックしてしまった。このときは、みんなで囲み、4,5人でその車を押した。なかなか動かない。
その時、いつ見てもカッコいい(ちょっとしぶさもただよう)ミナミちゃんのお父さんが、「毛布がないか」と言って、みんなで毛布をそこに引き、またみんなで押す。ミナミちゃんのお父さんは、このとき、本当に一生懸命にいろいろと手を尽くしていたので、私はその純粋な人助けをする姿にまたまた打たれてしまった。そのスタックした車のご主人の奥さんが、「会社に遅れるから、もういいです。申し訳ないです。」と言うのにもかかわらず、「そんなことはどうでもいい。」と言わんばかりに、必死で車を押していた。そして、その車は無事に抜け出た。その日何人もの人たちが、同じ場所でスタックしたので、次の日、バッファロ・ーグローブの公共の車がでて、その穴を直していた。
二つの対照的なスタック事件だが、基本的にアメリカ人は、困っている人、弱い人に手をさしのべる。キリスト教の精神からきているのだろうが、見てみぬふりをするケースが多い日本人は、見習うべきであろう。
昨日の息子といい、ミナミちゃんのお父さんといい、「みんないい意味でしっかりアメリカナイズしているね。」と主人と二人でうなずきあっていた。でも、なかなか困っている人をとっさに助けるというのは、簡単に見えてむつかしいものだ。
ところで、この人騒がせなバスストップ、ダンディー・ロードとアーリントンハイツ・ロードにあるウオルグリーンのそばなのだが、ダンディー側のウオグリーンに入る入り口が鋭角でとてもせまくなっている。ここに最初のケースはつっこんだのだ。この入り口では、私も含めてみんなスライドしている。要注意の箇所だ。
写真は、うちのガレージの前に息子たちが雪かきをして積み上げた雪。しかし、この雪もあちこちに積まれて、車を運転するときに、視界がせばまり、かなり危険なのよねえ。
私たちがこちらに来て、1年ぐらいたった頃、学校の帰りのお迎えの時、子供たちをバスストップでピックアップして、帰ろうとした瞬間、バス当番さんが、何か叫んでいる。どうしたのかというと、1人の人の車がバスストップのモールに入る入り口で、右側の路肩に思いっきりつっこんでしまい、完全にスタック(雪に埋まって、車が動けない状態)してしまったのだ。どうアクセルを踏んでも、タイヤは空回りし、前に進まない。
数人の人たちが残っていたので、みんなで「どうしよう!」と思案してして、もうトリプルAを呼ぶしかないかという話をしていたら、どこからともなく、トラックが止まる。そして、禿げ上がった、刺青でもいれていそうな、いかにも怪しそうな(日本でいえば、ヤクザっぽい)いかついアメリカ人のおっさんがでてきた。
そして、いかにも「俺がなんとかしてやるから」という感じで、「どうしたのか」と聞いてきた。「なんてやさしいアメリカ人なのか。人はやはり外見で判断しちゃだめね!」と私は感動しながら、彼がどういう行動をとるか期待して見ていた。
そうしたら、ロープを取り出し、「これでこの車につけて、俺のトラックが引っ張るから、少しづつアクセルを踏むんだ。ただし、50ドルだぜ。」とのたまわったのだ。なにー!こいつは、やっぱり、その道の人だったのね。
友達は、子供の習い事で急いでいたようで、しょうがなく、うなずく。結果、見事にトラックはその車を引っ張り、すぐに脱出。やれやれ。50ドルね、払えばいいんでしょ!その時は、この手の人は、雪の日はうろうろしているかと思ったんだけど、それ以来出会ったことがない。
さて、2回目の経験談。去年の今頃だっけ。やはりバスストップのモール内でのこと。友達のお父さんの車のタイヤが穴があった場所にスタックしてしまった。このときは、みんなで囲み、4,5人でその車を押した。なかなか動かない。
その時、いつ見てもカッコいい(ちょっとしぶさもただよう)ミナミちゃんのお父さんが、「毛布がないか」と言って、みんなで毛布をそこに引き、またみんなで押す。ミナミちゃんのお父さんは、このとき、本当に一生懸命にいろいろと手を尽くしていたので、私はその純粋な人助けをする姿にまたまた打たれてしまった。そのスタックした車のご主人の奥さんが、「会社に遅れるから、もういいです。申し訳ないです。」と言うのにもかかわらず、「そんなことはどうでもいい。」と言わんばかりに、必死で車を押していた。そして、その車は無事に抜け出た。その日何人もの人たちが、同じ場所でスタックしたので、次の日、バッファロ・ーグローブの公共の車がでて、その穴を直していた。
二つの対照的なスタック事件だが、基本的にアメリカ人は、困っている人、弱い人に手をさしのべる。キリスト教の精神からきているのだろうが、見てみぬふりをするケースが多い日本人は、見習うべきであろう。
昨日の息子といい、ミナミちゃんのお父さんといい、「みんないい意味でしっかりアメリカナイズしているね。」と主人と二人でうなずきあっていた。でも、なかなか困っている人をとっさに助けるというのは、簡単に見えてむつかしいものだ。
ところで、この人騒がせなバスストップ、ダンディー・ロードとアーリントンハイツ・ロードにあるウオルグリーンのそばなのだが、ダンディー側のウオグリーンに入る入り口が鋭角でとてもせまくなっている。ここに最初のケースはつっこんだのだ。この入り口では、私も含めてみんなスライドしている。要注意の箇所だ。
写真は、うちのガレージの前に息子たちが雪かきをして積み上げた雪。しかし、この雪もあちこちに積まれて、車を運転するときに、視界がせばまり、かなり危険なのよねえ。