山椒魚谷を渡って登ると、林の中にイヌブナの黄葉が
明るい彩を添えています。
頭の上にはウリハダカエデの黄葉や
クマシデの葉が木漏れ日を浴びています。
ようやく営林署道路と呼ばれる林道に到着、奥には工事中通行止めの
表示が出てました。
12時も過ぎたので、ここで昼食することになりました。
この時、あたりを観察していたHSさんが珍しいものを見つけました
大きさは野球のボールぐらいの「黄烏瓜」である。
この「キカラスウリ」の「キ」を「木」だと思った人がいて
話が弾んだ。私も実物を見たのは初めてであった。
リーダーがキカラスウリの中を見せてくれた。
左側にあるのは、誰かが見つけた野生化したキイウイ
サルナシとの違いは周りに毛があることだそうだ。
ようやく加波山神社の山頂拝殿に到着、屋根に丸の中に天を書いた
天狗のマークと、葉うちわのマークが出ている。
ENさんが拝殿や神社の解説をしてくださった
天狗と言っても、役小角とは関係のない別系統の天狗だそうである
そのあと、全員で記念写真を撮ったが、この写真は別に私が撮った
ものなので、私は入っていない。一応モザイクをかけてある。
さてここから山頂にかけてはブナが生育しているので、ブナの実が
ついているか観察したり、探したりして登っていく
岩だらけの登山道で、信者の方か修験者がたてたという竹に紙を
挟んだしるしが連なっている。
最初に到着した加波山神社親宮、なぜか扉に穴があけてある。
のぞいてみた人が「暗くて何も見えないよ」という
その次は、たばこ祭りで有名な「たばこ神社」である。
加波山神社の山頂本殿
本殿の脇には「加波山事件」の「自由の魁(さきがけ)」と
書かれた魁石がある。
加波山三枝祗神社(さえなずみじんじゃ)をめぐり
さらに進むと宿坊があり、その先から桜坊に下山するルートを
降りてきた。
参考までに「加波山神社」のホーページはこちら
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落日の詩、黒雲に隠れた太陽から、温かい光がシャワーのように
降り注いでいた。筑波山の観光案内所前から撮影