鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

インバウンドで賑わう 黒門市場を散策

2018-01-22 18:44:34 | 大阪のミナミ 食の町
大阪のミナミに黒門市場という所がおますんや。

普段はプロの料理人や割烹の板場さんが常連客。

ミナミの高級な料理店などの魚は必ず黒門市場
鉄ちゃん爺やも、昔からそのように聞いてました。

東京のアメ横と同様で年末には一般客も訪れるが
5~6年前までは、ごく静かな市場だったはず。

それだけに新鮮な魚介類なら大阪一でっしゃろな。

その黒門市場がインバウンドで何故か人気が沸騰中!!

(大阪市の マンホールの蓋)


昨年中に大阪府を訪れた外国人は1111万人だとか。

500万人前後から一気に倍増したとの情報でっせ。

経済効果も1.4兆円を軽くオーバーしているとの話。

一時の爆買いから観光客に変化が見られるんだって。

地盤沈下がささやかれた大阪がインバウンドで急上昇!!

喜んでいいのか、騒がしくて不満なのかは不明でっけど。

(黒門市場 入口)




江戸時代の文政年間から鮮魚の売買が始まったとか。

圓明寺というお寺が近くにあって山門が黒塗りだった。

当初は圓明寺市場と呼ばれていたのが、何時の間にか
黒門市場と呼ばれようになったのは、明治の後半から。

1902年(明治35年)黒門市場が始まったとの説も?

圓明寺は明治45年のミナミの大火で焼失してしまい
現在は黒門市場の名前だけが残っているんだって。

大阪人でも黒門市場のルーツを知らない方が大半かも。

(黒門市場の 風景)




外国人が黒門市場の名前を知って押し掛けるようになり
魚介類を食べさせる店や屋台が急激に増えた感じですわ。

黒門市場と言えば「ふぐ」が有名なんでっせ。

流石に「ふぐ」は一匹が7千円~1万円前後はしまぁ。

外国人は見るだけで買う人は殆どおりまへかな。

並んでるのは天然物で下関港の「とらふぐ」でおます。

(黒門市場の ふぐ)




お金持ちの中国人が「ふぐのコース」を食べれば
1人前で2万円前後はすると思いまんねん。

中国人の口には合うのかどうかは知りまへんけど。

刺身である「てっさ」 ふぐの白子で「酢の物」

ふぐ鍋の「てっちり」がメインの料理でっかな。

最後は「ふぐ雑炊」で閉めるというのがコース。

高級な店ではコースで「ふぐ」を1匹使いまんねんで。

鉄ちゃん爺やも現役時代に何度か食べた事おますけど
引退してから約20年近く、ご無沙汰なんですわ。

何せ「ふぐ」の売り上げの50%は大阪府だとの話。

大阪では「ふぐ」を食べたいと言う人が多いようでんな。

(高級な ふぐ料理店 太政=ふとまさ)


ここが東京からお越しになった、お偉さんを接待して
3人で飲み代を含めて6万円ぐらい請求されたはず?

バブル全盛時代で平成がスタートした頃でしたかな。

大阪人の鉄ちゃん爺やでも天然の「ふぐ」を食べたのは
記憶では2~3度ぐらいしか、ないと思いますんや。

(黒門市場で 自撮り)


(黒門市場の賑わい)






日本語が聞こえまへん、中国語が大半のようですわ。

韓国人は高価な魚なので見るだけで素通りかも。

こんな賑わいは大晦日の12月31日だけだったはず。

時代が変わって、大変な変わりようにビックリ!!

立ち食いの店や屋台も中国語しか聞こえてきまへんで。

たこ焼きを食べながら黒門市場を歩くなんてことは
昔は見られなかったはず、変な風景だと感じましたわ。

(黒門市場の 賑わい)






昔は昼間なら料理人さんがチラホラ通るだけでした。

インバウンドの凄まじさを見せつけられましたで。

やはりネットの噂が中国人に広まったんでしょうな。

カニなどはその場で焼いたり刺身で食べれる店も有るとか。

「ふぐ」は生で買っても素人では料理は難しいですわな。

耳障りな中国語の喧騒から黒門市場を退散しまひょ。

表の通りは大阪市内では二番目に有名な「堺筋」でっせ。

(堺筋の 道路標識)


(堺筋は 北行きの一方通行)


(日本橋 ビアホール)


看板だけ古そうだけど、この店は記憶がおまへんな。

店の構えから昭和の時代から在ったとは思えない。

昼間からビールを飲んでいる方が大勢ですわ。

鉄ちゃん爺やは夕方から飲み会なので素通りしまひょ。

(高級 精肉店 関口)


(高級 肉料理 せきぐち)


(ミナミで見つけた 銘板)


この精肉店とお隣りの料理屋は昔から在った記憶が。

ここのコース最低でも5000円で最高が15000円
鉄ちゃん爺やは、ここで「すき焼き」など食べた記憶は無し。

それでは千日前の方へ歩いていくことにしまひょ。

今回はこれでお仕舞にしまっせ。

次回は千日前から道頓堀の賑わいを紹介しまひょ。

ほんなら~ これで、さいなら~🎵
コメント (10)
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