原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【 なぜ身体感覚を磨くことが生きる上で重要なのか? 】

2022-05-30 | 身体/ダンスから学ぶこと
【  なぜ身体感覚を磨くことが生きる上で重要なのか? 】


★ ダンスセラピー 大阪WS vol.24  お申し込み受付中です! 

身体感覚には外部/内部/内臓など、
細分化すると色々ありますが
このWSで扱っているのは
主に外部と内部の感覚です。

外部からの刺激に対して
五感を含め身体の表面はどのような反応を示しているのか。
また、内部ではどういう感じが起きるのか。

刺激の強い社会ゆえに
感覚が鈍っている方は少なくありませんし
それに蓋をしている方も少なくありません。

しかし、「今 自分が何をどう感じているか」
ということをオンタイムで感じられると
自分にとって好ましくない場所を避けることができたり、
無理と我慢を重ねて体調を崩したりすることも
ぐっと減ります。


あるときこんな体験をしました。
友人と話をしている最中、
急に胸のあたりがモヤモヤと不安な感じがして
足がゾクゾクと冷えてきました。
不安になるような話題ではなかったので
おかしいなと思いましたが…
そのあとふと家族にメールをしました。
今から来れば?と。
するとすぐに電話があり、今さっき事故を起こしたとのこと。
幸いにも人身ではなかったので
胸をなでおろしましたが
先ほどの身体の反応はこれだったのか、
と腑に落ちました。

いわゆる「虫の知らせ」ですね。

眠っているときに見る夢と身体は無意識に属するものです。
また、変性意識状態の時も無意識に近づきます。
思考に邪魔されず、入ってくるものを受け取れる領域です。
思考ではなく感覚にフォーカスする身体の作業を続けていくと
自分の心身の状態がずいぶん変化していくのがわかります。

何が本当で何が正しいのか、ということの見分けが難しい
今のような混迷した時代には
自分自身の感覚を磨くというのはとても大切なこと。

そしてそれはグラウンディングしつつというのが必須です。
(意識だけ飛ばして身体がお留守になる変性意識状態だと
都合のいいヴィジョンを見る例も少なくないし、妄想的になりやすい)

「自分の身を守る」というのは
身体の外側に鎧をつけることではなく
内側の感覚を育てることなのだと思うのです。

情報に惑わされずにおかしなことはおかしいと感じる能力も
自ら育てなければなりませんね。

ヴィジョンや直感だけでなく
それに伴う身体がどういう状態になっているのか。
それも観察していくと
自分自身の傾向や強い部分弱い部分などのデータが
明確に蓄積されてきます。

自然とつながることができるとさらに視野が広がります。

大阪WS 、まだまだお申し込み受付中です。
初めての方も歓迎です。

今回は
人間-自然-社会をつなぐ
現代シャーマニズムの技法や
舞踏と微細なエネルギーをつなぐ
技法など行う予定です。

変化と不安の時代にこそ
身体に立ち戻ることを強くお勧め致します。

大阪WS詳細はこちらから!↓

https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/af20138537c4b4ede6902c8490c9af2e



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