原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【10/13-15 エナジーダンス合宿vol.22 レポート】

2023-10-24 | エナジーダンス合宿
2023年度10/13-15「エナジーダンス合宿」vol.22
無事終了致しました。

毎回すごいエネルギーなのだが
今年は予想をはるかに超える
異次元編、とでもいうべき回でありました。
合宿を終えるとへとへとになるけれど
(ひどい時は1ヶ月くらいぼーっとしていた。まるでアマゾン修行から帰った人のように)
少しずつその期間も短くなり、
今年は6日目でやっと文章が書けるように…

*******

感じたことや起きたことはいろいろあれど、
一番大きいものとして
歌舞音曲のチカラ、というもの。
絵、感覚、イメージ、音楽、踊り、声、そして自然の中での時間。
社会的ではないコミュニケーションを媒体として
ここでの3日間をどっぷりと過ごすわけなのだが
食事の時間を除き
ずっと変性意識状態でいたようなものなのだと改めて思う。
(参加の方からも帰途に就いてもその状態が続いていたとの報告があった)

見えない大きな船に皆で乗り込み
あちらとこちらの中間を旅していたような感じだった。
歌舞音曲と自然のチカラが出会い、
組み合わさった時のshamanicな空間は
筆舌に尽しがたく
これぞmedicine(人知を超えたもの)!と感じざるを得なかった。

太古より、全ての信仰のベースには
歌と踊りがある。
それは祈りでもあり祝祭でもあり治療でもあった。
今回はそれがみごとにミックスされた。
therapyの元型としてのshamanismが遺憾なく発揮された。

一昨年あたりから
自分の軸足はtherapyよりもshamanismにある。
もともとその傾向は自覚していたが
抑えていた(つもり)こともあったが
therapyには人間中心/社会中心の側面があり
そこには大きな違和感を覚えていたのだ。

プライバシーの点からここには書けないが
今回はこれぞ奇跡では、ということも起きた。
人間の身体の神秘と素晴らしさを感じる出来事だった。

すべては振動している。そして流れている。
固体も、液体も、気体も。
歌い、踊り、イメージと身体を一致させる時
身体は固体でなくなり粒子と波動になることを
我々は体験した。

それは今まで生きてきた物語から離れることでもあり、
「地球の子」のひとりとしてそこにあることでもあり、
魂と身体が一致した状態でいることが
なんと心地よく幸せなことかをを体感したのだった。
ここにいながらここではないところに同時に存在する
位相の違う場所に行き、そこである存在にコンタクトする
ということが起きたし
harmonyを身体に生じさせると
全員がhealerになるということも体験した。
響き合うことの尊さ、そしてその威力。

すべては歌舞音曲からなのだ。
動きと声のヴァイブスをどう使っていくか、ということで
確実にそこに入れることを確信した。

今回は2018年以来のオギタカ氏に久々に来ていただき
ピアノ、バラフォン、スティールパン、ジャンベを駆使しての
演奏をしていただき(これいつも贅沢すぎる!)
厚い音の波が、さらに我々を細胞レベルから突き動かしていったのだった。

わたしは演劇、映画、ダンス、と
多くの現場を踏んできたけれど
この仕事をするようになってそれらの経験が
リアルに大きな力になっているのを実感している。
あとゴスペルも!

芸能の力はshamanismやすべての信仰の大きなbaseである。
それなしにはあり得ない、と思う。
それらはすべてvibrationだからだ。
医療と芸術はすでに芸術療法という形で出会っているが
それはあくまで治療のためのものである。
わたしが行なっているのは芸術(あるいは芸能)と
ウェルビーイングとの出会いの技法で
それはこの時代に生きるすべての人の
精神的/身体的健康のためでもあり、
魂とつながる方法であると感じている。
失われた魂のかけらを取り戻す方法。

自然を信仰することから
日々の小さな里の行につながり
それを積み重ねてきたことで
自分の技術力がちょっと違うステージに入ったことを感じている。
本当にありがたいことであると同時に
身の引き締まる思いがする。
今年前半は辛い出来事が鉄砲水のようにやってきたが
かろうじてそれに飲み込まれず
自分自身を観察しつつそれを感じながら持ち堪える、
ということを日々続けてきたが
毎年の自分の一番の正念場の合宿で
(試されることはまた起きたけれども)
こんなに素晴らしいgiftをいただけた。

今回参加の皆さま
見守ってくださった大いなる存在
宿泊施設の方々
清里の美しい自然に
改めて最上級の感謝を捧げます。
ありがとうございます。

参加の方々の感想もとても嬉しかった。
掲載許可はいただいているのでいくつか。

「それぞれのpresence(存在)がpresent(贈り物)であるコミュニティはなんて心地がよいのだろう」
「これからの人生、想像を超える辛いことがあったとしても
この場があれば絶対大丈夫。最強のお守りとしてのこの場」
「空っぽだけど満たされている感覚を何度も味わえた。
とにかく楽しかった!ニヤニヤ」
「今までの自分と比べ受け取りの幅や感度が上がった」
「やっぱりここはアジール」

thank you sisters!!




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