誰か一人のために踊る、
ということは今までやったことがなかった。
ということは今までやったことがなかった。
しかし結果的にそうなったのかもしれない。
そうでないかもしれない。
直前まで、何を踊ればいいのかと
珍しく思っていた。
そのままで出た。
いつもの即興スタイル。
ともあれ、
これは彼女に捧げる手紙のようなものだった。
まとまりのない手紙。
終わって何日かした後
家でいつものように祈りの時間を持っていた時
ふと友ちゃんの顔が浮かんだ。
鮮やかな明るいブルーのマッシュルームカットに
ショッキングピンクのヘアバンドをしていた。
そしてなぜか耳がミスタースポックのように尖っている。
いつもの笑顔で。
耳が尖っていたから
やっぱり宇宙人だったのか、
いや敢えてそういう風に見せるとかやりそうだよなとも思った。
私から彼女に贈れるものは言葉ではない踊りしかない。
それだけは確かなこと。
今回の機会をいただいた
メグミさん、JURIさん、ありがとうございました。
色々大変だったと思うけれど
いいグループ展だったね。
集まってくれた方たちと場がとても温かかった。
それもとても良かった。
こういう場を禁じられて久しいよね。
だからこそこういう場を作っていかなければと改めて思った。
鬼籍のヨシタカくんとも話せて嬉しかった。
ぜひ活動を続けてください。
みんな生きて呼吸して
自分の踊りをちゃんと踊るんだよ、死ぬまで。
2021/5/29 新高円寺にて「UFOと人権」
R.I.P Tomo Matsuoka
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