合宿直前、8/2の出来事でした。
先週末より久しぶりの8度越えの熱発、
そして以前手術した患側に痛みが出現。
大切な合宿前になんということか、
と最初は思ったけれど
いやそういう時期だからこその意味があるなと思い
とある方の元に身体からのメッセージを受け取りに行った。
帰り道、
公園の脇を歩いていると
車道に何か黒いものが落ちていて車が避けて走っている。
近づいてみるとカラスだった。
そこにいた小学生に聞くと
電線に触れて感電して落ちたらしい。
車道から拾い上げてみたがぐったりして
くちばしから血を流している。
が、まだ身体は暖かかったので
そこにいた親子連れに近所に動物病院の場所を訊き
そちらに向かった。
親子連れの子どもの方が、
お母さんが付いて行ってあげなさい、と言ったとのことで
道案内してくれた。
自分には土地勘もない不慣れな土地なので助かった。
目指す病院にたどり着くと
「うちは鳥はやっていません」と断られ
近所ですとここです、と小鳥などを扱う動物病院の地図をくれた。
途中、Dr.らしき人が出てきたので
「拍動があるかどうか確かめてもらえませんか」と尋ねると
鳥は全くわからないので、と手も出さなかった。
もらった地図を頼りに歩き出す。
左手にはカラスの身体が載っている。
時々、胸の辺りを触るとまだ暖かいが
感じる拍動が自分の指のものか
カラスのものかはっきりしないので
そのまま歩いた。
近くから「小鳥の病院」に電話をした。
すると「野鳥は扱っていない」という。
野鳥保護センターなら…と先方は言いかけて
「カラスは害獣扱いですので飼育するのでなければ
連れて行っても殺されてしまうかもしれません」
と言う。
盥回しの挙句にこれかよ!と悔しさでいっぱいになり
半泣きな気持ちで商店街を歩いた。
花屋で花を買った。
そして袋をもらってカラスをそこに入れて
また歩いた。
悲しかった。
元の、カラスが落ちていた場所の近くに
公園があり、多くの木がある。
おそらくそこが住処だったと思い
そこに連れて行った。
人目につかない木の下に横たえ
百合の花を供えた。
やはりカラスはもう動かなかった。
まだ若い感じのカラスだった。
また綺麗なカラスに生まれ変わってね、と祈った。
カラスは都会にたくさんいるけれど
その死の姿はほとんど見せない。
そういう意味でもとても稀有なことが起きたのだと感じ。
見せてくれた意味を深く思索した。
弔う際に、一本羽を頂いてきた。
今日はその羽を水で洗い
エタノールで消毒し、
セージで清めた後に
ペルーのシャーマンが使うらしい香油で
いい香りに仕上げました。
カラちゃんも女神山に同行します。
みなさまよろしく。
わたしの肩や頭に止まっていたら
笑いながら教えて下さい。
(なんて書いていたらやっぱり…)
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