原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その3

2024-05-28 | シャーマンズゲート
S様


WS後の1週間は、周りはバタバタしてましたが、個人的にはいつもより落ち着いて過ごすことができた気がします。これもシャーマンWSのおかげかもしれません! シャーマンWSは自分でもびっくりな程、カラダの中が静かになる体験でした。当日お話ししたように、前半が終わる頃には花粉症がすっかり治まりるほどでした。 「自分のからだに初めて触るように触れる」とおっしゃっていたのが印象的で、ゆっくりと感覚を掴みながらワークに参加できました。 その流れもあって、最後の舞踏の歩きでは“中空の骨”とはこんな感覚だろうか?と思えるような不思議な感覚がありました。 自分自身をとても後ろ側から眺めているような、自分のからだが浄瑠璃の人形あるいはカラクリ人形のように自動で動いていくのを感じていました。 同じ和室の風景の中、意識だけが干渉できず眺めているだけで、キョウコさんの声に導かれ、舞踏の文言の通りにからだだけが動いていく。他の参加者の皆さんも目に入っているけれど、きっと違う浄瑠璃の物語の中にいるんだろうなという感じでした。丹田だけが丸い玉のように光っていて、それが原動力で動く器、というか人形というか…。 とても不思議な感覚で、でもあっという間の時間でした。終わってはじめて結構、足腰使ったんだなと、突然息が上がったのも覚えています。 次回もできれば参加したいと思っています!楽しみにしてます。

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感想ありがとうございました!
 あのワークは本当に心身が違う状態になります。 そしてそのためにどういう身体を作れるのか、 というのが毎月のダンスセラピーWSのテーマでもあります。 心身に静けさを取り戻すことを 日常の中でも意識すればできるようになる、 ということを大切に思っています。 上記の感想、「浄瑠璃の物語」という言葉が新鮮でした。 自分自身を眺めてみる、という体験でしたね。

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Y様より

シャーマニズムと身体。どちらも関心のあるテーマでしたので参加させて頂き
ました。
とはいえシャーマニズムはそこまで詳しくありませんが、表現アートセラピー
やプロセスワークも学んできたので関わってきていたと思います。
印象に残ったのは、体をほぐすときの最初の方で言われていた、感覚をルーテ
ィン化せずに毎回新鮮な気持ちでそれと出会うこと、と言う言葉や感覚を細やか
にし感じていく、というようなことです。どちらもこれからより大切にしながら
身につけたいと思いました。
最後の歩行の技法はほんとに普段あまり使わない感覚をフルで使いながら変性
意識に入る感じで、シャーマンティックでセラピューティックだとやりながら感
じました。独特の静寂に入る感じで。
ガラスの目玉、や輪切の体の、あいだを魚の形をした魂が通る、のところの表
現がすごく好きでした。見ているようで見ていない感覚がありました。
私はアーティストとして絵を描くので、こういった感覚を開いていくとどのよ
うに作品が変わっていくのかもすごく興味があります。

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感想ありがとうございました!

身体は自分のもの、と誰もが思っていることですが
身体の神秘についてはよくわからない、という方がほとんどだと思います。
感情と感覚を掘り下げていくことで
超感覚や直感、それこそトランスパーソナルに入っていきます。

ダンスセラピーのWSでもこの10年以上はそこにフォーカスして行なっています。
先日もお話ししましたがそもそもダンスはシャーマニズムの中にあり
あちらとこちらの境目に坐するものと感じます。
身体感覚と言葉は密接な関係にあり
感覚の網の目を細かくしていくと
言葉などの表現の在り方が変わってきます。
感覚の開発や持続をしたいと思われたらまたどうぞおいでくださいませ。


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S様

シャーマニズムワークショップ、ありがとうございました。
とても素晴らしい空間に居られたこと、体験できたこと、感謝いたします。
歩行のワークで感じたこと、後で考えたことついて。
はじめは、ワークに深く没入している身体への集中力と、ぼんやりとした認識の中にしばらくいた感じ。
中盤になって、急に、ぼんやりしていた輪郭がハッキリして、リアリティをまざまざと感じました。「現実に戻ったか?」と思うけれども、どうやら戻ったのは半分だけのよう。ワーク中の「非現実感」を「夢のように感じている状態」ではなく、「非現実感」さえも、「リアル」として感じているような、初めての奇妙な感覚でした。
「お腹が空いた」と思うわたし。晩ごはんを考え始めるわたし。けれども、集中が途切れてしまっているわけではない。焦りもない。
今日というこの日に、様々な地から集まった人たちが、「非現実」を「現実」している空間。そこにわたしもいるという不可思議な喜
上手く言葉にできませんが、この時の感覚が、もしかすると「呪術師の世界を明晰している」ということに近いのではないかと思いました。
歩行の終盤、腰の痛みが出てきました。歩くのやめようかと思うほどでしたが、「歩きたい気持ちが先行する」という言葉を光にして、歩き続けてみました。
パイプとしての身体、わたしはとくに「背骨に風の通り道」という言葉で意識していますが、腰の痛みについて、「長年のつまり」が痛みとして出てきたんだろうな、と思いました。あと、単純に感覚が鈍く硬いのです。
今日のメッセージがフクロウのカードと知って、色々なことを考えてみました。
実は、生理痛が出る場所が、まさに歩行中に痛んだ腰なのです。
わたしにとっての女性性とは、なんだろうか。
これからしばらく、女性性についてアンテナを張って過ごしてみようと思います。
学生時代をともにしたサークルメンバーと、時折集まることがあるので、「性」について様々な視点を持つ彼らと、あらためてもしくはさりげなく、女性性について話題にしてみてもいいのかもしれないなと思いました。
あと、「嬉しかったことを思い出したとき・悲しかったことを思い出したとき」の身体。
嬉しかったことを思い出すとき、まぶたが上がるような、視界が広がるような感じでした。
悲しかったことを思い出すとき、背中が詰まります。ちょうど心臓の裏側あたりで、よく詰まる場所です。日常で、理由がわからず詰まる感じがある場所でもあります。今回、「ああ悲しいのか」とシンプルな感覚を掴むことができました。
ワークの後、何度か「嬉しかったことを思い出す」ことをしてみて、背中のつまりが和らぐのを体感しました。
以前であれば、なかなかぴったり思い出せなかったであろう「嬉しかったこと」が、今ではいくつも思い出せる自分に、成長というか、素晴らしい余裕を感じます。

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感想ありがとうございました!
色々な気づきがあったのですね。 感覚する、ということが細やかになっているのだと思います。 日々の行の賜物ですね。 歩行の時に感じたこと、 まさにそれが変性意識状態と思います。 リアルであることも大事ですが オルタナティブな世界もあるのだ、と認識することで 世界への捉え方が変わります。 その入り口の体験ですね。 「非現実を現実にしている」という一見すると矛盾に思えることが 並存している。それが「ミドルワールド 」です。 (これについては次回のWSで説明します) そしてある種の瞑想では 現実の痛みをどう扱うかにより、それにとらわれない方法を追求している人たちがいますがそれに近いものと思っています。 ごまかすのではなく位相を変える、ということですね。 owl medicineのカードは 知恵/啓示/直感/深い洞察 という意味もあります。













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