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降り組社会の出現。

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過日、小泉首相および猪口邦子特命担当大臣は、ニートやフリーターを、
挑戦しないで待っている人々という意味で「待ち組」と称した。果たして本
当であろうか。挑戦しないで待っていると彼らがいう場合、その「待ってい
る」とは何を指していると理解すればよいのか。
 
 小生は、ニートやフリーターを『降り組』であると考える。ニートやフリータ
ーは、勝った負けたとか、成功した失敗したといった、アチーブメント・パラ
ダイム(勝負モード)から、降りたグループであると言ってよい。決して何か
を待っているのではなく、そのアリーナ(達成価値の世界)から「降りている
のである」。待っていると解釈するのではなく、降りているという現実を直視
しなければならない。加えて、ニートやフリーターはモラトリアムでもない。
モラトリアムは、いつか時期が来れば、達成価値のアリーナに上がるから
である。ただし、モラトリアムも、こうした未来志向のモラトリアンだけでな
く、降り組モラトリアンも広く存在するので、注意が必要だ。

 降り組社会とは、降り組の層が厚くなる社会であり、またそうしたメンタリ
ティーが蔓延する社会でもある。

 キョトンCはそう思う。因みに、小生はこのランキングから降りる気はない。
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